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コロンビア カウカ県 サントゥアリオ農園

テイストテイスト(味わい・風味)
24年産のコロンビア カウカ県産のコーヒー豆が入荷しました。

10㎏限定で、深煎りにして販売します。

店主が試飲した感想と
淹れ方のアドバイス
83~85℃くらいのお湯で淹れてみてください。

生マリームやココアを想わせる質感があるでしょう。さらに質感は、良質の酸と複雑に絡みあい、ティラミスを思わせる余韻があります。

深煎りなのに、ほのかな酸を感じるのは『ブルボン品種』で作られているからでしょう。標高も1850m〜2100mと高く、寒暖差で果実が引き締まっているのも要因のひとつです。

ブルボン品種は、ティピカ種から突然変異した品種。ブルボン島で生まれたことが名前の由来。大きさは、小さくて風味が豊かな点が特長。

しっかりとした甘さがあり、スペシャルティコーヒーの市場では好評を得ています。


淹れ方のアドバイス

90~93℃くらいのお湯 » 香り強くココア感が表れる。金属味に注意!!

83℃くらいのお湯 » 酸は明るくキレイな味わいになる。生クリームを想起させるコクは逸品。

» ティラミス感を出すコツ
攪拌する面積を小さくし、苦み成分を少なくすれば、キレイな味わいになります。きれいな味わいにさえすれば、冷めるほどティラミス感が出ますよ。

攪拌する面積を具体的にいえば、直径5mmの大きさです。

苦み成分が少なければ、甘みと酸が上書きされにくくなるので、ティラミスのような感じが出るのです。




じっくり丁寧に注げば、質感が上がります。3分以上も じっくり丁寧に淹れると、出過ぎになるので注意してください。高温抽出は、金属味が出やすくなるから要注意!!

85℃のお湯を注いでも嫌いな味が出なければ、90℃で淹れてください。抽出効率がよくコーヒー成分も多く出ます。

どの温度で嫌いな味が感じるかは、ひとによります。金属味が好きな人もいます。さまざまな抽出温度で試してくださいね。


ちなみに、90℃のお湯で注げば、抽出効率が良いので、コーヒー成分も抽出されやすいです。ただし、コーヒーベッドを壊したり削ったりしないでください。

壊せば、あなたの嫌いな味が出ます。







■ 抽出器具
・コーノ ドリッパー
・コーノ 純正フィルター

■ 抽出の基本設計
・コーヒー粉 : 粗挽き 15g
・お湯 180cc
・お湯の温度 83~85℃
・粉と水(お湯)の比率は 1:12
・できあがり量は、150ccくらい

■ 淹れ方
① お湯 30cc 均一に回し掛ける。
② 蒸らしなし。
ここから3回に分けて注ぐ。
③ 50cc +50cc + 50cc
④最後のお湯は落とし切る
これで飲んでみて、お湯を注ぐ回数や水の分量を工夫する。

■ 淹れ方③からのお湯の注ぎ方
・お湯は、素麺ぐらいの細さを想像して注ぐ
・まず 30cc + 50ccのお湯は、コーヒーポットの口を高く上げて注ぐ
・つぎの50ccのお湯は、コーヒーポットの口をできる限り下げて注ぐ
・最後の50ccのお湯は、コーヒーポットの口を高く上げて注ぐ

高く上げる位置は、お湯が割れる高さから、すぐ下のところ
この位置こそが高攪拌になる

» お湯の太さは 変えない。
» お湯は真ん中に真っすぐ落とす
» お湯は グルグル回さない
» 懸濁液の高さを維持する
» ドリッパーから落ちてくる流量は最後まで変えない

このように注ぐと 過度な苦味や渋みがなく、甘い余韻が出ますよ。

■ 3分ほど経過してから飲む
淹れたてのコーヒーを飲めば、熱すぎて味がよくわからなかったりします。「味がわからん。」となれば、3分ほど経過してから飲むといいですよ。

ひとの味蕾は、コーヒーの温度が体温に近くなるほど、甘みを感じやすくなるからです。
» 食べ物の味と温度の関係

» 1回目の味の出方を参考しながら好みの味に近づける
コーヒーは『淹れて飲む』を繰り返しながら好きな味になるようにする飲み物です。1回目の味の出方を参考にして、2回目3回目と好きな味になるように淹れ方を工夫してくださいね。

1回目の抽出からベストな味を狙うとストレスにを感じたりします。(-_-)

店主も1回目で美味しいコーヒーが淹れられる確率は低いです。ただ、味の修正のコツを知っているので、徐々に好きな味に近づくのです。




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コロンビア
深煎り

コロンビア カウカ県 サントゥアリオ農園 商品コード:CS359

【 販売価格 】¥627(税込)
在庫状態 : 売り切れ
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『 コロンビア カウカ県 サントゥアリオ農園 』は在庫を切らしております。
電球のアイコン 挽き具合の調整もお受けいたします

生産地の特長

ここでは、コロンビア  カウカ県 サントゥアリオ農園の商品情報をお伝えします。

このコーヒーを仕入先さんが焙煎し、試飲しています。まずは、生豆を輸入する専門商社ならではの味わい表現をお読みください。
» 味わい表現
・レッドアップル
・マンダリンオレンジ
・ストーンフルーツ

味わいの引き出しが多い専門商社さん。あなたの知らない語彙がバンバン登場しますよね。知らない語彙に出会ったら、検索してみましょう。

こんな食べ物なんだ。こんな表現をするんだ。」と知識を深めてください。

知識を深めると、コーヒーが味わい深く飲めますよ。
仕入先さん情報
» コロンビア  カウカ県 サントゥアリオ農園について
コロンビア・ポパヤンは山岳地帯が多く、日照・降水量・標高・土壌といったコーヒー栽培の好条件の揃った特産地です。

サントゥアリオ農園はポパヤン高原に位置し、南東にはプラケ火山(標高4,646m)を望みます。

農園主カミーロ・メリサルデ氏は、古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーの復活を目指し、なおかつ完全にサスティナブルな条件のもと、一から農園を設計し1999年に農園作りをスタートさせました。


サントゥアリオ農園では、当初からスペシャルティコーヒー、すなわち「至高のコロンビアマイルド」を目指し、苗木の播種から収穫、精選にいたるまで非常に高いクオリティを持った作業マニュアルを作り上げています。

農園は標高1,850-2,100mの丘陵地にあり、敷地面積は260ha、このうち約188haにコーヒーが栽培されています。


農園には、豊かな森林が広がり、多様な野生動物の住処となっています。

農園は、小さな区画に分けて整備されており、作業の記録や管理もしっかりと行われています。

シェードツリーには、マメ科の植物を植え、施肥管理は有機肥料の投与のみを行い、また、標高が高いため害虫の問題は皆無で、農薬の散布は行っていません。

農園の従業員や近隣の地域社会への貢献も積極的に行っています。
株式会社ワタル 様 より引用

産地情報

国:コロンビア
エリア:カウカ県 ポパヤン

農園名:サントゥアリオ農園
生産者:カミーロ・メリサルデ

標高:1850m〜2100m
品種:ブルボン

生産処理:フリーウォッシュド

収穫年度:2024年

定温倉庫でコーヒー成分の減少を防ぐ
仕入先が委託している倉庫では、季節に応じて温度や湿度の管理をおこないます。

コーヒー豆は、15℃に設定された定温倉庫で保管され、コーヒー成分の減少を抑えています。

コーヒー成分が保たれていれば、3年前に収穫されたコーヒーを飲んでも味わいの少なさを感じさせません。

もっとも成分だけで言えば新穀は多く、年数が経つにつれ減少します。