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ペルー カハマルカ地区 ナランジャ村

テイストテイスト(味わい・風味)
飲みやすく なめらかなコクで、文旦や八朔など柑橘系の甘酸っぱさと黒糖感のある甘みが絡みあいます。

甘みは、キャラメルや黒糖のよう。注ぐお湯の温度により、甘苦さの表情が変ります。


» なぜ、黒糖のような甘みが表れるのか?
黒糖を感じるのは『カトゥーラ・ティピカ・ブルボン』の3品種がブレンドされているからでしょう。さらに、標高が約1,800-1,950mと高く寒暖差も大きいため、種が脂質と酸をたっぷり蓄えているのも要因のひとつ。

さらにもうひとつ、真っ⾚な完熟チェリーだけを収穫しているのも要因です。

種に養分がたくさんあれば、中煎りにしてもコーヒー成分が残るため、脂質と酸が複雑にからみます。冷めるほど、甘みとコクの複雑さが感じられるのです。


淹れ方のアドバイス

» 粉と水の比率を変えれば味わいが変わる
粉の量を固定して、溶媒(お湯)の量を変えてみましょう。
・1ː15 » 10gː150cc
・1ː16 » 10gː160cc
・1ː17 » 10gː170cc

お湯の量が増えれば、お湯はコーヒー成分を多く取り込みます。味わいは、甘みと酸が複雑に絡みあい、八朔の余韻が続くでしょう。

店主オススメは、1ː17の比率。お試しくださいませ。


» 注ぐお湯の温度で味わいが変わる
93℃くらいのお湯を注げば、冷めるにつれて、八朔のようなホロ甘苦さや黒糖感のある甘みがあります。高温抽出は、苦み傾向になりやすいので要注意!!

85℃くらいのお湯を注げば、味がきれいになり、キャラメルや黒糖のような甘みがわかりやすくなります。

コーヒーを淹れて3分経過したのち飲めば、黒糖のような甘みがよくわかりますよ。温度が下がれば、味蕾が甘味を感じやすくなるからです。




じっくり丁寧に注げば、質感が上がります。3分以上かけて丁寧に淹れると、渋みが増えるので要注意!!

95℃以上のお湯を注げば、苦味や渋みが出やすくなります。

渋みを感じないためには、コーヒーベッドを壊したり削ったりしない淹れ方を練習してくださいね。


85℃のお湯を注いで渋みなど嫌いな味が出なければ、90℃のお湯で淹れてください。抽出効率がよくなりますよ。

ただし、苦み渋みが出れば、お湯の温度を下げればいいです。出過ぎた味は感じなくなるでしょう。







■ 抽出器具
・コーノ ドリッパー
名門2人用フィルターを使用
・コーノ 純正フィルター

■ 抽出の基本設計
・コーヒー粉 : 中粗挽き 20g
・お湯 340cc
・お湯の温度 88℃
・粉と水(お湯)の比率は 1:17
・できあがり量は、300ccくらい

■ 淹れ方
① お湯 40cc 均一に回し掛ける。
② すぐつぎに 10cc 均一に回し掛ける。
③ 蒸らしなし。
ここから3回に分けて注ぐ。
③ 86cc +102cc + 102cc
④最後のお湯は落とし切る

■ 淹れ方③からのお湯の注ぎ方
・お湯は、素麺ぐらいの細さを想像して注ぐ
・まず 86cc のお湯は、コーヒーポットの口をできる限り下げて注ぐ
・つぎの102ccのお湯は、コーヒーポットの口を高く上げて注ぐ
・最後の102ccのお湯は、コーヒーポットの口を高く上げて注ぐ

高く上げる位置は、お湯が割れる高さから、すぐ下のところ
この位置こそが高攪拌になる

» お湯の太さは 86ccは細く、102ccからは太くする
* 迂回するお湯に注意!! 渋みが落ちる
» お湯は真ん中に真っすぐ落とす
» 懸濁液の高さを維持する

このように注ぐと 過度な粉っぽさや渋みがなく、フルーティーな余韻が出ますよ。

■ 3分ほど経過してから飲む
淹れたてのコーヒーを飲めば、熱すぎて味がよくわからなかったりします。「味がわからん。」となれば、3分ほど経過してから飲むといいですよ。

ひとの味蕾は、コーヒーの温度が体温に近くなるほど、甘みを感じやすくなるからです。
» 口腔内への温度提示と食品の温度が食体験と味覚に与える影響

» 1回目の味の出方を参考しながら好みの味に近づける
コーヒーは『淹れて飲む』を繰り返しながら好きな味になるようにする飲み物です。1回目の味の出方を参考にして、2回目3回目と好きな味になるように淹れ方を工夫してくださいね。

1回目の抽出から、ベストな味を狙えば、ストレスを感じたりします。(-_-)

店主も1回目で美味しいコーヒーが淹れられる確率は低いです。ただ、味の修正のコツを知っているので、徐々に好きな味に近づくのです。




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coffee
中煎り

ペルー カハマルカ地区 ナランジャ村 商品コード:CS382

【 販売価格 】¥681(税込)
在庫状態 : 在庫有り
商品オプションをお選びください
挽きの指定
数量   
電球のアイコン 挽き具合の調整もお受けいたします

生産地の特長

ここでは、ペルー カハマルカ地区 ナランジャ村の商品情報をお伝えします。

» 仕入先さん情報
ペルー北部の農家さんと⼀緒にスペシャルティコーヒーを作り始めて早や5年が経ちます。

収穫精度(真っ⾚な完熟チェリーだけを収穫)の⼤切さから始まり、発酵する⽔洗の時間をpHを計測しながら気候や⽴地に応じて調整しています。気温や湿度にも気を配り、ゆっくりとした乾燥を促しています。

これらを毎年少しずつ改善しながら、少しでも美味しいコーヒーができる様にコツコツと努⼒を続けてきました。


他国からの訪問者に慣れていない農家さん達は、恥ずかしがり屋で最初はよそよそしい態度でした。けれども今では、毎年訪問するたびに歓迎して貰え、また前年の品質評価や、今年の新たな取り組みを楽しみに待ってくれています。

村の名前Naranja (スペイン語でオレンジの意)にちなむわけではないのですが、上質で綺麗な柑橘系の酸味と円やかな⽢味が特徴の農家さん達の努⼒が実った美味しいコーヒーを是⾮お楽しみください。

生産地

地域ːCajamarca La Naranja
標高ː1,800-1,950m

品種ːCaturra, Typica, Bourbon

精製方法ː伝統的な発酵⽔洗 36-48時間
乾燥方法ː天⽇乾燥10-13⽇

保管方法ː定温倉庫

定温倉庫でコーヒー成分の減少を防ぐ
仕入先が委託している倉庫では、季節に応じて温度や湿度の管理をおこないます。

コーヒー豆は、15℃に設定された定温倉庫で保管され、コーヒー成分の減少を抑えています。

コーヒー成分が保たれていると、3年前に収穫されたコーヒーを飲んでも、味わいの少なさを感じさせません。

もっとも年数が経つにつれ成分は減少します。

次回の販売は未定です
さまざまなスタイルのコーヒーを生産している「ペルー」。ペルーのコーヒー豆は、年間をとおして流通しています。

けれども珈琲工房サントスでは、良い状態のコーヒー豆しか扱わない方針です。

次回、商社から入荷情報があっても、販売するかどうかは定かではありません。

次回も品質がよければ販売します。