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珈琲工房サントス 瀬崎 亮一 珈琲のお悩み解決情報, 飲食店を開業される方へ

コーヒー豆のニューヨークコーヒーマーケットと相場情報【2023年】

NYコーヒーマーケット・コーヒー豆相場

2023.07.20 更新
緊急 コーヒー相場情報・2023/07/20・追記
自家焙煎店の経営をしていると、每日 気にかけているのがコーヒー豆相場の基になるニューヨークコーヒーマーケット情報。

2023年5月初旬 時点のコーヒー豆相場情報や農園情報がお取引さんから届きました。


2023年初頭から、コーヒー豆相場を気にしている人は多いでしょう。

あなたがコーヒー豆を業務用としてカフェや喫茶店でお使いならば、コーヒー豆価格が上がると困りますよね。ご自宅で飲むコーヒーの値段も上がれば、悩みも増えます。


そこで、本稿では気になるコーヒー豆 国際相場情報を、仕入先さんからの最新情報をもとに、コーヒーマーケット価格や市況観をタイムリーにお伝えします。

さらに、コーヒー相場情報にくわしくなれば、仕入先から値上げの話があっても、交渉のネタにもなります。
ダイジェスト
知識が増える2つの情報
  
» NY市場の情報がわかる
  • コーヒー生産国の地政学がわかる
  • コーヒーマーケット価格と市況観、生育状態と収穫高、農園状況と方針がわかる
  • コーヒー販売と消費動向のもとになる景気状況と需給動向がわかる



» 珈琲の卸価格のもとになる
情報がわかる

  • 問屋や卸売業者が、納入原価を決めるもとになっている景気情勢と街角景気がわかる
  • カフェや喫茶店など外食産業で取引されている相場と卸値がわかる
  • 小売店むけでは、納品単価の仕組みがわかる

本稿を読み終わったあとには、カフェでは仕入計画の見直しや、販売方法の再点検に活用できます。それから、家庭用のコーヒーでは、飲んで価値あるコーヒーを自家焙煎店で選べるようにもなるでしょう。

気にいったコーヒーが選べたならば、コーヒーのおいしさも増します。


それでは、店主がアンテナを張って情報収集した内容を、あなたにお伝えします。

気になる知識を手に入れたあとは、もっと知識が欲しくなるもの。珈琲のお悩み解決情報を読んでいただければ、きっとお役に立ちます。


コーヒー豆情報が満載
珈琲のお悩み解決情報 >>

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ニューヨークコーヒーマーケットとコーヒーロースターの関係

コーヒーロースターは、日本では自家焙煎店と呼ばれています。彼ら自家焙煎店は、NYコーヒーマーケット価格にとても敏感です。

なぜなら、価格に敏感にならないと、利益が計画書のとおり達成しないからです。


世界気象情報、地政学情報そしてコーヒー豆相場情報を常に気にかけていないと、コーヒー生豆の仕入れ単価に大きく影響が出てしまいます。


コーヒー豆相場にもっとも影響するのは、最大の産地国であるブラジルの異常気象や他の自然災害です。異常気象や自然災害は、コーヒー豆の国際相場と密接な関係があるからです。

くわえて、実際の需要と供給バランスは市場価格に影響しています。投機筋は、アラビカ種とロブスタ種の消費動向も考えて資金を投入します。


これらを知っておかないとコーヒー販売コストに占める、原料費がおおきくなりかねません。そのため、自家焙煎店にとって、コーヒー豆国際相場は要チェック事項です。

きっと、相場情報が夢にまで出てきている経営者は多いでしょう。


店主も、毎日 相場情報を確かめて、 珈琲工房サントスの業務用価格を考えています。

【コーヒー相場情報】
仕入先さん緊急情報・追加

ブラジル産地 35%から40%近くが
収穫された
2023/07/20

ブラジルの主要コーヒー産地では、現在までに35%から40%近くが収穫されました。アラビカ種とコニロン種(カネフォラ種またはロブスタ種)の収穫は、順調です。

前線の影響で、ときおり雨が降り冷え込んだものの、天候は良好なので問題はありません。


コニロンの収穫は最終段階にあり、農家は明るい笑顔を見せています。

ロブスタの国際価格がまだ高いだけでなく、数量も非常に期待できそうです。数量が多いので、これらの地域の多くの農家が将来コニロンの作付けを拡大する後押しになるに違いないでしょう。

ブラジル人のなかには、数年後にはベトナムを凌ぐだろうと自信満々な者もいます。

エチオピアコーヒー入荷遅れが常態化
2023/07/09

エチオピアのコーヒー輸出業者は、期待された輸出の急増が見られないなか、政府からの圧力の高まりに苦慮しています。

このジレンマは、国際的なバイヤーが買いたいと思う価格をはるかに上回る国内価格が維持されていることを考えれば、当然でしょう。

その結果、輸出ペースの低迷は、高価格コーヒーの買い手を見つけることが困難になっているのです。


さらに、輸出業者の苦悩に拍車をかけているのが輸出ビジネスの円滑な流れを妨げる官僚的なハードルと物流のボトルネックです。

ボトルネックのひとつである大雨は、土砂崩れを引き起こし、道路が被害を受けました。酷い土砂崩れのため、コーヒーを内陸部からアディスアベバに運ぶことが困難になっています。

大雨でトラックの到着が遅れると、コーヒーが傷んで追加乾燥が必要になる恐れがあり、遅れは常態化しています。

ブラジル産2023年産の収穫が
危ぶまれる
2023/05/03

ブラジル・アラビカコーヒー生産地では、降雨量により2023年産の収穫が危ぶまれる声が上がり始めました。

ブラジル・アラビカ種の生産者は、ここ数年で最も雨の多い4月を経験したからです。

シスメット気象観測所・クーシューペで収集されたデータによると、雨は4月末までに、過去の月間降水量を上回っています。


» 具体例を挙げます
  • カルモ・ド・リオ・クラロ地区では、予想平均が89.4mmであるのに対し、すでに140mmを超える量が降った。
  • カコンデでは、予想平均が70.05mmであるのに対し、140.80mmに達した。
  • セラード・ミネイロの地域では、予想平均値の2倍以上の雨量が降った。


生産者がいままだ期待していたこの雨は、雨量が多すぎて、2023年の収穫の進行を妨げ始めるかもしれません。

事実、ブラジル国内の主要生産地では、まだ収穫ペースが遅いです。

ここ数週間の不安定な天候が一部の地域で収穫を遅らせているからです。


2023年の収穫への影響を述べるのはまだ早いです。

ただし、降雨量が多すぎるために、一部の果実が落下しています。

このまま雨が降り続くと、作物の品質が懸念されるでしょう。

2023年後半に大収穫の期待がある
2023/03/17

3月現在、コロンビア産地は、全国的に収穫のあいまの時期です。

ラニーニャ現象で2年間も雨が続いた1月までのコロンビア産地。2月になると、雨から乾燥した気候に変わり、雨の日よりも晴れの日が多くなりました。


晴れの日が多くなったためコロンビアでは、2月から3月にかけて、コーヒーの木に大きな開花がありました。

コロンビアでは、ここ2~3年は集中的な開花とはならず、年間を通じて散発的な開花になり、コーヒー収穫も散発的でした。ここまでの開花は、2023年後半に大収穫があることを示しています。


生産者は、前期の収穫が始まるまえに、その年の最初のチェリーの収穫に追われています。

彼らは現在、施肥や害虫管理、雑草の対策に力を注いでいます。くわえて、改修や新しい作物の植え付けをおこなっている農園もあります。


南部のナリーニョ県やカウカ県など、前期に一度だけ収穫がある県では、予想される例年5月ごろに収穫が始まります。ただ今年は、1ヶ月早く始まる見込みです。

コロンビアでは、昨年と同様の数量が予想されます。


農園の標高によって、新たな開花が見られるかもしれません。この時期の作物の発育については、気象状況に左右されるのです。



2022/11/23
ラニーニャが戻ってきた
コロンビアでは、雨続きが治まり、何週間か日差しが続きました。けれども、太陽の日差しは長続きしません。

コロンビアのコーヒー畑に再びラニーニャが大量の雨を降らせに戻って来たのです。


ここでは、昨シーズンにすでに大量の雨の影響を被っています。

農家や農業従事者が畑にアクセスするのが難しいだけでなく、木やコーヒーチェリーも過剰な水分量に悩まされ続けています。


雨が多いと収穫後の工程も困難になります。パーチメントを脱脂、そして発酵と洗浄したのち、適切に乾燥させなければならないからです。

コーヒーチェリーの乾燥には、乾燥した天候と日照時間が必要なのです。


コロンビアの天気予報によると、今年は年末まで雨が続くようです。このような雨続きにもかかわらず、6つの主要コーヒー生産地では収穫が進んでいます。

6つの主要コーヒー生産地
  • シエラネバダ・デ・サンタマルタ
  • サンタンデール
  • エヘ・カフェテロ
  • アンティオキア
  • トリマ
  • ウイラ
この6つの産地では、依然として課題なのは、湿ったパーチメントを乾燥させることです。

コロンビアがロブスタ種を生産する
「コロンビアからビッグニュースが飛び込んできました!」と仕入先さんがこう伝えてくれました。


コロンビアの新大統領は『グスタボ・ペトロ氏』。

政権の財務副大臣のゴンサロ・ヘルナンデス氏は、こう述べています。

「ペトロ新大統領は、オリノキア地方の東部平原ロブスタ種の農園を推進しようと考えています。ロブスタ種が生産されると、いままで180万袋の輸入に頼っていたコーヒーが不要になるからです。自国で生産されたロブスタ種を国内消費に回す考えです。」


このロブスタ種・自国生産の計画が実行されれば、世界の供給量に大きな影響を与えるでしょう。なぜなら、世界最大のコーヒー産地のひとつであるコロンビアがロブスタ種をリスクヘッジに加えるからです。

さらに、FNCの予算がロブスタ種にも割り当てられれば、ロブスタ種の研究開発が活発になるでしょう。

価格差のみが堅調に推移する
マンデリン
2022/11/15

インドネシア スマトラ島の生産状況が仕入先さんより入りました。

もっか国際相場が下落中の11/15。

「いい話もあれば、まだまだだな—。と感じる話を持ってきました。」と店主に以下のように伝えてくれました。

仕入先さんの情報より
マンデリンの主要な生産地である『インドネシア スマトラ島』。ここでは、22/23年産の精製作業が始まりました。

コーヒードライミルへ届く初回のコーヒー豆は、品質が良いようです。さらに、搬入量も順調です。


これからドライミルは、活発に活動し、新シーズンの最初のサンプルを作り始めます。

新鮮なサンプルが日本へ届くのを楽しみにしています。


出荷する港湾の状況は、変わらず。

ただ、大きなネックになっているのは、食品用コンテナの供給量です。コンテナ不足が続けば、出荷の遅延が発生するかもしれません。


価格は、国際アラビカコーヒー相場とほぼ同じように下落しています。下落に対して、ディファレンシャル(価格差)のみが堅調に推移しています。

ディファレンシャルが大きければ、価格は期待するほど下がらないと思われます。

補足 – G20サミットは国際貿易に影響する
G20サミットが開催されている、美しい島『バリ島』。今回は、アメリカのジョー・バイデン大統領と中国の習近平氏が直接会談します。

国際貿易から台湾に至るまで、多くの問題を議論しました。国際社会にとって、いい着地点が見つかりますように。



2022/10/21

産地の不作により投機筋が食いつき、さらに円安も進行しコーヒーを取り巻く話題は、数えきれないくらいあります。

このような、さんざんな目にあっているコーヒー業界。

暗い話題ばかりではなく、安堵感のある情報が仕入先さんより入りました。

仕入先さんの情報より
今シーズンのエチオピア発のコンテナ出荷が終了しました。

物流の中心は、エチオピアから次の生産国であるペルーやブラジル、そしてコロンビアへと移っています。

コーヒーを取り巻く環境は、インフレや労働者不足・燃料・エネルギー価格の高騰など、世界的にさまざまな課題があります。それらに対して、安堵感も出始めています。


» コンテナ船の定刻到着が増加
より多くのコンテナ船が日本へ向けてスケジュール通りもしくは、少し遅れて到着するようになりました。

貨物コンテナ船が入港日の通りに到着するようになっただけではありません。到着までの平均遅延時間も短縮しています。

これは、米国や中国の港湾混雑が解消されつつあるからです。


» 貨物コンテナ輸送料金の低下
主要な航路のひとつである北米航路では、運賃がわずかに低下しています。

北米航路がキッカケとなり、ほかの航路も運賃が下がり続けたらと期待したいところです。けれども、まだ確実に運賃が下がる予測はできません。


この価格低下の要因のひとつは、貨物コンテナ流通の川上にある障害が解消され、コンテナ扱い量が増えたからです。さらに、米国のクリスマス商材の前倒し輸入も要因のひとつ。

さらにもう一つの要因は、アメリカの利上げが長期化し世界経済は、一段と減速するのではないかという懸念が広がっているからです。


このような要因が重なり、世界全体の貨物量が少し減少しています。

貨物量が減少すれば、コンテナ稼働率も低下します。

コンテナ稼働率が低下すれば、コンテナの需要と供給のバランスも崩れ、貨物コンテナ輸送料金は下がるのです。


海外運賃が下落
2022/09/27

主要な海上貿易ルートの運賃は、海上貿易業界のピークシーズンを前に下落しています。

昨年のコンテナ不足を被った貨物所有者がクリスマスや年末年始向けの商品を早めに出荷し、コンテナ不足を回避したからです。

荷物は、クリスマス需要がピークになる数ヶ月も前に到着し、海上貿易ルートの運賃に影響を与えています。

けれども、米国では、インフレで消費者需要が落ち込み始めました。需要が少なくなれば、輸入する必要もなく、運賃は下がります。


『Freightos Baltic Index』によると、中国から米国西海岸への40フィートコンテナの輸送コストは、22年9月現在 1コンテナ約5400ドル。22年1月から60%もの低下です。

また、アジアからヨーロッパに輸送されるコンテナは、9,000ドル。年初から42%の減少です。

両航路の運賃は下がっています。ただ、まだコロナ流行前の水準を上回っています。

ちなみに、昨年9月には1コンテナ2万ドルを超えていました。


これから12月に向けて海上運賃がどうなるのかは、わかりません。米国のインフレは継続中なので、消費者需要の落ち込みが続くのではと思われます。

落ち込みが続けば海上運賃は下落が続き、コーヒー価格も下がるのではないかと店主は考えています。



商品投資顧問業者の買いが予想される
2022/04/12

4/08までのコーヒー価格は、先週4/01(金)から3.15セント上昇しました。

現在もっとも活発なのは、7月限。その7月限は、231.55取引で週を終えました。

5月限から7月限への乗り換えは、これまでほとんど問題がありません。大手の投資信託プレーヤーは、両月の価格差なしで証券の持ち高を移管しました。


コーヒー先物は、重要な分析水準である230を大きく上回りました。全体として商品見通しは、良好だからです。

230水準が解消されたので、この水準を維持し続ける限り、今後2週間で27,200枚近くの商品投資顧問業者からの買いが予想されるでしょう。

商品投資顧問業者の買いが本格化すれば、さらに20セントの上昇も容易に考えられます。最新のトレーダーの契約では、投機筋の買い7,661枚を背景に15セント上昇しているからです。


いま現在の経済の基礎的条件の面を
挙げます
ブラジル産アラビカの出荷量とベトナム産ロブスタの出荷量は、多くの参加者が輸出量と21/22年の生産量、またはその両方を修正し、引き続き上方修正する驚きを与えている。

ただ、あまりの驚きはないでしょう。

この出荷の時機は、どちらの市場でもコーヒーを原産地に置くのは得策ではないからです。



コロンビア3月のコーヒー生産量は
13%も減少した
2022/04/06

全国コーヒー生産者連合会(FNC)がコーヒー生産の数字を発表したのは、4/5日(火)午後。

その発表によると「コロンビア3月のアラビカコーヒー生産量は13%も減少した。生産量にすれば、914,000袋であった」と伝えました。

前年同期の生産量は、約110万袋なので、減産です。


さらにFNCは今回もまた、農業にはあまり良くない天候を強調しています。


重要なコーヒー収穫期が始まるのは、4月から。

その4月はラニーニャ現象の影響で、過度の降雨により、収穫作業に支障をきたしています。農園では、ラニーニャ現象の特徴である平均以上の降雨です。

多くの水分が土壌に降り注ぐので、主要なコーヒー生産地を心配させ続けているのです。


コロンビアの1月から3月までの生産量は、270万袋を超えました。

けれども、前周期の320万袋に比べ、16%減少しているのです。

天候問題が及ぼす相場の再上昇
2022/04/03

CEPEA/ESALQ(応用経済学高等研究センター)がレポートで伝えたのは、2022年2月。


ブラジルコーヒーは、2022/23年収穫の収量が増える可能性があります。

現地を視察する仲介業者が「穀物の実太り成熟に適した天候が続いている。」と述べたからです。


コーヒー国際市場から、いくつかの分析です。

基本的な相場要因に変化はなく、NY ICEの強気な動きが確認されています。

さらに、相場を下げた投機筋ファンドのロングポジションが減少しても、コロンビアとベトナムとブラジルの天候問題が引き続き供給に影響を与えています。

これらの産地国が天候問題を抱えている限り、相場の再上昇を投機筋が待ち構えているのです。

減産! エチオピアコーヒー
2022/04/02

22年7月ごろに入港する予定である、新穀エチオピアコーヒー・水洗式G1

ただ、価格が高騰しています。G1規格は数量が少なく、品質も上がらないからです。


G2規格も新穀の品質が低下しています。さらに減産です。

G1とG2規格は、エチオピアコーヒー・水洗式の国際価格の高騰に繋がりつつあるのです。

水洗式の品質低下の要因は、2つ
  • エチオピアの内戦が影響
  • 内線により、収穫作業と精製能力が低下した


一方、天日乾燥のものは「あまり、品質に影響がないようだ。」と商社から伝えられました。

ただ、エチオピア南部のシダマのグジ地区やイルガチェフェ・ゴティティ・ウォテの22年産は、減産です。

グアテマラ原産地の視察
2022/03/27

仕入先さんと情報交換したのは、3/25。いまのグアテマラコーヒー状況をこう伝えてくれました。


» グアテマラのいくつかの地域では、ほぼコーヒーの収穫が終了しました。

2022年の収穫どきの人手不足は、問題を引き起こしました。バイデン政権の移民法改正により、働き手のグアテマラ人が、米国で働くために出て行ってしまったからです。

米国で稼いだグアテマラ人からの送金額は、年間200億ドルに達しました。それに対して、グアテマラコーヒーの輸出額は、年間6億ドル。


巨額の出稼ぎで稼いだ年間収入のために、2つの問題が発生しています。

1つめは、グアテマラコーヒーピッカーの賃金が上がる。2つめは、収穫人であるコーヒーピッカーが米国へ移民する。

この2つの問題のために、コーヒーチェリーが木に残ったままの農園もあります。


このような状況のもとグアテマラコーヒーは、いま現在、高値で取引されているC市場が救いとなってるのです。

「C市場がなければ、コーヒー生産コストが販売価格を上回り、コーヒー危機に陥っていただろう。」と現地 農園オーナーは、述べていました。



コンテナ不足が続くブラジル
2022/02/09

全国コーヒー生産者連合会(FNC)が2/4(金)に、こう発表しました。


「ウォッシュド・アラビカの世界的な供給国であるコロンビアの1月のコーヒー生産量は、降雨量の増加による開花への影響から、前年同月比20%減の60キロ袋86万8千個にとどまった。」と伝えています。

コロンビアコーヒーは、21年1月に同国のコーヒー収穫量が108万袋に達しました。FNCは「主要産地で雨が記録され、開花が遅れた。」とも伝えています。

この2つの好ましくない気象条件がコーヒー収穫量の下落の原因としている。


22年1月のコロンビア産コーヒー輸出量は、コーヒー収穫量の下落の結果、前年同月比1%減で606万キロ袋となりました。

過去12ヶ月間のコロンビアコーヒーの収穫量は、11%減の1230万袋で、輸出量は1%減の1240万袋です。

ブラジルの物流は厳しさが続く
1月末には船積予約が開始されました。しかしながら出発(出荷)予定日は、早くても2月末のものがほとんど。

荷主の多くが4月を「即納」で出荷する月としているにもかかわらず、コンテナ不足は依然として懸念事項となっているのです。

コンテナ不足についてCECAFEは、こう述べています。「2022年末には物流が正常化すると予想する。」と。

Comeximの収穫予測
ブラジルの降雨量は、今年に入ってから安定しています。これはコーヒーの木にとって良い兆候でしょう。

Comeximは、2022/23年のクロップ予測の改訂版をこのように発表しました。

「ブラジルの生産量は、6320万袋。内訳は、アラビカ4140袋ロブスタ2210袋です。予測は、昨年比16.6%増。」


キャリーオーバーがについては、20/21年産は80万袋です。

この80万袋は、5年平均と比較すると少ないと思われます。


1/31から産地では雨の予報
2022/01/30

ブラジル南部からやってくる寒冷前線の影響で週明け1/31からは、産地で再び雨が降る見込みです。

ブラジル南東部に到着した寒冷前線は、さまざまなコーヒー産地で曇りや雨をもたらします。さらに、ミナスジェライス州とサンパウロ州の間で停滞します。

ミナスジェライス州の南部とゾナ・ダ・マタ地域、サンパウロ州の北西部では、雨量が増えるでしょう。

産地で予想される降雨量
  • ミナス地方南部:
    100〜150mm
  • ゾナ・ダ・マタ地域:
    70~100mm
  • ガルサ地方:130〜170mm
  • アルタ・モジアナ地方:
    130〜170mm

このような適度な降雨があると、コーヒー農園も喜ぶでしょう。

240ポンドを超える水準を回復
2022/01/22

1/16から始まる週のニューヨーク・コーヒー市場の結果をお伝えします。


コーヒー市場は、2021年のコロンビアの生産量の減少やICE 認定在庫のデータを受けて、240ポンドを超える水準を回復しました。

ICEおよびロンドン認定銘柄は、週明けしたのちも続落しました。

セカフェが発表した2021年のブラジル・コーヒー輸出量は、60kg袋で計4037万2千袋となり、9.7%の減少になる。


ホッとするニュースは、2022年のブラジルコーヒーの第1回調査について、Conabがこう発表しています。「ブラジルの2022年の予想生産量は60kg袋で、5574万個と推定しています。」と述べました。

エルサルバドル
2回目の収穫が始まる
2021/09/18

エルサルバドルコーヒー産地では、コーヒーリーフの発生が良好で、発生率は、前年比1%も増加したと推定されています。

なぜなら、現地では相対湿度と気温が高いからです。


相対湿度と気温が高いため、農園で心配されたことがあります。

それは、コーヒーボーラーです。けれども、心配するには及ばず、伝統的なトラップを使ったコーヒーボーラーの防除は良い結果をもたらしています。


農園では、前回の収穫に比べて相対湿度と気温が高いにもかかわらず、コーヒーボーラの発生率が低いことを報告しています。

これは、病害虫防除の管理がうまくいっている証でもあるのです


これから、コーヒー豆の2回目の収穫です。PECAチームは、2回目の収穫時に、コーヒー栽培を継続的に取り組んでいる農家に対して、施肥計画の策定を支援しました。


ブラジルの霜。
何が起こったのか?
2021/07/28

ブラジル南東地域にある3つのコーヒー生産地に、予想外の悪天候が襲いかかったのは7/21。

「この時期にしては、27年間で最も低温が続いたあと、地域によりコーヒーの木が相当の被害を受けています。
天候次第で、さらに霜被害が拡大するリスクがあります。」と仕入先さんから情報がありました。

相当の被害とは、干ばつにより、すでに弱っているコーヒーの木に1ヶ月たらずで2回の霜に襲われたことです。


霜による被害を受けた地域
・ミナス・ジェライス州
・パラナ州
・サンパウロ州 / モジアナ

最も被害が大きい地域は、南ミナス州と伝えられています。

— 補足 —
仕入先さんは、こう伝えます。

「セラード地域は収穫も終盤。そのため、今期クロップについての影響は限定的です。

けれども、ここまで低温2~4℃になる場合は、霜害の直接被害がなくても、9月の開花が期待できなくなります。」

世界の総コーヒー生産量の40%を占めているのが、ブラジル。そのため、ブラジル産の収穫量によっては、コーヒー市場に与える影響が大きいのです。

ブラジルのRural Clima すなわちウェザー・コンサルティングが、ミナスジェライス州南部に霜が広がる可能性があると7/23に発表しました。

その結果、コーヒー市場相場はおよそ40セント急騰し、1ポンドあたり2ドルに迫っています。

この価格は、2016年末以来の高値です。

次はどうなるのか?
今回の出来事の長期的な影響を予測することは不可能です。ましてや気候の変化を予測することもできません。

今後も市場が不安定になる可能性は高く、気候変動によって、生産地が混乱することも避けられません。

しかし、市場の不安定さについては、どの程度のものなのか、予見することは困難です。

来期クロップの収穫量は、最低でも10%は下落すると予想されています。

10%ということは、ブラジルの年間生産量が約5,000万袋であることを考えると、約450万袋もの損失だろう思います。


450万袋という数字だけを見ると、大惨事とは言えないかもしれません。

しかし、10%の下落でさえコーヒー市場価格が急騰するのですから、今後の気象次第で、さらなる相場展開が考えられると、私は考えています。


豊作の知らせなのか?
グァテマラ産の進捗具合を解説
2021/06/23

ウェウェティナンゴやアンティグア、それからサン・マルコスなど さまざまな地域でコーヒーの収穫が行われている、2021年5月の「グアテマラ」。

コーヒーの収穫と言えば「豊作なのかな?」「収穫状況を知りたい」と思われるかたもいます。

そこで、6/15に仕入先さんから得た情報をもとに、グアテマラ産の進捗具合と精製処理の流れをわかりやすく解説します。


先に結論を述べますと、グアテマラ産 本年度の収穫状況は、少しの遅れはありますが、概ね順調。精製処理もスムーズに流れ、米国やEU圏に向けて発送を開始しています。

読み終わったあとに得られるメリットは、グアテマラ地域別の精製処理方法を知ることができ、さらに、新穀コーヒーをもっとも早く飲める国と地域がわかります。


それでは、グアテマラ産の進捗具合と精製処理の流れを解説していきましょう。


まずは、収穫の進捗具合です。
  • 中西部では、70%の収穫
  • サン・マルコス県は、
    2%の収穫
  • ウェウェティナンゴ県は、2%の収穫
というように収穫が進んでいます。

caravela.coffeeは、収穫の進捗具合を例年と比較して、こう述べています。

「例年の進捗具合から考えると、コーヒー豆収穫が遅れています。ただ、たいした問題ではありません」と。


つぎは、精製方法と処理の流れに視点を移しましょう。

5月からの収穫では、コーヒーの品質がはるかに良くなりました。そのうえ、前年よりも収穫量が増加しています。

天候も良好です。
  • ピッキング
  • 乾燥
  • 輸送

これら各 処理段階でも、気候を
心配することはありません。


幸いなことに5月は、突然発生する散発的な雨にもかかわらず、影響はありませんでした。
ただ、曇りの日の増加だけは、収穫したあとの潜在的なリスクです。

もっとも、生産者は品質低下を減らすために、熊手でパーチメントを継続的に動かすように、営農団体からアドバイスされています。

なぜなら乾燥工程は、常に改善の余地があるからです。

したがって、PECE(営農団体)は、農家を継続的に指導し、品質向上を目指しています。

参考まで >> PECAは、スペイン語で「GrowerEducationProgram」の略。


精製処理の信頼性を高める取り組み
グアテマラは湿度が高いため、コーヒー豆は通常、洗浄または湿式処理されます。

なぜなら湿度が高いと、コーヒー豆の自然な乾式処理が妨げられ、精製処理の信頼性が低下するからです。

そのため、湿式処理を採用し、発酵期間を1~2日間と調性しながら、豆の自然な酸味具合を強調します。

グアテマラ・チキムラ県の湿式処理を例にとります。

グアテマラ東部・ノロリエンタル地方にある県が「チキムラ県」。

グアテマラ国内では、La Perla de Oriente(和訳 / 東の真珠)として知られています。

このチキムラ県では、湿式処理を採用し、長時間の発酵に取り組んでいるのです。


また、グアテマラの精製処理の流れを見てみましょう。

コーヒー豆は、乾燥段階を終えるのに、平均して2〜3週間は必要と報告されています。さらに、買い付けステーションに運ぶのに、最低でも2〜3週間もかかっています。

このような精製処理の流れで、パーチメントコーヒーの生産は、5月末に終了する予定です。


そして、グアテマラでは、4月にアメリカとヨーロッパ、それからオーストラリアへ向けて発送を開始しました。

間もなく、地域の顧客まで、新鮮でとても美味しいグアテマラコーヒーを届けるでしょう。



深刻な干ばつによる影響
2021/06/14
コーヒー収穫量が多くの年を上回っていた2020年は、ブラジルにとって記録的な年でした。

年が替わり2021年ブラジル産は、回復の年である裏作にあたります。裏作のために、コーヒーの木には、多くの果実を実らせません。

ところが、果実を実らせない裏作のうえに、現在のブラジルを襲っている深刻な干ばつは、2020年9月からコーヒー果実の生育に悪影響を及ぼしています。

2021/22年の収穫量予測によると、アラビカ種とロブスタ種の両方で4,380万個の60kgの袋であり、約31%減少します。
深刻な干ばつによる2つの被害
一部の地域では、気温が過去最高に達しています。驚くことに、平均気温が43℃まで上昇しました。
コーヒーは、正しく開花して実を結ぶためには、18〜24℃で最も成功します。

それに対して、非常に暖かい気温では、2つの被害が出ます。
  • コーヒーの木がしおれる
  • コーヒーの葉が落ちる
その結果、多くのストレスをコーヒーの根に与えています。


平均気温が43℃も非常に暖かい気温は、10月の開花のピーク時に発生しました。開花したのちも雨が降らず、コーヒーの花は「ピンク」になりました。

さらに、コーヒーの実を結ぶまえに木で枯れています。

アラビカ種の収穫量だけでも昨年の収穫量と比較して、32.4%から39.1%の間で低下すると予測されています。

そのためミナスジェライスでは、気温の上昇と雨の減少により、豊作にはなりません。

サバイバルモードに入る
コーヒーの木


SanCoffeeは、こう述べています。

「干ばつが発生するとすぐに、コーヒー植物が花や果物を落として生き残るために、ブラジルでは『サバイバルモード』に入ったと。

サバイバルモードにより、生産者はミナスジェライス州とサンパウロ州で剪定方法を増やし、木の全体的な健康を保護しています。

ミナスジェライス州とサンパウロ州にある農園では、すでに来年の生育に目を向けています。


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コロンビアのコーヒーの輸出が
減少する
2021/06/13
コロンビア全国コーヒー連盟は6/12に、こう伝えています。

「5月に精製されたアラビカコーヒーのうち、427,000袋を輸出した。残念なことに、昨年の同じ月に輸出された894,000袋から52%も減少した。」と述べています。

コーヒー業界で『輸出が減少ニュース』は、トッピク沸騰中でございます。

なぜならコロンビアは、世界第3位のコーヒー生産国だからです。くわえて、世界のコーヒー生産量の1割弱を生産しています。


コロンビア全国コーヒー連盟は、こうも述べています。「輸出の減少は主要道路の封鎖によって引き起こされた。」
主要道路の封鎖は
全国的な抗議の一環
すでに6週間以上にわたる全国的な抗議、すなわちデモにより、コーヒー業界に障害が発生しました。

コロンビア税制改革に反対する全国規模の街頭デモが、全国的な抗議へつながるキッカケになりました。
  • 一部暴徒化したデモ隊による
    略奪行動がある
  • 公共バスや警察詰め所などへの
    破壊行動がある
  • そのうえ、各地で街頭デモや破壊行動が
    継続している

さらに、
  • 輸送
  • 教育
  • 保健関係
など、非常に多くのセクターが、それぞれの主張を掲げて主要道路の往来をふさぐかたちで街頭に出ています。

主要道路の往来をふさがれている影響で、コーヒー豆も港までたどり着けない事態に発展しています。


コロンビアでは、輸出できないコーヒーが多くあります。

そのため、コーヒーのほとんどがカリブ海に面した港からである、カルタヘナ港とバランキージャ港から輸出されました。


通常は、コロンビアコーヒーの65%は、太平洋に面したブエナベントゥラ港から輸出します。

けれども、封鎖された道路の影響で、コーヒー豆が港までたどり着けません。その結果、ブエナベントゥラ港からの輸出が不可能な状況です。
コロンビアの生産者団体の見通し
コロンビアの生産者団体・コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)のファン・カミーロ・ラモス営業本部長は、見通しをこう伝えています。
「元に戻るためには、道のりは長い。まだ数週間かかる」

「道路の閉鎖など困難続きだった。5月中旬からは、主要港であるブエナベントゥラ港へ届けられない。だから、北部の別な港へ送る手続きをして対応した。」

「道路封鎖の代償として、コーヒー業界が約2億5000万米ドルを失った」。

「コーヒーに業界に依存している540,000を超える家族が、社会封鎖のために生活の危険に遭遇している」と、ファン・カミーロ・ラモス営業本部は結んでいます。

このままデモが続けば、多くの国でコロンビア産の豆が不足します。不足すると、すべてのコーヒー業界は頭を抱えます。

なぜなら、コロンビア豆を使うコーヒー製品は、数多くあるからです。


ここまでのことは、コロンビア国内の問題なのです。そのため、ほかの国では、どうすることもできないと思われます。

デモが収まることを祈るほかありません。



2月は価格が上昇をする
2021/03/05
コーヒー相場と産地の情報交換を含めて、仕入先さんと2021年3月4日(木)に、商談をしました。良い情報と悪い情報を仕入先さんから伝えられています。

今回は情報の内容を吟味して、わかりやすくお伝えします。


ブラジルコーヒー市場・アラビカ種では、2月の価格が上昇しました。価格が上昇した影響で、農業作物関係者が市場にコーヒーを放出し、穀物の流動性が活発になりました。

穀物が活発に取引された要因は3つ

  • 投機筋がテクニカルな動きをする
  • 気象障害とブラジル裏作により、2021年世界生産量を減少させる
  • 2021年のことし、景気回復を期待させる
さらに、アラビカ品種の先物評価が上昇し、コーヒー相場にも連動した動きになっています。さらにもう一つ、国と地域によりコーヒーが活発に消費されているのも好影響を与えているのでしょう。

しかしながら、ブラジルコーヒーの裏作や、アラビカ作物 主要地域の干ばつによる不作が伝えられています。くわえて、ハリケーン被害も発生しているのは中米。

そのため、先物価格上昇に期待をした投機筋は、敏感に反応をしています。


それから、1月19日のベトナム全国コーヒー協会が伝えたところによると、ベトナムのコーヒー生産に対して投資が減少しています。


コーヒー生産投資が減少した理由は2つ
・自然災害が影響を与えた
・コーヒー相場の低価格が影響を与えている

2つの理由により、2021年の作柄はマイナス10%減少し、マイナス15%になるだろうとベトナム全国コーヒー協会は予測しています。


ブラジル市場で多くの取引が成立
2/17・18・22に行われた契約数をブラジル取引業者が伝えたところによると、スポット市場や将来市場ともに、高品質のコーヒーを中心に、相当数の取引が成立しています。


相当数の取引が成立した背景は、どのようなものがあるのでしょうか?

背景にあるのは、今年 コーヒー価格が上昇すると農家がわが2つのことを予想しているからです。

コーヒー価格が上昇するだろうと、予測をしている2つのこと

  • ブラジル コーヒー在庫量の多くが、すでに取引終了となっているから
  • 全国的なコーヒー生産高が減少しているから
すなわち、農家は、価格が上昇するのを期待して、市場へコーヒーを放出するのを制限しています。制限をすれば、コーヒー価格が上がるだろうと、農家の思惑があるのです。


このようにブラジルでは、農家がキャッシュフローを必要としているときのみ、コーヒーを販売する傾向があります。コーヒーを販売する傾向は、コーヒー相場が急激に上昇した場合に限ります。

コーヒー価格が上昇をすると、結果として物流増加をしています。


今後も数カ月間は、投機筋の動向により農家は敏感に反応をしてきます。そのために、注視しておかなければなりません。

ブラジルの輸出が好調
輸出へ視座を移すと、ブラジルのコーヒー輸出は、2020/21年シーズンに好業績を記録しています。コロナ禍でさまざまな不確実性にもかかわらず、ブラジルの出荷量は7ヶ月連続で300万袋を超えました。

300万袋を超えた理由は、ブラジル通貨の対米ドルでの安値と2020/21年・表作による大規模な収穫、そして、ブラジルコーヒーの競争力の向上と相関関係があります。
いま現在、コーヒー農家にもたらしいてるもの ― 2/19に 仕入先さんと情報交換
2021/02/23
高めな気温がつづき、さらに、降雨もまばらな天候がブラジルコーヒー農家にもたらしいてるものは何でしょうか?
1月下旬から2月上旬にかけて、気温が平年より高い傾向がつづいている、ブラジルの主要コーヒー生産地域。

さらに、降雨量もすくない傾向のため、コーヒー農家は頭を抱えています。

したがって、いま時点のコーヒー豆にとって好まない気象傾向は、コーヒーアラビカ種に影響をもたらしています。


1月下旬から2月上旬にかけてのコーヒー生育段階は、以下の時期にあたります。

・アラビカ作物では、実が結ぶころです
・ロブスタ作物では、実が成熟するころです


2月に入ってからの14日間は、コーヒー農家にとって、とても大切な時期です。しかしながら、乾燥した天候により、今年の作柄は良くない方向へ進むのがスクリーンに映されてきたようです。

すなわち、実際にコーヒー作柄指数が悪化しそうです。


こんかいの気象状況は、以下4つのブラジル生産地域で観察されている

  • エスピリトサント
  • モジアナ
  • ミナスジェライス州南部
  • セラードミネイロの一部の地域

一方、天候が恵まれている地域は ガルサとパラナ北西部、それからロンドニアです。そのため、仲介業者は収穫が問題になるとは考えていません。


2021年のコーヒー豆の収量が低下する可能性がでてきました。ただ、今年のブラジルコーヒーの作柄は裏作にあたります。そのために、コーヒー収量の低下は織り込み済みです。

しかし、コーヒー品質が低下というのは、よろしくないです。品質低下を招くと、実入りの良い豆が少なくなるからです。実入りの良い豆が少なくなると、コーヒー農家所得が少なくなります。

一方、買い付けがわも、頭を抱えます。なぜなら、買いたい銘柄の規格をそろえることができないからです。すなわち、買い付けがわは、依頼主(たとえば日本の商社)のオーダーに応えられません。


コーヒー流通経路である川上の流れは以下のとおりです。
  • 農園 ⇒ 精製所 ⇒ 輸出業者 ⇒ 商社 ⇒ そして日本へ


  • 輸出業者には各国のバイヤーが来訪し、コーヒー豆の取引がおこなわれています。正常に売買成立となればいいのですが―。

    この状況が続けば、依頼主(たとえば日本の商社)のオーダーに、今期は応えられるわけがないと思われます。なぜならば、商社が求めているオーダー数量に満たないからです。


    そのために、不作のときに起こるであろう事実を書いておきます。

    輸出業者が商社のオーダーに応えるために実施するであろう、3つの方策
    • 輸出業者がことなる地域の豆を混ぜる。
      なぜなら、物量不足になるから 豆を混ぜて数量を確保する
    • 輸出業者が選別基準をゆるめて等級外の豆を入れる
    • 輸出業者が選別基準をゆるめて欠点豆の混入率を増やす

    以上、実施するであろう3つの方策で、輸出業者は なんとかして物量供給確保をしようとするでしょう。

    さらに、商社がわが厳格な品質を求めれば、輸出業者がわも「オーダーに応えられない」と言うでしよう。ゆえに、商社がわも頭を抱えるようになります。

    こんき作柄が最後に行きつき、影響を及ぼすところはどこでしょうか?
    行きつくところの1つ目は、ロースターである我々です。

    さらに、流通経路を考えると、行きつくところの2つ目は、卸先にも影響があります。さらにもう一つ影響を及ぼしてしまうのは末端の消費者。

    消費者がわが、最後に行きつくところの3つ目です。


    以上ここまでを、考えてみると、今期は早い段階でブラジルの高品質な豆を契約するべきです。2022年度初頭には、ブラジル豆の品質を選んで買えなくなることを考えてみましょう。

    したがって、あるていどの在庫積み増しが必要です。


    2021/22年産のブラジル産 減産が確実になってきた3つ要因 / 仕入先さん情報
    2021/02/05
    仕入先さんとの情報交換を2/3(水)に行いました。話題の中心となったのが、ブラジル産 生産量の減産です。

    ブラジル産コーヒー豆・2021/22年産は、生産量が減少すると思われます。

    30日間ほど農園を観察した結果、降雨量が例年よりも少ないからです。

    「農園の土壌乾燥が進んでいます。ただし、コーヒー豆の大きさについては、不明な部分があります。」と、仕入先さん。

    具体的にいえば、ブラジル・セラード地区全体では、2割ほどの農園が干ばつ被害です。ミナスジェライス州南部とモジアナ地区の生産量は、大幅な減少になる可能性があります。

    指定銘柄の被害は深刻
    農園が被害を受けると、もっとも深刻な影響を受けるのが指定銘柄です。限定された農園で、単一品種や同一区画で栽培されたものが、スペシャルティーとかマイクロロットとして取引をされているからです。

    ゆえに、干ばつ被害となれば、2021/22年産・スペシャルティー銘柄の購入はあきらなければなりません。

    一方、現地ブレンド物の品質については、深刻な被害にはなりません。なぜなら、品質が悪いなりにも、ブレンド比率により味を調整するからです。ただ、豆の大きさは、ふぞろいになると思われます。


    豆の大きさが、ふぞろいになれば、豆を選別する回数が増えます。豆を選別する回数が増えれば手間が掛かる。手間が掛かるならば、価格上昇の要因のひとつになります。

    したがって、現地ブレンド品でさえも、価格が上昇するのは避けられなくなるでしょう。


      【2021/22年産の減産が確実になってきた3つ要因】

      アラビカ種が隔年サイクル(表作 / 裏作)のため、減産になる
      前年が表作で豊作です。そのため、大量生産となり、コーヒー作物にストレスを与えている
      乾燥した天候と高温が豆にダメージを与える

      くわえて、今 現在の悪天候の影響です。結果として、多くのアラビカ生産者は費用削減を目指しています。

    具体的には、2022/23年産の生産回復につなげるために、作物を剪定することに決定しています。つまり、「来年は表作だから剪定して、豊作につなげよう」ということ。


    3つ要因から考えてみても、生産量は例年よりも減少する可能性があります。ただし、減産の規模については、経済行動をおこなう企業や政府などの意見が異なります。


    ブラジル・CEPEA・応用経済学高等研究センターが、一部の仲介業者にインタビューをした結果を伝えています。

    インタビューをした結果は、ブラジル・全国農業統計局が発表した数値に近い数値を、仲介業者は期待しています。なぜなら、需要と供給のバランスで、価格が高騰する可能性があるからです。

    在庫の積み増しを考える
    ブラジル産コーヒー豆の主な収穫時期は、5~9月です。

    収穫の早い銘柄が5月だと考えれば、今期 仕入計画の前倒しを考えなければなりません。したがって、高品質コーヒー豆の早めの確保と、在庫の積み増しを珈琲工房サントスでは考えています。


    2021/01/28
    2021/22 年度産のブラジルの作柄は減産 ― さらに、おどろきの情報が ! / 仕入先さん情報。

    コーヒー豆生産量が減少しているのは、ブラジル・2021/22 年度産。なぜなら、2021/22 年度産のブラジルの作柄は、裏作にあたるからです。そのため、今年は価格が上昇傾向になると思われます。

    「2021/22産のコーヒー生産量は、現在 2020/21年産 よりも確実に少なくなります。」と、仕入先さん。ただ、出来高がどのくらい少ないのかは、まだ不明と伝えてくれました。


    果実類には表作と裏作があるのは、ご存じのことと思います。「そうか。コーヒー豆は裏作なのか。ならば、しょうがないな。」と、あなたは思われているかもしれません。

    ところが、ブラジル・2020年産の多くの地域で、不作傾向です。例年よりも雨量が少なく、乾燥した天候になっているからです。したがって、必要な時期に十分な水分量がなく、コーヒーノ木が被害を受けました。

    具体的な被害規模としては、花や果物の滴下につながっています。


    サンパウロやミナスジェライス州、それからパラナ州の大規模 アラビカ種 生産地では、11月から12月に降雨量が増加しています。しかし、雨量としては限定的で不足をしています。

    一方、ロブスタ種栽培を主力にしているエスピリトサント地域では、天候が良いです。ゆえに、2021/22年産・ロブスタは生産が回復するでしょう。


    ブラジルには『Conab』という全国農業統計局があります。ブラジルの農業開発と発展に関与する、さまざまな仲介業者にデータと情報を提供するのがConabの目的です。

    Conabが発表した情報によると、ブラジルの2021年のアラビカ種 生産量が前年比-35.7%減少と予想。ブラジルのコーヒーの木は隔年サイクルの作柄だからです。さらに、生育時期の重要な段階になっても、十分な雨量がありません。

    よって、Conabでさえも、コーヒー収量の低下をまねき、生産量は減少すると伝えています。


    2020/07/12
    熱帯性暴風雨が発生 / 仕入先さん情報。

    熱帯性暴風雨の名前は「アマンダ」で、影響を受けた国はエルサルバドル。

    エルサルバドルでは、熱帯性暴風雨の影響で農業活動を減速させてしまいました。

      影響を受けたコーヒー栽培農場の、農業活動・減速度合いは

      肥料の適用
      日陰の施策
      剪定管理


    肥料の適用・日陰の施策・剪定管理を行わないと。
    ・将来的にサビ病が発生しやすくなる
    ・栄養状態が悪化する可能性がある

    以上2点の心配をしなければなりません。ですが、幸いなことに一部のコーヒー生産者は、品質面に影響が少ない事実を確認するために、農場で施肥と管理を徐々に再開しています。


    チェリーの発達が第3段階に入ったエルサルバドル・チャラテナンゴ県南部の農場 

    チャラテナンゴ県南部の農場では、120から180日の期間でコーヒー種子は発達・第3段階を完了。そして、しっかりとした一貫性を獲得し、コーヒー種の体重を増やしました。


    最も高い地域の農場は、コーヒーチェリーの発達・第2段階に入ります。コーヒーチェリー発達の期間は平均で50〜120日。

    果実は急速に成長し、最終的なサイズになります。ですが種子には、たんぱく質の一種であるゼラチン粘度を、まだ持っています。


    2020/07/07
    降雨が収穫と品質低下を妨げる可能性 / 仕入先さん情報。

    6/20〜21日のブラジル・アラビカコーヒーの収穫ペースは、6月末まで順調でした。

      ブラジル地域別・収穫ペース

      ブラジル・パラナ北西部では、期待される総量のほぼ50%のペース
      ブラジル・ガルサでは、収穫量が30〜40%

      ミナスジェライス州南部では、収穫量が25〜35%
      モジアナでは、収穫量が20〜30%



    すでに大量にコーヒー豆が収穫をされています。しかし、6月末にコーヒー生産地域を襲った寒冷前線は、生産者に影響を与えてしまいました。


    コーヒー乾燥場を雨が襲い、コーヒー豆の品質を低下させていて、7月初旬に収穫を遅らせる可能性があります。

    さらに7月の第1週の天気予報では、高い湿度が予想されるため、仲介業者は警戒しています。


    また、仲介業者はこれから起こる労働問題について、以下の2点を心配をしています。

    ・主にコーヒー豆 生産地域でのコロナウイルス症例数の増加。
    ・コロナウイルス症例数の増加の結果として、より深刻な社会的距離を求められる。


    コーヒー豆 収穫時期の天候問題とコロナウイルス症例数の増加で起きる労働問題は、生産者にとって、とても悩み深いですね。


    新型コロナウイルス・関連情報
    こちらも、コーヒー豆・国際相場にも影響を与える情報が入ってきました。

    新型コロナウイルスの感染が食い止められると、穀物 投機筋としては残念がるかもしれません。しかし、コーヒー豆を仕入れる側からすると、安心感が広がります。

    良い方向に向かうのを、自家焙煎店側は期待をしているでしょう。


    治験希望者 約3,000人へのワクチン接種を開始
    現在コロナ感染確認者数が世界2位のブラジル。同国は新型コロナウイルス用・ワクチン開発の現場にもなっています。

    6月27日・ブラジル保健省は、新型コロナウイルス向けワクチンを開発中の、英国製薬大手アストラゼネカとOxford England Universityから調達する予定。

    そして、ブラジル国内でワクチン生産を行う技術供給を、アストラゼネカと取り決めをした事実を発表した。

    新型コロナウイルス用・ワクチンは、
    ・有効性
    ・安全性
    などを、最終的に確認しています。

    そして新型コロナ用・ワクチンは臨床試験の第3段階へ来ています。


    サンパウロ連邦大学などを通じて、
    ・サンパウロ市
    ・リオデジャネイロ市
    で、治験希望者 合計で約3,000人への接種が、6月19日から実施。


    2020/06/24
    グアテマラで開花が始まった・コーヒー産地情報 / 仕入先さん情報。

    グアテマラで開花が始まったと言う、少し古い4月の情報。しかし開花情報は、なかなか読者が知る機会が少ないと私は考えていますから、共有しておきましょう。


    コーヒーの開花は4月の第1週にグアテマラ・サン・マルコス県で始まりました。ウエウエテナンゴでは、4月第3週に雨が降り、次々と開花をしています。


    花が咲く経過をPECAの活動として、監視および分析を継続中です。PECAの活動とは『Grower Education Program』。

    日本語で言えば、グァテマラのコーヒー栽培者 教育プログラムのことで、グァテマラのコーヒー豆事業のバックボーンです。以下、PECAと記します。


    4月最後の週~5月最初の週に開花確認ができたのは、グアテマラ・チキムラ県。

    開花の均一性は、次期収穫の熟成パターンに関する情報を提供するために重要です。


    4月の最後の週の時点で、契約コーヒーの65%はすでに出荷済み。5月末までに出荷を完了する予定です。

    コーヒーの開花の次にする方策
    夏の季節と国内の猛暑により、高温と水不足をコーヒー大規模 農園は経験しています。したがって、害虫や病気防除など収穫後の活動が、開花を確認したあとにする方策。


    収穫後の活動でコーヒーベリーボーラーを制御できないと、次期収穫の収量に影響をあたえて、異常な発生につながる可能性があります。

    コーヒーベリーボーラー / coffee berry borerとは、コーヒーの実や豆を食べる害虫のことで、海外では通称・ブロッカと呼ばれている。

    コーヒー豆に穴を開けるので、コーヒーベリーボーラーと言う呼び名がついています。


    グアテマラの新型コロナウイルスにする方策
    6月現在の新型コロナウイルス感染拡大は表のとおり。グアテマラ国内では、依然として大変な状況にあります。

    確認済み13,769件
    新規246件
    回復者数2,818件
    死亡者数547件

    参考記事 / 引用 >> COVID-19 pandemic data


    方策で変わらない方向性として、PECAはコーヒーの農園生産者と熱心に協力することです。


    例えば、2019~2020年度 収穫のための方法論を含むトレーニング計画を開発しています。

    農園ではチームを作り、新しい作業ひな形と実装されている つなぎ目のない安全対策に移行しました。

    スタッフの50%(PECAおよび管理スタッフ)は現在、在宅勤務です。在宅勤務の仕事は品質管理で、すべての推しょう事項にしたがっています。

    さらに、現場での作業スタッフは品質・製粉・物流などの重要チームだけが現地で作業を進めています。


    国民の門限は、午前6時から午後4時まで
    全国的な門限は延長されており、感染者数の曲線に応じて、政府による週次レビューが実施されています。


    グアテマラ政府情報
    大統領コロナウイルス委員会の委員長であるエドウィンアストゥリアス氏は、グアテマラが新型コロナウィルス感染の最盛期に達したと、6月15日に語りました。のち同氏は「問題は、いつこのピークから下降し始めるかです」とも。

    アレハンドロジャンマッティ大統領は、6月19日に保健大臣ヒューゴモンロイを解任。


    後任には30年以上の公衆衛生の経験があり、マリアアメリアフローレスゴンザレスに取って代わりました。彼女は微生物学国立研究所の責任者を務めていました。

    もう少し詳しく彼女の経歴をお伝えをすると。
    • ・結核やマラリア、そしてHIVに特化した世界基金のプロジェクトを指揮
    • ・そのような経緯から、国際協力プロジェクトの専門家bbbbbb
    として認められています。


    2020/06/13
    中南米 / メキシコ合衆国・コーヒー産地情報 / 仕入先さん情報。

    6月に入った情報。

    チアパス州とオアハカ州の両方で、コーヒーの開花が始まりました。


    同国珈琲チームは開花日を追跡中。そして、2020年~21年の収穫に合わせて分析および計画しています。

    コーヒー果実収穫は通常より早く始まりると予想。開花カレンダーによると10月に低地の農場から始まり、11月にカラベラ州のコーヒー産地で始まることが予測できます。

    梅雨の到来を心待ちにしているようです。


    2020/06/04
    コーヒー豆・4カ月ぶり安値圏・ブラジル生産が過去最高の見通し / 仕入先さん情報。

    コーヒー豆の国際価格が下落しています。指標となるアラビカ種のNY先物は現在、1.98ポンド前後。

    直近高値の3月下旬から24%値下がりしていて4カ月ぶりの安値となっています。


    「家庭で飲むコーヒーは増加している。しかし、家庭消費 以上に外食向けの減少が著しい」(仕入先さん)

    生産国ブラジルが通貨安で供給を増やしているのも要因のひとつ。

    コーヒー豆はドル建てで取引されます。だから、レアルが対ドルで下落をすると、生産者の収入が増えて輸出増につながりやすいからです。


    米農務省によると、ブラジルの2020~21年度の生産量は6790万袋と過去最高になる見通しです。

    ブラジルでは新型コロナの感染者が増加。ですが、機械での収穫が主流なので、収穫量は順調のようです。


    需要の懸念により6/4(木)のコーヒー価格は下落

    ラボバンクは、コロナウイルスの影響で自粛営業されたあと、「多くの」独立したコーヒーショップは再開できない可能性がありと伝えています。

    再開されているコーヒーショップは、限られた座席のみで再開しているのが、理由。

    また、コーヒーの消費量が2019年のレベルに回復するには、長い時間が掛かるだろうと、予測をしています。


    参考記事 / 引用 >> ラボバンクを解説


    今期ブラジルの収穫状況

    ブラジル・ミナス・ジェイラス州周辺の収穫状況 報告です。

    ミナスジェライス州周辺では、だいたい5月上旬から収穫を開始しています。


    今年は裏作の中でも生産量は多いようです。しかし、昨年の開花において、気象条件が良くないときもあり8月・9月・11月と、3回も開花をしています。

    結果、チェリーも完熟・未成熟豆が1つの木に混ざっていて 、量が採れてもスペシャルティの割合は少なくなる予測が出ています。


    2020/04/04
    コーヒー国際価格はロブスタ供給懸念のために上昇 / 仕入先さん情報。
    4/01にベトナム政府が、15日間の全国的な封鎖を命じました。そのため、4/02のコーヒー国際価格はロブスタ供給懸念の影響で上昇しています。

    そしてベトナムの配達場所へのコーヒー供給混乱の可能性大。


    ベトナムの1月〜3月のコーヒー輸出は前年比3.9%減の469,000トンと、ベトナム総合統計局が先週金曜日に報告しています。


    コロナウイルスが世界中に広がり多くのレストランやカフェ、そしてバーの閉鎖を余儀なくされています。そのためコーヒー需要が減少し、コーヒー価格は引き下げられ続けています。


    コーヒー 価格下落のマイナス要因は、ブラジルの乾燥した天候。

    投機筋が嫌っているのは、最近の大雨で雨水に浸されたブラジル産コーヒー農場が乾燥する可能性があること。


    ブラジルで最大のアラビカコーヒー栽培地域であるミナスジェライス州の降水量を例に出すと。

    先週が1.2 mmで、例年のわずか4%です。そのためにコーヒー投機筋は価格下落 不安を感じています。


    進行中 のコロナウイルスのパンデミックの影響。

      南アメリカで供給の混乱に関する懸念発生。
      ブラジルのサンパウロ州では、先週火曜日に15日間の検疫を開始。

      コロンビアは、全人口を3週間の国境封鎖措置と、物流以外の国内移動禁止。
      エルサルバドルは4月3日まで、すべての重要でないビジネスの閉鎖命令。


    パンデミックは、主要なコーヒー生産国で「より広範囲」になる物流停滞を引き起こしています。それが各国港までのコーヒー出荷や、他の輸送業務を遅延させる可能性が出てきました。


    また、農業組織向け金融機関の統轄金融機関は、4/01に声明を発表。

    ブラジルで予想されているコロナウイルスの流行ピークは、ブラジル国内のコーヒー収穫時期と一致する可能性が予想されると、述べています。



    2020/04/01
    コロナ災害により、コーヒー豆のサプライチェーンが後退 / 仕入先さん情報。
    貴重なコロナ関連の物流情報をお伝えします。


    匿名 でならコメントOKの承諾を得た米国の主要なコーヒー輸入業者から情報。

  • 私たちはすべての主要国のうち米国・日本・ドイツのバイヤーからリクエストがあった

  • 米国の焙煎業者が中央アメリカにある、企業からの配達を迅速化するために行動中


  • 最大消費国 のうち、数国ほどの取り組みをお伝えします。

    コーヒー輸入業者に対して、備蓄在庫を積み増してコロナウイルス対策を始めています。理由は、コロナが与える影響で、貿易封鎖に備えています。

    貿易封鎖になればサプライチェーンが混乱し、コーヒー豆在庫不足となります。そのためコーヒー輸入業者は、在庫不足を回避するために、注文を最大1か月ほど前倒しをして準備中。


    国際的なコロナ大流行により、各国の政府はウイルスの蔓延を阻止するために行動に厳しい制限を課すようになっています。

    厳しい制限のため、コーヒー豆産出国は航空貨物輸送能力が急落しています。さらに企業が十分な輸送運転手と輸送チームを手配するのに苦労しています。


      結 果

    • 原材料と部品の調達
    • 製造
    • 在庫管理
    • 配送
    • 販売
    • 消費

    • までの全体の一連の流れ、英語で言えばサプライチェーンが後退しています。



    多くの コモディティ穀物相場は急激な価格下落です。しかし、コモディティ穀物相場とは対照的にコーヒー豆価格は強い需要があります。

    さらにウイルスが広がる前でさえ厳しかった供給が「もっと引き締められるのでは」との期待により、価格が高くなっています。

    主要な輸出国であるブラジルとコロンビアなどの生産者は、価格上昇を確認しています。


    「誰もが物事をスピードアップしようとしている」と、コロンビアの輸出業者Caravela Coffeeの幹部は言及。


    コロンビア は現在、収穫期。

    ですが、国内に在庫を抱えているほとんどの輸出業者が一時的に操業能力を削減しています。

    そのため、より迅速な出荷の要求について応えられないもしくは、対応が遅れるのではと、コロンビアの輸出業者は懸念しています。



    2020/03/27
    コーヒー豆の日本国内在庫は4ヶ月分 / 仕入先さん情報。
    新型コロナウイルス感染によるコーヒー豆産地情報が、仕入先さんより入手できました。

    ケニア共和国・ウフル・ケニヤッタ大統領は3月25日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3人確認したと発表した。最初の感染者確認から12日間で28人に拡大し、1人が回復した。

    ケニヤッタ大統領は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、夜間外出禁止を含む、新たな対応策を発表した。

    夜間外出禁止は午後7時~翌朝5時まで。医療従事者や電力・通信事業者など特定業種を除き、3月27日からケニア全土で有効となる。違反した場合の罰金や罰則は明らかにしていない。

    ケニア政府は3月25日に貨物便を除く国際線の運航を停止しており(2020年3月25日記事参照)、在宅勤務や集会の自粛が進む中、経済の停滞が懸念される。
    日本貿易振興機構 様 より引用


    『ケニア政府は3月25日に貨物便を除く国際線の運航を停止』と情報がありますから、ひとまず貿易だけは動いているようです。

    ケニア産は通常でも高価です。その上、貨物遅延や日本国内在庫限りとなると、地域によっては顧客層から外れる価格帯になるでしょう。


    販売価格帯は家計可処分所得により違いますから、自家焙煎店では対処のしようがありません。


    ブラジルで初めて新型コロナウイルス感染者が確認されたのは2月下旬であったにも関わらず、3月22日時点での感染者数(保健省発表)は前日比418人増の1,546人と、日本の感染者数を上回った。

    死亡者も、これまでより7人増えて25人となった。その内、サンパウロ州だけで感染者は631人、死亡者は22人に達している。


    サンパウロ州は3月21日、3月24日~4月7日までの15日間、同州全域の645自治体における検疫措置(感染拡大防止措置)の実施を発表した。

    同措置は急激に拡大する新型コロナウイルス感染を抑制するため、食糧やライフラインの供給、銀行、医療、清掃、治安など生活に必要不可欠な商業・サービス以外の全ての施設を強制的に閉鎖するもの。

    日本貿易振興機構 様 より引用


    時間が経つにつれて、ブラジルが大変な状況になっています。


    コロンビア政府 イバン・ドゥケ大統領は3月20日、3月25日午前0時から4月13日午前0時までの19日間、国内全土で強制自宅待機措置を実施すると発表した。

    フェルナンド・ルイス保健・社会保障相は、最初の感染者確認から3~4週目にかけて感染者が急増する時期であり、この時期に全土で移動制限を実施することの重要性を訴えた(「ラ・レプブリカ」紙3月22日)。

    国内の新型コロナウイルス感染者は3月24日時点で378人に達し、感染拡大が加速している。ほとんどが海外から持ち込まれたケース、およびその濃厚接触者による感染だが、感染経路が明確でないケースも23件ある。

    なお3月23日から30日間、全ての国際線の到着および国内での国際線乗り継ぎが禁止されているほか、強制自宅待機期間は国内線の運航も全便停止される。

    日本貿易振興機構 様 より引用


    時間が経つにつれて、こちらコロンビアでも影響拡大しています。


    仕入先さんからは

      ・コーヒー豆の日本国内在庫は4ヶ月分
      ・ブラジル産は現在順調に入荷
      ・コロンビア産は空売り相場のため、物量不足で価格上昇

      ・今後は新型コロナの影響次第
      ・ブラジル産・エチオピア産は遅れ気味

    ブラジルでは物流に影響が出始めています。ブラジルからの船便も60日掛かった記憶はなく、通常は40日で日本に入港します。

    既にブラジルの船積みは終盤を迎えています。なので影響は限定的です。


    しかし、これから船積みが始まる中米などは、状況により日増しに厳しくなってくる可能性があります。

    仕入先さんからは、以上。



      珈琲工房サントスの取り組みとしては。

      コーヒー豆を積み増して、期末在庫を3ヶ月分で経営をしようと考えています。つまり輸入日数が増しても在庫切れがないようにするため。

      だから運転資金が多く必要になります。街へお酒を飲みに出かけるよりは仕入代金に使います。

      ・原材料がないと売り上げは作れない。
      ・お客さんに迷惑を掛けしまう。
      なので週末の宴会に出かけるよりも、店舗運営が大切です。




    2020/03/17
    コスタリカ産コーヒーの生産量は19/20年に112%増加 / 仕入先さん情報。
    コスタリカ大統領の声明文 情報が、仕入先さんより入手できました。


    仕入先さんによると。

    コスタリカのコーヒー収穫量は2019/20年に12%増加しています。出来高としては、1915,959袋/46㎏です。

    そして前年対比・85.66%の急降下から回復。回復できた理由は、病気や気候変動に対応して、もっと病気に強い珈琲の苗を開発する努力が実ったからです。



    コスタリカ産の新穀到着が楽しみですね。



    2020/03/15
    エチオピア出張報告・輸出最低価格の運用開始 / 仕入先さん情報。
    仕入れ先さんからエチオピア出張報告です。


    エチオピアに2月末から3月上旬出張しました。

    11~1月の期間はエチオピアの収穫時期です。


    今年のクロップ状況

  • 2019年11月~2020年1月収穫分/19・20クロップ分は、収穫量が少ない裏年です。

  • 農家が価格を上げていて、シダモとイルガチェフェの価格が昨年対比で2~3倍で推移。 

  • 最近 頻繁に政治混乱が発生。収穫に必要人員が不足しています。そのため、輸送寸断などの問題が発生。


  • また2019年11月頃から政府が輸出最低価格を検討していました。輸出最低価格の運用は2020年2月27日より開始 です。


    日本向けの輸出価格が他の国と比べて異常に安価であるため、政府が輸出価格向上を目的とし設けた制度です。

    エチオピアのコーヒー豆は貴重な外貨獲得の資源。

    なので、可能な限りコーヒー豆を高値で売りたいのでしょう。


    価格を上げてサバクトビバッタ被害を補填するのか定かではありませんが、政府の思惑が働いていると思います。


    どのくらい価格が上がるのかは、私にはわかりません。なので、やはりエチオピア産在庫は、ある程度 積み増し・契約増をしておくのが良いでしょう。

    私は作柄が裏年なのが気になっています。理由は、次の収穫期まで品質の良い物が選べなくなるから。

    品質の良い物が選べなくなると、自家焙煎店側は品質面で苦慮するようになります。


    またこの機に出てくる価格の安い物には注意をしましょう。安い物を売り込んでくる業者は、大抵 業界で2・3番手。ここで普段は使わない業者を選ばないようにしましょう。

    高くても良質の生豆を使用するほうが、未来のタメになります。


    来年は表作。政治混乱が酷い状況にならない限り、良品が順調に輸入されるでしょう。



    2020/03/06
    ブラジルで新型コロナウイルス感染確認は3人に増加 / 仕入先さん情報。

    ブラジル保健省は3月4日、国内で3人目となる新型コロナウイルス感染者を確認したことを発表した。

    また、感染の疑いがあって検査の結果陽性となり2回目の検査判定を待つ人が1人いることも明らかにした。

    先に感染が確認された2人も含め、4人ともイタリアへの渡航歴がある。

    日本貿易振興機構 様 より引用。

    ブラジルレアルは、新型肺炎・コロナウイルスの急速な広がりを懸念。ブラジルではコロナ報告が深めるにつれてブラジル通貨に影響が出始めています。

    03/06にブラジルレアルがドルに対して1.37%下落・ブラジルレアル/ USD 4.6655という新たな記録が出ました。

    現在、コーヒー価格は急落しています。



    2020/02/21
    エチオピアでコーヒー豆・価格会議が開催 / 仕入先さん情報。
    アフリカ東部で大量のサバクトビバッタが発生し被害が深刻です。

    エチオピアやソマリアで1月以降、サバクトビバッタが大量発生し、両国に隣接するケニアにも広りました。

    国連食糧農業機関(FAO)からの情報では、ケニアでは過去70年で最悪のサバクトビバッタの被害だそうです。


    FAOは1月30日・エチオピアやケニア・ソマリアでは1200万人の人達が食糧危機の状態にあると指摘しています。


    エチオピア産コーヒー豆の今年度の収穫は終了していますから、バッタによる被害はありません。


    しかし来年度にはコーヒー豆への被害もありそうです。

    バッタはコーヒー果実は食べないが葉は食べるからが、理由。確かに葉が食害にあえば、樹木として光合成ができないので、影響がありますね。

    今のところ、葉を食害された被害報告の実績はあるのか定かではありません。


    現在のエチオピアコーヒー豆の価格について。

    只今のところ日本国内のエチオピアコーヒー豆価格は落ち着いています。

    しかし、他の農作物を現金化できないほどバッタに食害をされています。オチオピアでは自給自足の暮らしをしている農民が多いので食糧難となっています。

    なので他の食物と比べて、比較的 食害被害のないコーヒー豆の価格値上げで、他の農作物生産減をカバーしようとする動きがあります。


    実際にエチオピア国内でコーヒー豆価格・値上げの会議が開かれています。

    珈琲工房サントスでは。

    仕入れ先さんより、エチオピア国内でコーヒー豆価格・値上げの会議の情報を入手できています。

    なので値上げ前に、直ぐに当面必要になるエチオピアコーヒー豆を、確保しました。

    当面確保をしたコーヒー豆の量は1年分ほどの在庫になるでしょうか。

    現状のところ、本当にコーヒー豆価格が上がるのか、定かではありません。しかしコトが起きてからでは遅いので、珈琲工房サントスでは、行動に移しています。


    別段価格が上がらなくても、『あーー、上がらなかったのだな、良かったな』で済みますから。



    2020/02/10
    ブラジル通貨 対 米ドルで下落・コーヒー豆価格にも影響 / 仕入先さん情報。

    ブラジルの通貨レアルは2/7日に前日比0.9%安の1ドル=4.32レアルで取引を終えています。対 米ドルで過去最安値を更新しています。

    新型コロナウイルスの影響で感染の拡大を受けてしまい、中国向けの輸出が減速するとの声が広がっていて、ブラジル通貨安に歯止めがかかりません。


    2020年初来からの下落率は7%にも達します。


    ブラジルにとって輸出の3割弱を占める中国は最大の輸出先。

    新型肺炎の影響でコーヒー豆などの輸出品目がそろって値を下げています。そして、景気減速への懸念で通貨が売られ続けています。



    2020/01/25
    ブラジル生産国の輸出業者が2020年に考えていること / 仕入先さん情報。


    2020年度中に「世界のコーヒー豆 市場取引で大きなシェアを拡大​​するだろう」と、ブラジル生産国の輸出業者は考えています。

    事実、ブラジルのコーヒー生豆の輸出は2019年に3,660万袋/60 kgに達しています。

    そして輸出業者協会Cecaféは、輸出は前年から14.8%増加して史上最高のピークに達したと、1月初旬の報告レポートで述べています。


    Cecaféの社長Nelson Carvalhaesは、「ブラジルでは現在 コーヒー豆の在庫が少なく、新しい作物が倉庫に届く6月まで出荷を制限する可能性があるでしょう。

    ですが、業界組織は2020年初頭に大量のコーヒー豆輸出を期待しています。」

    「2020年のコーヒー豆収穫はとても良好で、2018年ほどではないかもしれませんが、プラス収穫になるでしょう。同セクターは今年後半に輸出量を増やすことができるだろう」

    と、Cecaféの社長は記者団に語っています。


    アラビカ種・コーヒーの木の特性により、交互に高生産と低生産をブラジルでは繰り返します。なので、2020年には高生産年となり表作に戻ります。


    2018年・表作の1年間では、ブラジルで6160万袋を生産しています。

    しかし2019年の生産量について言えば、4930万個に減少した結果を政府は発表しています。


    最近ではトレーダーとアナリストは2020年に再び収穫量増の記録を期待しています。

    しかしブラジル一部地域では、気候条件の悪さからくる作物管理の難しさを伝えてきたため、トレーダーとアナリスト達は意見を修正した人もいます。


    Carvalhaes社によると、「中米を中心とする他の生産国は長期にわたる国際価格低下により、農民が作物の世話を削減するようになった。

    そのために、コーヒー豆生産量を元に戻すのには、とても苦労するだろう」と述べています。


    Cecafé社によると。

    「ブラジルは2019年に世界のコーヒー貿易のシェアを29%から31.6%に増やした。コーヒー業界団体は、コーヒー貿易シェアが2020年に再び上昇する可能性がある」と見ています。

    しかし、12月のブラジルの輸出は前年同月と比較して25.9%減少し269万袋です。


    Cecafé社は国際市場の価格回復を受けて、2020年の最初の月に月間販売量が増加すると予想しています。

    しかしブラジルにはコーヒー豆在庫があまり残っていません。そのため、2月以降は再び販売量は減少するはずです。


    最後に、昨年米国はブラジルのコーヒーの主な輸入国となっています。2018年実績によれば、前年対比24%多い786万袋を2019年に購入しました。



    2019/12/18 
    先週から気象条件が良いため相場上昇に歯止めが掛かるか / 仕入先さん情報。

    最大のアラビカコーヒー栽培地域である
    • ブラジル・ミナスジェライス
    • ブラジル南東部の主要コーヒー栽培地区
    の天気予報では、12/07からの雨量が良好です。

    主要コーヒー豆産地では先週の降雨量から率にして146%ほど高く、前年度平均よりも良いです。


    気象条件が良いためにブラジルのコーヒー豆 収穫高を押し上げ、国際相場上昇にある程度 歯止めが掛かる可能性があるでしょう。

    そしてブラジルレアルは米ドルに対してレアル高傾向です。

    レアル高なので農家はすでに大量のコーヒーを販売して現金化をしています。

    現在のところコーヒー豆は直ぐに販売活動ができる状況下にあるため、農家にも安心感が出ているのが予想されています。



    2019/12/13
    コーヒー豆25ヶ月ぶり高値・主産地ブラジルやベトナム不作 / 仕入先さん情報。

    コーヒー豆の最大産地ブラジルでは2019~20年度の生産量予想を下方修正し、国際価格が25ヶ月ぶりの高値をつけています。

    生産2位のベトナムでも生産量 低下の見解。

    コーヒー需要が好調の中、供給面の不安の声が多いです。


    現地通貨については、ブラジル・中南米で通貨安が進行中。通貨安だと輸出にとって良い兆しなので、このまま上昇するのかを見守る必要があります。



    ■ ■ ■
    指標となるアラビカ種のニューヨーク先物
    • 1ポンド132セント前後と直近安値の11月中旬から3割弱上昇。

    米農務省が11月に発表したブラジル・コーヒー生産量見通し
    • 19/20年度は5800万袋/60キロ袋。
    • 6月時点(5930万袋)より2%減少。

    下方修正の要因
    • コーヒー豆産地の干ばつ懸念。
    • ブラジル生産地・ミナスジェライス州では平年の60%ほどの雨量。
    • コーヒー豆の品質低下。
    • 小粒で輸出 規格品としての数量 減少予測。
    • 期末在庫の見通しは、6月時点287万9000袋/60キロ袋で、前年度比4割弱縮小する。
    • ベトナムは1~11月の輸出量が前年同期比15%減と低調。
    • 生産6位の中米ホンジュラスでも乾燥した天候。
    • 中米ホンジュラス産・19/20年度は7%減産予想。

    コーヒー豆・世界消費量について
    • アジアを中心に堅調に推移。
    • 近年は消費量が年率2~3%程度 需要増 傾向。
    • 新興国の所得拡大や食の洋風化が進行。


    ■ ■ ■
    18年末~19年のコーヒー豆 国際市場価格は100セントを下回る時期が続きました。なんと春先には80セント台を記録。

    コーヒー豆を手摘み収穫に頼る中南米産地では、生産費用 割れから農作放棄や転作の動きが進みました。

    しかし供給不足懸念で国際相場の流れが変わり、「90セントが底なのでは?」と取引先さんが伝えてくれました。

    このまま相場高騰が続くかは不透明で、ブラジルの通貨レアル次第です。


    19年11月時点で通貨レアルは下落をしていて、過去最安値・1ドル=4.26レアルを11月末に記録をしています。

    ドル建てで取引されるコーヒー豆。だから通貨安は生産者の手取り増加につながります。

    輸出増をキッカケにした投機筋の売りが増え「レアル安がコーヒー相場の上昇にストップを掛けるのでは?」と取引先さん。


    ■ ■ ■
    お取引さん情報によれと。

    「19~20年度はコーヒー豆 在庫は減少します。しかし在庫が低水準にはならないでしょう。」と伝えてくれました。20~21年度・ブラジルコーヒー豆は「表年」なのが理由。

    表年ですからコーヒー豆 生産量が増えると予測されています。

    現地 調査機関は、過去最高の生産量だった18~19年度を上回る予想を出していて、相場上昇を抑えられのではないかとしています。


    2019/11/27 ブラジル生産の下方修正で市場価格が高値傾向 / 仕入先さん情報。
    コーヒーの国際市場価格が上昇傾向です。

    指標となるアラビカ種のニューヨーク先物は1ポンド114セント前後と約1年ぶりの高値水準。10月中旬の最も近い国際相場に比べて20%ほど高いです。

    コーヒー豆 最大生産国ブラジル・2019~20年度の生産量予想は品質低下を理由に予測数量が引き下げられました。


    米農務省が先週公表したブラジルのコーヒー報告書からの情報をお伝えしますね。

    19~20年度・コーヒー豆の生産量予想は5800万袋/60Kgです。6月時点の予想(5930万袋)から2%減少したとコーヒー報告書が伝えています。


    仕入先さんからは「コーヒー豆の品質があまり良くなくて小粒傾向です。そして物が選べない傾向にある」と話しています。


    ブラジル産・19~20年度は生産量が減る「裏年」。生産量の増える「表年」の18~19年度より1割程度 減少するでしょう。

    しかしコーヒー豆在庫はブラジル産・18~19年度産が豊作です。コーヒー豆在庫が潤沢なため供給不足を感じる見方は少ないでしょう。

    なので「コーヒー豆 国際相場が大幅に上昇する可能性は低いと見ています」と仕入先さんより情報です。


    2019/11/10 コーヒー豆の国際価格が上昇中 / 仕入先さん情報。
    穀物市場でコーヒー豆の国際価格が上昇傾向。指標となるアラビカ種・ニューヨーク先物取引は、1ポンド109セント前後と4カ月ぶりに上値に反応しています。

    最近のもっとも低い価格と比べるれば17%ほど高いです。コーヒー豆・最大生産国であるブラジルの通貨レアルが、対米ドルで上昇したことが理由。

    対米ドルで上昇したために輸出が鈍り、「コーヒーの需給が引き締まるのでは?」との思惑から投機が入りました。


    財政赤字の削減期待が膨らみブラジル国内ではレアル相場が上昇しています。レアルは1ドル=4.1レアル台から、10月末には3.9レアル台です。

    ブラジルの生産者や輸出業者は、レアル高が進行すると、収入が減りますよね。そして輸出意欲が下がり、需給減退するのでは?との声が広がりつつあります。


    天候不順も相場の押し上げ材料の一つ。

    ブラジルのコーヒー豆産地が乾燥をしています。乾燥が続けば「コーヒーの実の成熟に障害が出るし、長引くと収量が落ち込む恐れがある」との心配が広がっていくでしょう。(取引先さん)


    2019/11/06 ロブスタ種 輸出増加 / 仕入先さん情報。

    インドネシアの主要コーヒー生産島であるスマトラ島からの情報。インドネシア政府の貿易データは、10月のロブスタコーヒーの輸出量は148,911袋です。

    前年同月より59%多い合計400,783であると報告がありました。来年度 夏季アイスコーヒー用原料として、とても良い情報であると考えられるでしょう。

    またエスプレッソ用途にも需要があるロブスタなのです。


    2019/10/30 ロブスタ種の国際価格が安値圏 / 仕入先さん情報。

    約9年ぶりの安値圏でコーヒー豆・ロブスタ種の国際価格が推移しています。世界のコーヒー豆生産量の約4割を占ているのがロブスタ種で世界的にも消費が伸びています。

    ロブスタ種・生産2位のブラジルでは生産が急増。最大のロブスタ産地であるベトナムでも生産が順調で供給過多 傾向が強く感じられています。

    今後もブラジルの生産は増えるでしょう。結果、国際相場は軟調で推移しそうです。

    コーヒー豆・二大品種は以下の2種類。
  • レギュラーコーヒーに使われるアラビカ種
  • インスタント向けのロブスタ種


  • ロブスタ種の目安となるロンドン市場の先物価格は1トン1250ドル前後で前年と比べて3割弱 程度安いです。

    安くなっている原因はブラジルの増産です。19~20年度のブラジル・ロブスタ種生産は、1830万袋と米農務省が予想しています。16~17年度と比べると1.7倍となり増産意欲が感じられますね。

    ブラジル産ロブスタ種の生産は、20~21年度には2000万袋まで増産が見込まれているようです。



    2019/10/15 ブラジルでコーヒーの木が開花 / 仕入先さん情報。

    19/10/06の週にブラジル最大のコーヒー生産州であるミナ・ジェライスで、コーヒーの木が開花しました。

    コーヒーの木開花の規模は大きく、来年新穀コーヒー豆の豊作を指し示しています。



    2019/9/29 主要産地で降雨を確認 / 仕入先さん情報。

    ブラジル産地の9月下旬の天気予報速報です。最近数日間で主要なコーヒー地区の大部分でかなりの雨が降ったことを示しています。

    降雨は週末に次第に減少し、来週には新しいコーヒー豆作物の開花を引き起こすはずでしょう。

    10月の第2週になると、さらに雨が降ると予測されており、次の週のコーヒー果実開花の結果が決まります。


    一方ベトナムでは、この国最大のロブスタ生産者が2019年10月からコーヒー新穀生産を開始を予定。収穫が最小限の混乱で行われるためには、直ぐに雨が止むことを望んでいます。

    多くの天気予報士は季節の降雨量を予測し「この時期らしい降雨が続く・・・」としています。



    2019/9/13 主要産地の降雨情報 / 仕入先さん情報。

    ブラジル南東部の主要なコーヒー栽培地区からの天気予報は、今後6日間から10日間の乾燥状態を予報しています。

    この気象予報は現在のコーヒー市場に対する投機筋が興味を示しだしています。

    春と夏の雨季の始まりに関しては、10月の前半までに大きな雨が降らなければ、重大な問題になり始めるでしょう。



    2019/8/27 コーヒー相場は通貨レアル安の影響で、下がり気味 / 仕入先さん情報。

    コーヒー豆国際価格は、この1ヶ月間ブラジル通貨レアル安の影響から、やや下がってきています。コーヒー価格については、しばらく小幅な動きが続くと思われます。

    年末に向けてブラジル産地は乾季に入ります。

    そのため、干ばつ懸念が心配されるような事態になった場合、コーヒー豆国際相場は上昇に転じる可能性が高くなります。

    反対にコーヒー生産に懸念されるような状況が起こらなければ、この状態がしばらく続くでしょう。

    ただ現在のところコーヒー相場の水準は、ブラジル、ベトナム以外のコーヒー農家にとっては採算が厳しい状況。しかし、世界的にはコーヒー需要は伸びています。

    需要と生産のバランスが崩れれば、一挙に相場は上がります。

    中米の産地では、今年コスタリカが不作。そのために価格は上昇傾向です。



    2019/8/24 ブラジル南東部の主要なコーヒー豆産地の気象条件情報 / 仕入先さん情報。

    この地域では季節的に、ほとんど乾燥したままですが、一部の農場ではいくつかの散発的な降雨が観測をされています。

    現地農家は春と夏の雨期の始まりには、まだ感心を持っておらず、「きっと約4週間から5週間後に始まるだろう」と、楽観視をしています。

    しかし産地の降雨状況は、コーヒー市場の投機部門が注視しなければならない問題。現在コーヒー市場は市場価格低迷などにより、否定的な感情によって支配をされています。

    否定的な感情を払拭するためには、来年に予定されている豊作であろう新穀の展望とともやってくるでしょう。



    2019/8/13 ブラジルのコーヒー輸出は、前年同期から28.2%増加 / 仕入先さん情報。

    ブラジルのコーヒー輸出は前年同期から28.2%増加し、7月の320万袋に相当するでしょう。

    ブラジル産コーヒー豆の輸出構成は。
    • アラビカコーヒーは、7月総輸出の71.4%。
    • ロブスタ系コニロンコーヒー輸出は18.2%。
    • 残りは可溶性コーヒーと付加価値製品。
    ※)可溶性コーヒーとは、インスタントコーヒーのこと。

    したがってブラジル輸出登録は、今年7月までの6か月間で前年同期から37.6%増・2350万袋です。

    一方、2019年7月から2020年6月までの新穀収穫は、現在までの気候条件が引き続き良好であるため、完了に近づいています。



    2019/8/10 世界のコーヒー価格は2019年7月に下落 / 仕入先さん情報。

    IOC複合指標の月間平均は、2019年7月に3%上昇して103.01 USセントで、18年11月以来の最高月間平均となりました。しかし7月末までに98.57 USセント/ポンドまで下落しています。

    2019年6月時点では、世界のコーヒーの輸出は1,094万袋。コーヒーの2018/19年の世界生産は推定1.9%増加して1億6,877万袋です。

    これは、2019年3月までの収穫年のブラジルの生産が18.5%増加したためです。

    ブラジルの霜の季節は終わりに近づいています。既に霜の要因は、作柄に問題はないことが確信されており、ブラジルの天気は来月下旬まで問題はありません。

    ブラジル南東部の春と夏の雨量は、これまでのところ例年より多く推定されていいます。そのため来年の収穫量は、豊作を予測しています。



    2019/7/27 ニューヨーク先物は7月上旬に、1ポンド110セント台と高値。 / 仕入先さん情報。

    ニューヨーク先物は7月上旬に、1ポンド110セント台と高値。昨年秋には一時90セント台前半でしたが、現在101セント前後で推移しています。

    要因はブラジル産地の一部地域で起きた霜害で、新穀の生産と品質に影響が出るのではないかと声が高まったコト。ブラジル通貨のレアル高も下支え要因のひとつです。

    実際にレアルとコーヒー相場の連動性はあります。

    米国の利下げ観測が強まり、ブラジルの年金改革法案が成立に向けて前進。そして過剰な年金給付による財政赤字が改善するのでは、との期待が広まっています。

    結果、レアルは1ドル=3.7レアル台に上昇。そのためコーヒーも上昇傾向です。

    コーヒーはドル建てで取引をしているため、ドル安そしてレアル高が進行するとブラジルの生産者や輸出業者はレアル建て収入が減少傾向。

    また輸出意欲が低まり需給が引き締まるのでは、との見方が投資家の購入意欲を高めています。



    2019/7/24 相場はホルムズ海峡などの影響も必至 / 仕入先さん情報。

    日本のコーヒー豆価格は、2019年1月頃より大手が値上げをしています。輸送コストや包装材コスト、人件費増などあらゆる費用が上昇しています。今後ホルムズ海峡などの影響も必至。

    現在、何とか落ち着いているのはNY相場が上昇基調ではありますが緩衝材となっているからです。

    ブラジルの霜のニュースなどありましたが、NY相場が上昇すれば一気に苦しくなるコトは間違いありません。



    2019/7/10 ブラジル・霜害情報の続報 / 仕入先さん情報。

    ブラジル・コーヒー豆・霜害
    この時季は南半球のブラジルでは冬で、季節柄、降霜が観測されました。

    ブラジル国内でも大ニュースにはなっていますが、被害が限定的で有るコトやセラード地域はほとんど収穫が終わっています。ですから今年に関しては、被害は軽微であると予想しています。

    それでも季節柄、予断を許さない状況ですので農園に行ったりと注視しているとのことです。

    画像はセラード地域の西側にあるコーヒーの樹です。セラード地域の谷になっている場所に霜が降りて被害が出ています。

    霜害の問題は、表作といわれた来年度の収穫物に影響が出る事が心配されます。



    2019/7/08 仕入先さん情報・追加。

    7/07にブラジルで霜害が有りました。該当地域、霜害規模は情報不足で不明。ただ投機筋が敏感に反応しています。

    そのためにコーヒー豆市場価格も、ある程度は上昇するでしょう。現在ブラジルは冬の時季なので、いつ霜害が有っても、おかしくは無いでしょう。

    ブラジル国内の標準コーヒー豆を栽培している農家では、この霜害のおかげで相場上昇に期待を膨らませているそうです。

    なぜなら現在の国際相場はコーヒー農園にとって原価割れの状況です。

    そのために農地転換が起こっている状況の話は、2019/04/21付けの段落でお伝えした通り。

    そしてこの機会に日本国内のコーヒー豆商社にとっても、コーヒー豆相場上昇を期待する声があるようです。

    エチオピア産コーヒー豆は豊作のようです。品物も潤沢です。現在は水洗式シダモ・G1、G2等、とても人気があり採れた多くのコーヒー豆が水洗式精製にまわっています。

    エチオピアで心配しなければならないのは、国内情勢だけです。

    実際に6/22、アムハラ州バハルダールでアムハラ州治安部長を首謀者とする、アムハラ州知事に対して襲撃事案が発生しています。

    状況は同州知事ほか2名が殺害、さらに首都アディスアベバでは、軍参謀長ほか1名が自宅で警護官に殺害。

    この情報がエチオピア政府から発表、そして現地報道により知らされています。 これにより、現在エチオピア国内全域においてインターネットが使用できません。

    またバハルダール及びアディスアベバ市内では、今後も道路封鎖や検問などが行われる可能性があります。

    インドネシア産コーヒー豆については、マンデリン品種の相場は高止まり。理由はインドネシア国内消費にまわるものが多いようです。

    2017年の時点で人口は2.64億人で、皆がコーヒーを飲むわけでもありませんし、飲むとしたらロブスタよりも、アラビカ種であるマンデリンです。

    この国では近年、都市ジャカルタなどをはじめとしカフェブームです。素敵なで美味しいコーヒーを飲めるCAFEが多くなり、インドネシア国内でのコーヒー消費量も増加傾向。

    インドネシア・ジャバ・ロブスタは現在、端境期なので次期収穫期10月迄、待たなければなりません。結果、日本国内におけるジャバ・ロブスタも端境期のおかげで在庫現象。

    そのため日本国内の自家焙煎店によってはロブスタ・PTPを契約し、確保をしていない限りPTP(国営農場)を仕入れることができないでしょう。

    PTPを仕入れることができないとすると、プライベート(民間農場)を仕入れるしかありません。この豆は品質がまったく安定せず、低級品が目立つでしょう。



    2019/6/28 仕入先さん情報・追加。

    2019年4月、国際コーヒー協会が発表した総合指標は3.2%下落しています。そのためにコーヒー豆市場価格は、94.42 USセント/ポンドとなりました。

    これは2006年7月以降、毎月平均で88.57 USセントに達したとき以来の最低値。

    世界のコーヒー輸出は2018年3月より3.8%低い10.98百万袋です。ブラジル ナチュラルの出荷数は2,170万袋と前年同期比18.4%の増加をしています。

    またコロンビアマイルドは795万バッグと8.6%の増加となっています。

    2018年から19年にかけてのコーヒーの上半期におけるブラジルからの輸出量は、収穫量の大幅な増加と為替レートの下落に支えられ、2,129万袋と26.5%増加しています。

    2019年3月のインドネシアからの出荷は、2018年3月に比べ37.3%増加。

    そのため475,318百万袋となっていますが、2018年4月から2019年3月までの出荷数は33.7%減少して5.15百万袋です。ロブスタの出荷は12.1%減の419万バッグとなりました。



    2019/6/10 仕入先さん情報・追加。

    ブラジルを主な産地としているコーヒー豆の国際市場価格が上昇中で、価格は今年5月上旬より14%程高いです。

    要因は、収穫期を迎えているブラジル地域が降雨や低温などの天候障害や不順に見舞われて、減産傾向を心配している声が強まっていることに有ります。

    現地通貨レアルも対米ドルで上昇中。なのでコーヒー豆の輸出が減るとの見方が広がっていることも影響しているのでしょう。

    全体的にブラジル産農産物は供給増で安値が続いていましたが、国際穀物相場の底入れ感が強まっています。

    ブラジル産地は南半球に位置しています。同国では冬場を控えていて、これからコーヒー豆の収穫が本格化。

    ですが「雨でコーヒー豆の収穫が進まず、精製作業が中断するなどの事態が起きています」(仕入先さん)



    2019/5/31 仕入先さん情報・追加。

    「コーヒー豆市場価格、3カ月半ぶり高値、ブラジル地域の低温とレアル高の影響」

    コーヒーの国際価格が上昇中です。

    現在、指標となるアラビカ種のニューヨーク先物(期近)は、1ポンド99セント前後で、3カ月半ぶりの高値です。5月上旬の直近安値に比べて15%ほど高い。

    原因は最大生産国であるブラジル生産産地で気温低下のため、コーヒー豆収量に影響が出るかもしれないとの懸念が広がったため。

    南半球ブラジルではコーヒー豆の収穫が進んでいて、冬場に向かって気温、気象変化に敏感になる時期だからです。

    ですが一部のブラジル地域では、気温が下がり寒気が入り込み、コーヒー豆収量減を心配する声が出始めています。

    またブラジル通貨のレアル相場が上昇したことも影響をして、国際価格が上昇をしているのでしょう。

    コーヒー豆はドル建てで決済取引をされます。

    そのためレアルが対ドルで上昇すると、現地のコーヒー豆生産者や輸出業者のレアル建ての手取り収入は減収傾向。

    収入減を嫌ったコーヒー豆産地が輸出を減らすとの思惑が投機筋に広がっています。

    「現在の相場は生産原価から考えても安すぎる。100セント以上は上昇するかもしれない」と、ある取引先さん。



    2019/5/30 仕入先さん情報・追加。

    ブラジル産の豊作影響でコーヒー豆供給過剰が継続中で、将来のコーヒー豆生産減が懸念されています。

    市場では「数年後にも需給が逼迫する可能性が高い」と心配をしているコーヒー関係者。

    それはアジアを中心として、世界のコーヒー豆需要が右肩上がりで伸びてはいますが、長引く相場安値でコーヒー豆生産が予想以上に減産する可能性が高まったため。

    「新たなコーヒー豆生産地を開拓していかない限り、世界のコーヒー需要に追いつくことができず近い将来、需給は逆転するかもしれない」と、ある取引先さん。

    米農務省によると18~19年度は、コーヒー供給の伸びが需要の伸びを上回り供給過剰となる見通し。

    コーヒーの収穫量は木の生育と、ブラジル産の隔年で生産が多い「表年」と生産が少ない「裏年」をに影響されます。

    18~19年度は表作で、世界生産量が大きく増えます。そして裏年に当たる19~20年度も前回の裏年(17~18年度)を上回ると予想されています。

    近年では灌漑(かんがい)設備の充実、施肥の向上、コーヒー品種改良が進み、生産効率が高まったためでしょう。

    しかし手摘みでコーヒー豆を収穫しているホンジュラスやグァテマラ、コロンビアといった中南米産地では生産効率が相当に厳しいようです。

    それは機械化が進むブラジルの大規模農園とは異なり、現在の市場価格ではコーヒー豆生産維持が厳しくなっているからです。

    実際、果実やキャッサバ、コカイン原料となるコカの葉に転作する農家や、農地の維持を満足にできない農家も出ています。



    2019/4/21 仕入先さん情報・追加。

    コーヒーの国際価格がここ10年で最安値に下落。コーヒー豆栽培意欲が低下をしている中南米のコーヒー農家の離農、作物転換が進んでいます。

    そのために「コーヒー生産はどうなるのか」との心配がされています。結果、生産国で若い世代がコーヒー栽培から撤退をしています。

    現地では「コーヒーで生計を立てている親なら、(低価格が)市場に与えている状況を見れば(自分の子供には)やらせたくないと思うだろう」と答えています。

    グアテマラでは価格下落でコーヒー農家が離農し、コロンビアではコーヒーからコカ(コカインの原料)栽培へと転作している。




    2019/4/16 仕入先さん情報・追加。
    コーヒー生豆は供給が充分です。しかしコーヒーの消費量は発展途上国を中心に増す傾向が続いています。

    アメリカ農務省によると2018~19年度のコーヒー生豆の世界消費量は、前年度比2%増の約1億6400万袋の予想。5年前と比べると15%増です。

    18~19年度は世界生産量が約1億7500万袋と消費を上回る見込み。

    ですがブラジル以外の中南米では生産に掛かる必要経費の高いコーヒー栽培農家が多数で、市場価格が低迷すれば安値は生産意欲の低下を招いてしまいます。

    地球温暖化などでコーヒーを栽培できる地域が減少することも指摘をされ、中長期では相場が上昇するとみる投資家もいます。



    2019/4/11 仕入先さん情報・追加。
    コーヒー豆価格は3.1%下落して97.50米セント/ポンド。これは2006年10月実績は95.53米セント/ポンドでした。以来、最も低い月平均となっています。

    2019/20年の収穫年と、前年と比較して2018年/19年の毎月の輸出の増加がコーヒーの低価格の要因となっています。

    2018/19年の世界のコーヒー消費量は、1 億6499万袋と推定。最大の消費国はアジアとオセアニアです。



    2019/4/02 仕入先さん情報・追加。
    コーヒー豆の安値が長期化模様です。

    原因はコーヒー生豆最大生産国ブラジルの豊作、在庫積み増しの影響などです。コーヒー豆価格指標となるアラビカ種の国際価格は1年前より約2割下落。

    ブラジル以外の南米産地では国際価格が下落した影響で、農家の生産と労働意欲が低下。そして長期化模様となるとコーヒー豆栽培をする意欲も削がれていきます。

    そのために果物や酪農だけでなく、麻薬の原料となるコカの葉に転換するコーヒー豆農家も増えているようです。

    例えばインドネシア国内のコーヒー消費量は、過去10年間でほぼ倍増のです。しかし政府農業省の調べによると、国内コーヒー豆生産量は過去5年間で約8%もの減少です。

    減少傾向があるのは南部スマトラ、北部スマトラ、スラウェシ島、東ジャワ等など例外がありません。そして国営農園、民間エステート、一般農民も同じです。

    品種で言えば、ロブスタ種、マンデリン系統品種も同じく減産傾向です。

    これは異常気象災害、農作物の維持と管理、他のもっと相場の良い作物への転換が収量低下の原因であるとしています。

    インドネシアのコーヒー産業も営利目的で生産をしているのですから、儲かる商品作物へ転換してしまうのは当たり前のことです。

    日本でもお米の価格が低迷すれば作物転換を考えたり、既に他の商品作物に転換をしています。

    したがってどの生産国でも、コーヒー豆の持続的な生産を続けることができるのか、また世界のコーヒー豆需要に応えるコトができないリスクも発生をしてきています。

    コーヒー豆世界生産状況は豊作の予感

    コーヒー生豆18/19年度産の世界総生産量は、前年と比べ8.9%の増加をしています。袋の量としては174.5百万。

    コーヒー豆の増加は、生産国ブラジルの好調な収穫が大きな要因となっています。ブラジル豆17/18年度産実績から比べると、18/19年度産は12.5百万袋の増加。

    どうやらコーヒー豆18/19年度産は豊作の予感がしています。

    そして大した天候障害も出ていないので、コーヒー豆品質面でも良さそうです。

    コーヒーの市況の反応は

    このようなブラジル産コーヒー豆豊作状況を基に相場は100セント前後で推移。なんという安値なんでしょうか。しかも市場は安値安定で推移をしています。

    直近2019年03月15日のNYコーヒー相場の発表は、終値94.60セント。この相場は過去10年の平均値138セントより31.4%も安値です。

    ブラジル以外の生産国では

    そしてブラジル以外の生産国、ベトナム、コロンビアなどでも豊作傾向。エルサルバドルの輸出は15.9%増です。

    タンザニアからの輸出は55.7%増加。エチオピアの生産量は750万袋で安定しているそうです。

    19/20産生豆は裏年

    ブラジルの19/20産生豆は裏年に当たるそうです。裏作は通常ならば減産となるのですが、今年は豊作を見込む予想となっているそうです。

    そのため前作のコーヒー在庫の行き先が決まらないまま在庫が積み増しをされています。このおかけで価格低迷に向かっているのでしょう。

    今後は多少の天候などで相場が一時的に上昇することはあると思います。が、相場上昇も一時的で直ぐに落ち着くだろうとの情報をいただいています。

    コーヒー豆相場が価格低迷のままだと、コーヒ豆生産農家にとっては生活が苦しくなるばかりなのです。つまり豊作貧乏といものです。

    コーヒー豆は一次産品商品協定の対象商品。

    だから国際コーヒー協定を作って国際コーヒー機関がコーヒー価格安定のために運営をしているのですが、輸出国、輸入国の足並みが揃わず大変なようです。

    19/20年度産に影響するブラジルの天候異変について

    ブラジル・サンパウロ州の隣に位置するミナスジェライス州の雨季は11月から3月です。只今のところ天候異変は起こっていません。適度な降雨のようです。

    ときどきミナスジェライス州で起こる乾燥も今年産への影響も無く、このまま行くと果肉入りも順調のようです。

    コーヒー豆の消費量は増加傾向

    コーヒー豆消費量については、世界総量前年と比べて2%増加の163.5百万袋です。

    コーヒー豆増加量で一番の国は米国、ついでブラジルとなっています。

    しかし現在、普段はコーヒーを飲む習慣のなかったアジアや中東、アフリカなどで飲まれるようになってきました。今後もアジア、中東で消費増の傾向が続いていくと感じています。

    そしてコーヒー豆消費量が増えてきた中国からのコーヒーニュースでは。

    中国の新興コーヒーチェーン「ラッキン(瑞幸)コーヒー」は3/11日、シンガポール政府投資公社などから2億ドルを調達したことを明らかにした。

    企業価値は10億ドルと評価されている。ラッキンは今年開業したばかりだが、5月時点で既に、中国の13都市に525店舗を展開。ネット注文による配達サービスを売りとしており、低価格と短い配送時間で顧客獲得を図ってきた。

    参考 https://jp.reuters.com/article/china-coffee-idJPKBN1K10I5


    といった情報の発表をされていても、コーヒー豆相場が上昇しなのは、かなり在庫過多なのだと推測をしています。この程度では需要と供給のバランスが崩れないのでしょう。

    ですから今後もコーヒー豆相場は安値安定の方向のようです。

    だけれども何か天候異変、地理的な環境がもとで国家に与える政治的、軍事的、経済的なことが起きれば、相場は一気に上昇へと向かうのでしょう。

    コーヒー相場に影響を与えるのは、やはり中東なのではと私は気に掛けています。

    「コーヒー豆のニューヨークコーヒーマーケットと」のまとめ

    2019年3月時点のニューヨークコーヒーマーケット相場情報を読む限り、ひとまず安心なのではと思っています。

    コーヒー価格も安値安定なので、在庫積み増しはする必要はないでしょう。バックヤードに余裕があれば在庫を積めば良いですね。

    コーヒーロースターにとっては、相場はとても気になります。

    これからも天候、地政学的なことも含めて、気にかけていきたいですね。コーヒーLOVEが強いオーナーさんとだと、きっと夢にまで出るほど気にかけてくれるでしょう。

    お取引さんから新たな情報が入り次第、記事を追加します。


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