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珈琲工房サントス 瀬崎 亮一 お知らせ, 当店の珈琲豆について

エスプレッソ用の豆を販売しています。|その2

エスプレッソ用の豆

2020.05.03 更新 | 2016.07.08 公開

エスプレッソ用・アイスコーヒー

このページは、「エスプレッソ用の豆を販売しています。|その2」です。
ここでは、もう一種類エスプレッソ用途としても使用できるコーヒー豆をご紹介しています。

このコーヒーは世界中で取り扱われているエスプレッソと、同じような仕様で作っています。

ただし、同じようと言っても、焙煎機、焙煎する人間、原材料、気候が違えば香味特性も違います。だから「似たような味」と言ったほうが良いのかもしれません。


 岡山県岡山市で販売しているエスプレッソ用

エスプレッソ用コーヒー豆


ご紹介するコーヒー銘柄は、「アイスコーヒー」です。
このコーヒーは普段は夏場にアイスコーヒーとして販売をしていますが、実はエスプレッソ用途としても根強い人気が有るのです。「その1」のページでご紹介したエスプレッソ用のコーヒー豆イタリアンブレンド以上に、ご注文が多いコーヒー豆です。

このコーヒーは、アイスコーヒー用途でもエスプレッソ用途のどちらでも良く合うようにと作っています。

ですから使用用途に応じて、「アイスコーヒーもしくは、エスプレッソ用」として使い分けていただいています。そしてコーヒーのご注文をいただくときにも、使用用途別ポイントのご説明をしています。





また珈琲工房サントスでは、アイスコーヒー用途に使用できる豆は、3種類、焙煎をしています。

下記で、通販でおすすめ・アイスコーヒー豆の選び方の記事をご紹介しておきます。

ご興味のある方は、読んでみてください。詳しく書いてあります。



アイスコーヒー・エスプレッソ用の香味特長としては。

とにかく味に「パンチ(苦味)」が有ります。ですが、「苦すぎるわ!!」という程の苦味ではありません。口に広がるほろ苦さとでも申しましょうか。濃厚ほろ苦なのであります。香りは極深煎りだけに、とても強い。

ほろ苦さをの味付けは。

このコーヒーの特長でも有るほろ苦さを出すためには、どのようにしているかというと。それはブレンド内容と配合比率そして焙煎工程です。

アイスコーヒーの原材料は。

アイスコーヒーの原材料は。
  • コロンビア・スプレモ。(標準品)
  • ブラジル サントス・No.2/18。(標準品)
  • インドネシア・ジャバ・ロブスタ PTP・WIB-1M。(標準品)
最も重要な苦味を付けるコーヒー豆として、インドネシア・ジャバ・ロブスタを配合しています。そして品質とてしは、PTP・WIB-1Mを使用。

品質PTP・WIB-1Mをご説明すると。
  • PTPとは、国の管理のもとに栽培された最等級の国営コーヒー豆。
  • WIB-1Mとは、West Indische Bereiding 西インド諸島式精製法という意味。水洗式を表す。1は格付けNo.1の豆。MはMサイズ。

インドネシア・ジャバ・ロブスタは。

最等級の国営コーヒー豆を使用しているので、品の有る苦味を加えることができます。香味特性は、独特な麦をこがしたような非常に個性的な香りと独特な苦味。

欧州地方のエスプレッソは、この豆がブレンドされていないと、飲んでも「どこか物足りない味」だと評価をされてしまうほど。また欧州地方のエスプレッソに慣れた日本人だと、「この味は違うな」と思うことでしょう。ですからエスプレッソにとっては欠かすことの出来ないインドネシア・ジャバ・ロブスタとなっています。

欧州香味のエスプレッソに近づけようとすると、インドネシア・ジャバ・ロブスタが必要になってきます。しかし当店のアイスコーヒー・エスプレッソ用は欧州香味と比べると、ロブスタの配合割合が少ないのでスッキリ感が有るでしょう。

コロンビアについては。

コロンビアについては、最高等級の「スプレモ」を使用しています。この豆をブレンドすることによって、力強いコクが出せます。
以前「エクセルソ規格」を使用したことも有りますが、深煎りに耐えることができない場面が多々有り、当店では使用禁止です。


ブラジルについては。

ブラジルについては、品質が安定している「No.2/18。」
大手コーヒーロースターではコスト削減のために、等級「No.4/5」を使用してる所も有るようです。当店では、この等級の豆を使うと品質面で極めて重要な問題が発生しますので、こちらも使用禁止です。

アイスコーヒーの焙煎工程は。

コーヒー豆・焙煎

アイスコーヒー豆・焙煎


あまり難しくお話しても、「こりまた、なんのこっちゃ・・」となりますので簡単に。

アイスコーヒーは当店の焙煎機で、焙煎温度210度~215度迄で極深煎りにしています。とても高温で焙煎するので非常に難しいです。コーヒー豆の芯が焦げないはもちろん、排気に細心の注意を払っています。

当店ではコーヒー豆が2ハゼからは、10秒単位で温度上昇時間を管理。もう本当に集中タイムです。「誰も私に話しかけないで、電話もしてこないで。」という状態。とにかく集中して焙煎しています。油断すると、コーヒー豆の芯が焦げてしまいます。


ハンドピック

ハンドピック


そして焼き上がり後は、とにかくハンドピックです。ハンドピックで不純物、欠点豆を取り除きます。この作業をしないと残念なコーヒーとなってしまいます。

そして完成です。
程よい苦味の有るエスプレッソになります。ほろ苦でくどく無く、もう飲めないというコトの無いエスプレッソにが出来上がります。

当店ではこの豆を、エスプレッソ用途、アイスコーヒー用途だけではなく、レギュラードリップしていただいても、美味しく飲めるように配合と焙煎を工夫しています。

ぜひ、ご賞味ください。
そして業務用としても、ご用命ください。



コーヒー豆・お悩みの種類別・解決情報

エスプレッソとは。

エスプレッソ(イタリア語: espresso)は、元は、極深煎りで微細に挽いたコーヒー豆を充填したフィルターに、沸騰水を加圧状態で濾すことで抽出されたコーヒーのこと。
普通のコーヒーカップの半分ほどの大きさのカップで供されるため、デミタスとも呼ばれる(demi は半分、tasse はカップを意味するフランス語)。
出典: エスプレッソとは Wikipediaより引用