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グァテマラ アンティグア ラ・エスメラルダ農園

テイストテイスト(味わい・風味)
『酸・コク・甘さ』の調和が取れた深煎りです。

グレープフルーツやアプリコット、八朔や甘夏の甘苦い酸と甘みがあり、バタークリームのような密度のある質感が特長。

密度のある質感は、粘性のある舌触で、冷めるほどホワイトチョコ感が表れるでしょう。

» 水と粉の比率を変えれば、酸の表情が変わる
比率は、1:12 ~ 1:15まで、さまざまに変えてみてください。アプリコット感は『比率 1:15』で、バタークリーム感は『比率 1:12』が感じやすくなるでしょう。


» なぜ、甘苦い酸を感じるのか?
濃厚な甘みを感じるのは『イエローブルボン』が産地でブレンドされているからでしょう。さらに、標高が約1,600-1,800mと高く、寒暖差で果実が引き締まっているのも要因のひとつです。

» 寒暖差が与える影響
昼夜温度の差が大きいほど細胞内に糖類と脂質を蓄積する。さらに、夜の温度が低ければ、糖度は上がる傾向にある。1,650mもの高標高は、これら養分を蓄えるのに適した寒暖差がある。

» イエローブルボン品種とは、何か?
この品種はレッドブルボンとアマレロ・デ・ボツカツ(黄色い実をつけるティピカ)の自然交配から派生したものと考えられる。

黄色いチェリーは平均スクリーン16。密度も高く、完熟するまで早い。ただし、強風や大雨によって実が落ちてしまう危険性がある。

栽培に一番最適な標高は、1100-2150mといわれている。




82~84℃のお湯を注げば、冷めるにつれて、質感のあるバタークリーム感やチョコのような余韻が残ります。金属味や粉っぽさに注意!!

柑橘系を想わせる酸もほのかに表れます。

3分以上も じっくり丁寧に淹れると、質感が上がります。ただし、出過ぎになるので注意してください。


深煎りのコーヒーは、90℃以上のお湯で高温抽出をすれば、金属味が出やすくなるから要注意!!

85℃のお湯を注いでも嫌いな味が出なければ、90℃以上で淹れてください。抽出効率がよくコーヒー成分も多く出ます。

どの温度で嫌いな味が感じるかは、ひとによります。金属味や粉っぽさが好きな人もいます。さまざまな抽出温度で試してくださいね。

» 参考
90℃のお湯で注げば、抽出効率が良いので、コーヒー成分も抽出されやすいです。ただし、コーヒーベッドを壊したり削ったりしないでください。

壊せば、あなたの嫌いな味が出ます。







■ 抽出器具
・コーノ ドリッパー
・コーノ 純正フィルター

■ 抽出の基本設計
・コーヒー粉 : 粗挽き 10g
・お湯 140cc
・お湯の温度 90℃
・粉と水(お湯)の比率は 1:14
・できあがり量は、130ccくらい
お湯を120cc・比率1ː12にすれば、濃厚な味わいになりますよ。

■ 淹れ方
① お湯 20cc 均一に回し掛ける。
② 蒸らしなし。
ここから6回に分けて注ぐ。
③ 10cc + 10cc + 10cc + 10cc + 50cc + 30cc
④ 最後のお湯は落とし切る

■ 淹れ方③からのお湯の注ぎ方
・お湯は、素麺ぐらいの細さを想像して注ぐ
・まず 10cc + 10cc + 10cc + 10cc のお湯は、コーヒーポットの口を高く上げて注ぐ
・つぎの50cc のお湯は、コーヒーポットの口をできる限り下げて注ぐ
・最後の30ccのお湯は、コーヒーポットの口を高く上げて注ぐ

高く上げる位置は、お湯が割れる高さから、すぐ下のところ
この位置こそが高攪拌になる

» お湯の太さは 変えない。
» お湯は真ん中に真っすぐ落とす
» お湯は グルグル回さない
» 懸濁液の高さを維持する
» ドリッパーから落ちてくる流量は最後まで変えない

このように注ぐと 渋みを感じにくくなります。

■ グァテマラコーヒー独特の風味を出すには—
③ 10cc + 10cc + 10cc + 10ccのところの攪拌がポイントになります。
攪拌する範囲は『1円玉』ぐらい。
少し過激にお湯をグルグル回してもOK!!
ただし、コーヒーミルによります。
微粉の量が多ければ、コーヒーフィルターの目が詰まるからです。
抽出後半は、お湯を真っすぐ落とすだけにしてください。
こうすれば、グァテマラコーヒー独特の風味が表れると思われます。

■ 3分ほど経過してから飲む
淹れたてのコーヒーを飲めば、熱すぎて味がよくわからなかったりします。「味がわからん。」となれば、3分ほど経過してから飲むといいですよ。

ひとの味蕾は、コーヒーの温度が体温に近くなるほど、甘みを感じやすくなるからです。
» 食べ物の味と温度の関係

» 1回目の味の出方を参考しながら好みの味に近づける
コーヒーは『淹れて飲む』を繰り返しながら好きな味になるようにする飲み物です。1回目の味の出方を参考にして、2回目3回目と好きな味になるように淹れ方を工夫してくださいね。

1回目の抽出から、ベストな味を狙えば、ストレスを感じたりします。(-_-)

店主も1回目で美味しいコーヒーが淹れられる確率は低いです。ただ、味の修正のコツを知っているので、徐々に好きな味に近づくのです。




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グアテマラ・アンティグア
深煎り

グァテマラ アンティグア ラ・エスメラルダ農園 商品コード:CS365

【 販売価格 】¥627(税込)
在庫状態 : 在庫有り
商品オプションをお選びください
挽きの指定
数量   
電球のアイコン 挽き具合の調整もお受けいたします

生産地の特長

ここでは、グァテマラ アンティグア ラ・エスメラルダ農園の商品情報をお伝えします。

仕入先さんが焙煎し、試飲しています。生豆を輸入する専門商社ならではのコメントをお読みください。

読みながら『ダークチョコレート』『完熟した赤ブドウ』『柑橘』など、知らない語彙に出会ったら、検索してみましょう。「こんな食べ物なんだ。こんな表現をするんだ。」と知識を深めてください。

知識を深めれば、コーヒーが味わい深く飲めますよ。

» 仕入先さんによる 2024年産のコメント
ダークチョコレート、完熟した赤ブドウ、柑橘、コーヒーフワラーなど、繊細な質感ながらも何層にも重なるフレーバーを深煎りでもお楽しんでいただけます。
海ノ向こうコーヒー 様 より引用

生産地

精製:水洗式
標高:1,600-1,800m

品種:イエローブルボン
クロップ年:2024年06月入港

乾燥:天日乾燥、パティオ
保管方法:定温倉庫
生産地の詳細
» 熟練の腕が光る、エスメラルダ農園
エスメラルダ農園では、糖度が高く光輝くイエローブルボンを生産しています。

イエローブルボンは、完熟度の判別が難しく、熟練した技術が必要です。

農園では、スタッフに収穫トレーニングをおこないます。伝統的な方法で、品質を重視した加工をおこなっているのです。


» 確かな栽培技術とイエローブルボンへのこだわり
農園では、シェードツリーを活用します。結実を適切に管理するためです。土壌の栄養不足も防いでいます。

丁寧な剪定により風通しを良くし、病虫害対策と収穫量の増加を図っています。

14haの小規模農園ながら、イエローブルボン100%にこだわり、品質を重視した栽培をおこなっているのです。


定温倉庫でコーヒー成分の減少を防ぐ
仕入先が委託している倉庫では、季節に応じて温度や湿度の管理をおこないます。

コーヒー豆は、15℃に設定された定温倉庫で保管され、コーヒー成分の減少を抑えています。

コーヒー成分が保たれていると、3年前に収穫されたコーヒーを飲んでも、味わいの少なさを感じさせません。

もっとも年数が経つにつれ成分は減少します。
次回の販売は未定です
さまざまなスタイルのコーヒーを生産している「エチオピア」。エチオピアのコーヒー豆は、年間をとおして流通しています。

けれども珈琲工房サントスでは、良い状態のコーヒー豆しか扱わない方針です。

次回、商社から入荷情報があっても、販売するかどうかは定かではありません。

次回も品質がよければ販売します。