2022.12.19 更新
- 「コーヒーカップを温める方法を知りたい」
- 「温めるときは、沸騰したお湯を使うのかな?」
- 「コーヒーカップを湯煎する方法が、わからない」
本稿では、コーヒーカップの正しい湯煎と温め方を覚えていただくために、焙煎店でコーヒーを淹れて21年になる店主が解説します。
ここでは、コーヒーカップを温めるために3つのことがわかります
- カップを温めるのではなく、熱々にする
- 沸騰したお湯をカップに注ぐ
- カップの飲み口まで熱湯を入れる
ここで先に結論を述べると、コーヒーカップをアツアツにするためには、100度の熱湯で温めるといいです。
ご自分で淹れたコーヒーが熱いうちに飲めるようになりますよ。
コーヒーカップを温める方法が理解できたら、つぎのステップへ進みたくなるもの。
それならば、『コーヒーの淹れ方のコツ』をお読みください。きっと、あなたのお役に立ちます。
目次
コーヒーカップの温め方と
湯せん方法を解説
アツアツに温めるためには、最初に熱湯をカップに注ぐといいです。コツは、最初に熱湯を注ぐ!!
お湯を準備する 温め用と抽出用のお湯を 1つのケトルで沸かし始める。 | |
豆を量る | |
豆を挽く | |
ドリッパーにコーヒーフィルターをセットする | |
コーヒーペーパーに粉を移す | |
湯煎用のお湯をカップへ注ぐ Step6あたりでお湯が沸く。 ここで100℃の熱湯をコーヒーカップへ注ぎ、湯煎スタート !! | |
コーヒー抽出を始める | |
コーヒー抽出を終わらす | |
コーヒーカップに入っている 湯煎用のお湯を捨てる | |
コーヒーカップへドリップをした コーヒーを注ぐ |
手順の通りに進めると、3分ほどかけてコーヒーカップを温めることになります。
3分ほどかけた結果、カップも十分 温まるので、アツアツのコーヒーが飲めるのです。
— 補足 —
カップの素材が磁器ならば、マグカップやコーヒー紅茶兼用カップでも、アツアツになります。
ただ、カップが大きいため、温める時間がすこし長くなります。
カップの素材が磁器ならば、マグカップやコーヒー紅茶兼用カップでも、アツアツになります。
ただ、カップが大きいため、温める時間がすこし長くなります。
本稿で使用した「コーヒーカップ」を、伝えておきます。
補足:本稿で使う言葉の意味
- 湯煎という言葉で書かれていると「温める」と解釈してください。
- 沸騰したお湯というのは、気圧が1気圧のときに、水の沸点が100℃を示している状態としておきます。
つぎからは、湯煎するデメリットと、メリットを解説します。
湯煎するデメリットは、
たった1つ
たった1つのデメリットは、コーヒーカップ全体が熱くなり過ぎて、ひとによりコーヒーが飲めないと思われます。言い換えると、アツアツのコーヒーは、猫舌のかたにとって「コーヒーが熱すぎるわ」と困るはずです。
デメリット:猫舌のかたにとってコーヒーが熱くなり過ぎる
口をつけられないほど熱い飲み物が苦手な「猫舌」のひと。
抽出してもすぐに飲まず、冷まして飲むスタイルの猫舌さんには、湯煎しないほうがよいでしょう。
猫舌さんのためにも、お友達やご家族に「熱くてもいいですか?」と聞いておくといいですよ。
口をつけられないほど熱い飲み物が苦手な「猫舌」のひと。
抽出してもすぐに飲まず、冷まして飲むスタイルの猫舌さんには、湯煎しないほうがよいでしょう。
猫舌さんのためにも、お友達やご家族に「熱くてもいいですか?」と聞いておくといいですよ。
つぎは、湯煎するメリットを解説しましょう。
湯煎するメリットは3つ
ここでは、湯煎するメリット3つを解説します。- コーヒーが冷めない
- コーヒーの香りが良くなる
- 好みの味わいでコーヒーが飲める
メリットを覚えて、自分用コーヒーやご家族用コーヒー、それから来客用コーヒーに活用してください。
メリットの1つ目:コーヒーが
冷めない
湯煎することにより、コーヒーカップは冷めにくくなり、保温性が高まります。なぜなら、100℃のお湯を使うことにより、飲み口あたりまでアツアツに温めているからです。
したがって、カップは冷めにくくなり、飲みごろ温度が下がる時間も長くなるのです。
それに対して、コーヒーカップの飲み口あたりが冷たいときを考えてみましょう。
温かい物を飲むときには、カップの飲み口が冷たいと「あれ? 冷めているのかな」と、ひとの皮膚感覚がとらえてしまうからです。
したがって、温かい飲み物を注ぐときは、カップを温めるといいですよ。
ちなみにコーヒーは、約68~70℃が飲みごろ温度。けれども湯煎しなければ、カップにコーヒーの熱を吸収されてしまいます。
その結果、すぐに飲みごろ温度が下がります。
その結果、すぐに飲みごろ温度が下がります。
メリットの2つ目:コーヒーの
香りが良くなる
なぜなら、コーヒーに含まれている香り分子の動きは、コーヒーの保温性が高まると移動する速度も速くなるからです。分子の移動する速度が速くなる結果として、香りが鼻先まで絶え間なく届いてくるのです。
メリットの3つ目:好みの味わいでコーヒーが飲める
コーヒーは、飲む温度帯により、味わえる成分が違います。なぜなら、味の表出は、温度帯により感じかたが違うからです。
いつも同じ味わいを楽しむのならば、湯煎をしましょう。
具体例を挙げます
甘酸っぱい酸味を味わうために93℃のお湯で抽出したとしますね。そして、湯煎していないカップにコーヒーを注ぎます。
すると、コーヒーカップの熱吸収量が多いため、コーヒーの熱は早く吸収され、冷めていきます。
その結果、酸味は味わえなくなり、好みの味ではなくなります。
ただ、まったく酸味を味わえないわけではありません。酸味の感じかたが少なくなります。
したがって、好みの味わいでコーヒーを飲むためには、湯煎するべきなのです。
すると、コーヒーカップの熱吸収量が多いため、コーヒーの熱は早く吸収され、冷めていきます。
その結果、酸味は味わえなくなり、好みの味ではなくなります。
ただ、まったく酸味を味わえないわけではありません。酸味の感じかたが少なくなります。
したがって、好みの味わいでコーヒーを飲むためには、湯煎するべきなのです。
つぎは、コーヒーカップの温め方の注意点3つを解説します。
コーヒーカップの温め方:
注意点3つ
注意点3つを覚える
- コーヒーカップを温めるのでは
なく、熱々にする - 100℃の熱湯をカップに注ぐ
- カップの飲み口までお湯を入れる
ここでは、コーヒーカップを温めるときの【注意点3つ】をまとめています。
適当にコーヒーカップを温めても、アツアツにはなりません。
注意点の1つ目:コーヒーカップを温めるのではなく、熱々にする
熱々にするためには、コーヒーを作る順番を入れ替えましょう。入れ替えると、十分に時間を掛けてコーヒーカップの飲み口まで温められるからです。
コーヒーカップを温める作業を最初にします。
けれども、カップを温める作業を最初にすると「本当にアツアツのコーヒーカップになるのか?」と思われているかもしれませんね。
そこで、お湯を捨てた直後のコーヒーカップ内側を、温度計で測ってみます。
実験結果として、コーヒーカップ内側の温度は、52.7℃を表示しています。
この実験でわかることは、コーヒーカップを温める作業を最初に持ってくれば良いということですね。
したがって、最初にコーヒーカップを温めておいて、コーヒーの抽出準備を進めていきましょう。すると、コーヒーができあがったときには、カップが熱々になっていますよ。
注意点の2つ目:100℃の熱湯をカップに注ぐ
熱々のコーヒーカップにするためには、沸騰したお湯を注ぐことです。なぜなら、熱伝導率の関係で、お湯の温度が高いほど物質に熱が伝わりやすいからです。すなわちコーヒーカップは、沸騰したお湯で湯煎することによって、飲み口まで早く温まります。
けれども、40℃前後のお湯で湯煎するというのはどうでしょうか?
具体例を挙げます
給湯器から出てくる40℃前後のお湯だと、湯煎するにはなんだかもの足りませんね。
電気保温ポットの70℃~80℃くらいのお湯だと、時間を掛ければ温まるでしょう。
ただ、焼き物で陶器のような厚みのあるコーヒーカップだと、さらに時間が必要になります。
それに対して、グラグラに沸騰させた100度に近いお湯を注いだ場合を考えてみましょう。
100度に近いお湯だと、ものの1分ほどでコーヒーカップ飲み口までアツアツになりますよ。
電気保温ポットの70℃~80℃くらいのお湯だと、時間を掛ければ温まるでしょう。
ただ、焼き物で陶器のような厚みのあるコーヒーカップだと、さらに時間が必要になります。
それに対して、グラグラに沸騰させた100度に近いお湯を注いだ場合を考えてみましょう。
100度に近いお湯だと、ものの1分ほどでコーヒーカップ飲み口までアツアツになりますよ。
アツアツになったコーヒーカップにコーヒーを注ぐと、以下の実験結果のようになります。
沸騰した100度のお湯を使った湯煎実験をご覧ください。
したがって、沸騰した100度のお湯を使ってコーヒーカップを湯煎すると、カップは76.0℃にもなるのです。
湯煎するためのお湯も一緒に沸かす
コーヒーカップを温めるだけのために、お湯を沸かすのも手間だと考えているひともいるでしょう。それでは、楽な方法を考えてみましょう。
楽な方法は、コーヒードリップに必要なお湯とコーヒーカップを温める湯煎用のお湯を、一緒にやかんで沸かせばいいですよ。
お湯を沸かす作業は1回ですみますから、手間がはぶけますよ。
けれども「ついつい先にカップを温めるのを忘れてしまう。あとから温めてはいけないの?」と言う声が聞こえてきそうですね。
なるほど。
私も同じ経験がありますから、わかりますよ。
では、すぐにカップが温まる方法をお伝えします。
電子レンジを使い、
約51秒で水が80℃になる方法
水道水は温度が20℃で、容量は150ccだと仮定して解説します。約51秒で水が80℃になる方法
- まずは、コーヒーカップに水を7分目ほど入れる
- そして、電子レンジのボタンを押して
温めを開始する - その結果、約51秒で80℃くらいまで
水の温度が上がる
これで、熱々のコーヒーカップが完成します。
電子レンジを使用するときの
注意点
電子レンジで水を加熱するとき「沸騰」は起こりません。
そのため「温まっているのかな?」と考えてしまい、追加で加熱するひともいます。
加熱を続けていると水が「過加熱状態」になる場合があるのです。
過加熱状態になっている液体を取り出そうとして電子レンジの扉を開けたりすると、加熱した水が周囲に飛び散ります。
その結果、あなたの手を火傷してしまうので注意しましょう。
また電子レンジを使用して温めた場合は、カップが想像以上に熱くなっています。
火傷の恐れがありますから、十分注意してください。
注意点
電子レンジで水を加熱するとき「沸騰」は起こりません。
そのため「温まっているのかな?」と考えてしまい、追加で加熱するひともいます。
加熱を続けていると水が「過加熱状態」になる場合があるのです。
過加熱状態になっている液体を取り出そうとして電子レンジの扉を開けたりすると、加熱した水が周囲に飛び散ります。
その結果、あなたの手を火傷してしまうので注意しましょう。
また電子レンジを使用して温めた場合は、カップが想像以上に熱くなっています。
火傷の恐れがありますから、十分注意してください。
カップの飲み口までお湯を入れる
ここまでで、熱くて香りが立つコーヒーを飲むためには、熱湯でコーヒーカップを温めると良いのがわかりました。しかも、沸騰したお湯をコーヒーカップに注ぎ入れるのが もっともよい方法でしたね。
じつは湯を注ぎ入れるときに、気をつけたい注意点がもう一つあります。このもう一つが注意点3つ目で、予熱に使うお湯の量を知ることです。
では、なぜコーヒーカップを温めるときに、お湯の量を知る必要があるのでしょうか?
十分に温まっていないと、コーヒーを注いでも、コーヒーの熱がコーヒーカップに移ります。
すなわち、コーヒーカップに熱が奪われると考えればいいのです。
つぎは、すくないお湯で湯煎すると、どうなるのか?
を、失敗する例をもとに、注意点の3つ目めとして検証します。
注意点の3つ目:カップの飲み
口までお湯を入れる
想像してみましょう。すくないお湯の分量というのは、カップの底からわずか2cmくらい、もしくはコーヒーカップ・½です。
下画像のようなお湯の量です。
※お湯が入っている状態がわかるようにするために、お湯を着色しています。
このすくないお湯では、コーヒーカップ全体がすぐには温まらないですね。
そのうえ、カップ半分のお湯では、飲み口あたりまで温まるのに数分も掛かります。ましてや、アツアツにさえもなりません。
すくないお湯の量で湯煎する例として、ぬるめのお風呂40.7℃で試してみましょう。
ガス給湯器から出るお湯40.7℃で、湯煎実験します。
設定した実験条件は4つ
- 温度40.7℃のお湯を入れる
- 底から2cmのお湯を入れる
- 湯煎する時間を1分間にする
- 1分経過したのち、デジタル温度計で
計測する
結果として、コーヒーカップ内側の温度は、23.5℃となりました。
この結果でわかることは、お湯の量を倹約してしまうと湯煎に失敗するという例です。
お湯の量が不足していたり、湯煎する温度が不足していたりすると、コーヒーカップは想像以上に温まりませんね。
一方、下画像のように、コーヒーカップ飲み口あたりまでお湯を入れて、湯煎をしたときの温度はどうでしょうか?
100℃の熱湯で、実験です。
100℃の熱湯で1分間も湯煎すると、コーヒーカップはどのようになるのでしょうか?
その結果、コーヒーカップの側面は、手のひらで包み込むように持てないくらいの熱さになります。
下画像の温度計表示をご覧ください。
デジタル温度計は、52.7℃を表示しているのがおわかりになりますか?
52.7℃というのは50度なら3分間の圧迫、42度でも6時間接触すれば細胞が変化するという報告があります。
■ 参考記事・低温やけどは意外と危ない!
引用 >> 熱傷(やけど)に関する簡単な知識:一般社団法人 日本熱傷学会
細胞が変化するという報告があるくらいの52.7℃もの温度。そのためコーヒーカップがアツアツになっていることは、想像できるでしょう。
したがって、短時間で熱々にコーヒーカップを温めるためには、100℃熱湯で、飲み口あたりまでお湯を注ぐというのがよいのです。
補足:そもそも、コーヒーカップは
常温で何度なの?
常温で何度なの?
やはり常温だと、コーヒーカップは冷たいものですね。
したがって、満足するアツアツのコーヒーを飲むためには、熱湯を使い温度を上げる必要があるのです。
お湯の熱が伝わりやすい
食器がわかる
- わかること3つ
- コーヒーカップの種類を知る
- 磁器と陶器の熱伝導率の違いを
知る - 磁器と陶器は、どちらを
選ぶべきか?
熱が伝わりやすい素材を知らないと、コーヒーカップ選びのときに困るはずです。
どのようなものがあるのか、ご一緒に考えてみましょう。
つぎは理解を進ませるために、文をお読みになって、コーヒーカップを想像してください。
コーヒーカップの種類を知る
コーヒーカップの種類
- 磁器や陶器
- ガラスや金属
- プラスチックやメラミン
- 紙コップや断熱コップ
コーヒーカップは、さまざまな素材で作られています。
また、熱の伝わり方も素材により異なります。
磁器と陶器の熱伝導率の違い
ここでは、磁器と陶器の熱伝導率の違いを具体的に見ていきましょう。カップの種類 | 熱伝導率:[W/mK] | 測定温度:[℃] |
---|---|---|
磁器 | 1~1.6 | 20℃ |
陶器 | 1.5 | 常温 |
■ 参考記事
セラミックス・陶器・ガラス項目
引用 >> 株式会社八光電機 様
■ 参考記事
熱と温度:熱伝導率:物63:(429)
引用 >> 国立天文台編「理科年表 2021」, 丸善出版 (2020) 様
理科年表オフィシャルサイト(国立天文台・丸善出版)
National Astronomical Observatory of Japan, Chronological Scientific Tables, Maruzen, (2020).
磁器と陶器の熱伝導率の違いを化学的に見てみると、数値がほとんど同じです。
「ほとんど数値が同じだったら、陶器を使ってもいいのかな?」と思われるかもしれませんね。
確かに陶器は、素朴で和室に合う雰囲気があります。どっしりとした質感と手触りもよいですから、使いたくなるのもわかります。
けれども陶器は、磁器と比べて強度が劣り割れやすく、さらにカップの厚みもあります。
厚みがあるということは、熱が効率よく短時間でコーヒーカップ全体に伝わるのに時間が必要です。
それに対して磁器は、一般磁器を強くした「強化磁器」が主流。強化磁器は、アルミナ鉱石を混ぜて割れにくくしています。
割れにくくしてある強化磁器は、物質の密度が高くなっています。
厚みがあるということは、熱が効率よく短時間でコーヒーカップ全体に伝わるのに時間が必要です。
それに対して磁器は、一般磁器を強くした「強化磁器」が主流。強化磁器は、アルミナ鉱石を混ぜて割れにくくしています。
割れにくくしてある強化磁器は、物質の密度が高くなっています。
その結果、熱伝導率もよくなり、磁器で作られたコーヒーカップのほうが早く温まるのです。
補足:熱伝導率とは何なのか?
熱伝導率とは、熱が温かいところから冷たいところに移動するときの伝わりやすさを表したものです。物が温まるや熱伝導率は、小学校の理科で「熱の伝わり方」として習っていますから、あなたも思い出してみてください。
磁器と陶器は、どちらを
選ぶべきか?
保温性が良いのはどちら?
- 磁器製コーヒーカップは。
保温性が良く飲み口まですぐに温まり、割れにくい。 - 陶器製コーヒーカップは。
温まるのに時間が掛かり、割れやすい。
けれども質感と手触り感が人気。
店主が仕事として選ぶならば、磁器製コーヒーカップがイチ押し!!
なぜなら磁器製コーヒーカップは、物質の密度が高く熱伝導率も良いからです。その結果、保温性に優れている磁器製コーヒーカップがオススメです。
けれども食器は、さまざまな好みや嗜好があるものです。
あなたがコーヒーカップに求めている、実用性もしくは嗜好や好みで、磁器なのか陶器なのか選ぶといいですよ。
店主が使うコーヒーカップと
食器専門店をご紹介!
ここまで読み進めていただくと- 店主はどんなコーヒーカップを使っているの?
- どこで買ばいいの?
そこで、店主が使っているコーヒーカップと、食器専門店をご紹介します。
どんなコーヒーカップを
使っているの?
珈琲工房サントスでは、このコーヒーカップを使っています。よさそうなコーヒーカップでしょう。
コーヒーカップの詳細情報
商品名 | ハミングブルー |
---|---|
サイズ | 口径:約8.9cm / 長径(取っ手含):約11.2cm / 高さ:約6.4cm |
重量 | 約285g |
容量 | 約210ml(満水) |
材質 | 白色硬質 磁器:ファインポーセレン(ホワイト) |
原産国 | SRI LANKA |
公式サイト | https://tableware.noritake.co.jp/c/series/s_Fine/series_064/4975946380065 |
ハミングブルーコーヒーカップを選んだ理由は、熱伝導に優れていて保温性も良く、さらに白色硬質 磁器だからです。
どこで買ばいいの?
イチ押しの食器専門店
コーヒーカップは食器専門店で買うのがいいです。食器専門店では、豊富な知識であなたが知りたいお手入れ方法3つを教えてくれるからです。
お手入れ方法3つ
- コーヒーカップの選び方
- 茶渋の落とし方
- 保管方法
正しいお手入れがわかると、コーヒーカップに愛着が湧きます。その結果、コーヒーの美味しさも増すでしょう。
コーヒーカップには、さまざまな絵柄があります。さらに、流行の絵柄もありますから、食器専門家に「どんな絵柄が人気ですか?」と聞いてみたくなるもの。
そこで、ご紹介するのは、品ぞろえと絵柄が豊富な食器専門店を運営されている「株式会社ノリタケカンパニーリミテド」。
フリーダイヤルもありますから、あなたのご希望のコーヒーカップをリクエストすれば、経験と知見豊富なカスタマーサポート・スタッフさんが丁寧に教えてくれます。
ぜひ、品ぞろえ豊富な食器専門店サイトから選んでください。
画像のコーヒーカップも、株式会社ノリタケカンパニーリミテドさんから買い求めています。
食器専門店の詳細情報
名称 | ノリタケ食器公式オンラインショップ |
---|---|
住所 | 〒451-8501 愛知県 名古屋市西区則武新町 3丁目1-36 |
電話 | TEL:052-561-7384 |
フリー ダイヤル | TEL:0120-575-571 |
公式サイト | https://tableware.noritake.co.jp/ |
【コーヒーカップの湯せん】
まとめ
ここまででコーヒーカップの温め方について、あなたと一緒に考えてきました。コーヒーカップを温めるという所作は、もうひとつ大切な意図があります。この大切な意図とは、対人関係をよりよくするための作法でもある、と私は考えています。
すなわち、大切なひとが訪ねてこられたときの礼儀です。
緑茶などの日本茶を出して、客人をもてなす日本。
日本茶を出すときに、湯飲みを温めないで提供するひとはいないでしょう。この湯飲みを温める所作こそが友達との対人関係をよりよくします。
「友達をもてなしてあげよう」というこの想いを具現化するのがコーヒーカップの湯煎なのです。
それから、最も大切にしている自分の心に「ありがとね、熱いうちに飲めるよ」と伝えるためにもコーヒーカップを温めましょう。
さらに、あなたの身体も365日ずっと尽くしてくれ、働き続けていますよね。
この働き続けてくれる心と身体にも、熱々のコーヒーを提供してあげましょう。
「いつもご苦労様、さすが私。」と、コーヒーを飲みながら心に話しかけてあげると、自己の肯定感も高まり明日のやる気が湧いてきます。
ぜひ、ご自分のためにコーヒーカップを熱々にして、香りが漂うコーヒーを飲みましょう。
最後に、コーヒーカップの温め方の注意点3つを覚えていただき、薫りの余韻を持って終えることにします。
コーヒーカップの温め方:
注意点3つ
注意点3つ
- コーヒーカップを温めるのでは
なく、熱々にする - 100℃の熱湯をカップに注ぐ
- カップの飲み口までお湯を入れる
ここまでで覚えた知識にくわえて、新鮮なコーヒーとはどんな物なのか? の記事もお読みください。
新しい豆なのか? 確認する方法
古い豆? 新しい豆?簡単な見分け方を解説
ふわっと部屋中に香るコーヒーをどのように選べば良いか? もお読みいただくと、コーヒー選びに悩まなくなります。
あなたにピッタリの豆が
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コーヒー豆の選び方を解説 !すぐに見つかる
これからハンドドリップでコーヒーを淹れてみたいと思われましたら、必要な器具をそろえてくださいね。
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コーヒー豆・お悩みの種類別・解決情報
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