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珈琲工房サントス 瀬崎 亮一 珈琲のお悩み解決情報, 珈琲豆の保存

冷凍保存と保存期間 | コーヒー豆を沢山買ってしまったあなたへ

冷凍保存

2021.04.10 更新 | 2019.03.10 公開
注意!! 冷凍保存の前に、大切なことを書いています。

  • 「安売りで、コーヒー豆を買い過ぎちゃった。」
  • 「500gの大袋でコーヒー粉を買えば、安くなるわ。」
  • 「お買い得日なのよ。たくさん買っても 4人家族だから飲めるわよね。たぶん-。」

けれども、飲みきれずに古くなるばかり・・・。


我が家でも、お買い得の食材があると、ついつい、たくさん買ってしまったりします。「食べ切るぞ!!」とがんばってみても、最後には どうしょうかという経験が私にもあります。

だから、あなたのお気持ちは、とっても良くわかりますよ。


そこで、本記事ではコーヒー豆専門店・店主が買い過ぎたときのために、正しいコーヒー豆・粉の保存方法を、わかりやすく解説します。
本稿を読むと、わかるコトが3つ
  • 豆・粉を、常温保存にしてはダメなのがわかる
  • コーヒー豆の正しい長期 保存方法がわかる
  • 正しい保存容器がわかる

さらに、200gや400gのコーヒー豆・粉を買ったときでも本稿の内容を参考にしていただければ、コーヒー豆の保存に悩むことがなくなります。

それでは、冷凍保存と保存期間 | コーヒー豆を沢山買ってしまったあなたへ を、ご紹介します。


大量に買わないために、お読みください
コーヒー豆・粉を一度に買う量は?




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はじめに - コーヒーの保存とは

コーヒー豆の保存瓶・容器
“保存”とは、辞書で調べると。

  • そのままの状態に保っておくこと。
  • Weblio辞書 様 より引用


    と、明記しています。


    共通理解のために、本稿で使うコーヒーの保存について、基本的な意味を固めておいたほうがよいでしょう。

    コーヒーの保存とは、”焙煎直後の新鮮な状態でとっておくこと” とです。くわえて、今 現在の家庭にある冷蔵庫や冷凍庫で、コーヒー成分を長持ちさせる方法をコーヒー豆の保存としておきます。

    焙煎して間もない、鮮度の良いコーヒーを買う

    冷凍保存

    焙煎直後のコーヒー豆

    はじめに、とても大切なコトをお伝えします。


    生鮮食料品には、脂質やたんぱく質成分などが含まれています。

    時間の経過とともに、生鮮食料品に含まれている成分が酸素と紫外線、それから湿度や温度により化学変化を起こします。

    さらに時間が経つと、生鮮食料品に含まれている脂質やたんぱく質成分などが変質し、生鮮食料品は食べられなくなります。


    コーヒー豆・粉は、12~18%の脂質と、たんぱく質成分などが含まれている生鮮食料品です。

    12~18%もの脂質は酸素と紫外線、それから湿度や温度の影響で、化学変化を起こします。化学変化が進むと、コーヒーに含まれている脂質は、時間の経過とともに酸化します。

    しだがって、珈琲豆は日持ちがしない飲み物です。
    さらに、相当の期間が経過すると、ていねいにコーヒーをドリップしても不味くて飲めないと思われます。


    コーヒーを美味しく飲むのならば、できる限り産地や焙煎元で新鮮なコーヒー豆を買うことをおすすめします。鮮度の良いコーヒー豆だと、新鮮なうちに保存ができます。

    その結果、品質を長く保つことができます。


    反対に、いつ焙煎したのか不明なコーヒー豆を買ってしまうと、鮮度の悪いままの状態で保存を始めることになります。

    ゆえに、開封直後のコーヒーを飲んでも、好みでない味がする要因のひとつとなります。


    コーヒー豆の保存には低温保存と冷凍保存があります。どちらの保存も鮮度向上ではなく、成分品質の維持が目的ですから、覚えてください。


    自家焙煎専門店の立場からお伝えをします

    できるだけ新鮮なコーヒーを飲んでいただきたいと、店主は願っています。なぜならば、コーヒーに含まれている成分が新鮮だと、身体に負担をかけないで飲めるからです。

    具体的にいえば、魚屋さんが「魚は市場か専門店で買えば新鮮だ。」と、いうのと同じです。つまり、新鮮な味わいの出発点は、焙煎元で焙煎から間もない鮮度抜群のコーヒー豆を買うことから始まります。

    けれども、
    「安売りで、コーヒー豆を買い過ぎちゃった。」
    「500gの大袋でコーヒー粉を買えば、安くなるわ。」
    「お買い得日なのよ。たくさん買っても 4人家族だから飲めるわよね。たぶん-。」

    なるほど。わかりますよ。お買い得だと、ついつい買ってしまいますよね。


    そこで、たくさん買っても、できるだけ鮮度維持ができる方法を珈琲工房サントスでは、お伝えをしています。

    その結果、コーヒー豆の正しい長期 保存方法がわかります。保存方法がわかり実践をすれば、品質が悪くなるのも遅らせることができます。


    したがって、500gの大袋で買っても、美味しいうちに飲み切れると思われます。ただ、保存環境にもよりますから、心にとめておいてください。


    大量に買わないために、お読みください
    コーヒー豆・粉を一度に買う量は?

    コーヒー豆は真空包装をしてもらい購入をすること

    コーヒー豆・粉を買うときは、できれば、真空包装をしてもらってください。なぜならば、コーヒー豆・粉の脂質成分の酸化が進行するからです。


    具体的には、コーヒー豆・粉は紫外線や空気中の酸素、それから温度と湿度が苦手です。

    そのため、紫外線や空気中の酸素、それから温度と湿度さえ避けられれば、コーヒー豆に含まれている成分が長持ちをします。

    ただし、真空包装でもできないことを以下の箇条書きで、3つお伝えします。

    真空包装でもできない3つのこと
    • コーヒー豆・粉に含まれる空気(溶存酸素)を完全に取り除けない
    • 包装フイルムが通してしまう微量酸素を防止できない
    • 真空包装をしても保管場所により、温度の影響を受ける


    つぎは、コーヒー豆・粉を袋詰めするのに最適な包装材料をお伝えします。

    もっとも良い包材は真空アルミニウム箔です

    紫外線を通さない順に、包材材料の種類を並べてみましょう。

    まずは、真空アルミニウム箔です。つぎは、お茶の包装で見かけるアルミ蒸着。そして、色付きナイロン素材袋、最後にクラフト袋になります。


    ナイロン袋は、仕入単価も安く、酸素や紫外線の影響を受けにくいから良いです。

    しかしながら、すべて透明で豆が見えてしまう透明ナイロン袋は、避けたほうがいいです。なぜなら、透明ならば紫外線の影響を受けやすいからです。


    ちなみに、色付きナイロン真空包装用袋は珈琲工房サントスで採用しています。
    ● >> 色付きナイロン真空包装用袋の詳しくは、こちらから


    クラフト袋なのですが―。どれがいいの?

    クラフト袋だと、アルミ蒸着を施してある物がおすすめです。もっとも避けたほうがいいのは、クラフト袋の内がわに、フィルムやアルミ蒸着を施していない物と紙袋です。

    包材材料の種類は、このように分類をされています。コーヒーショップを選ぶときの基準にしてください。


    つぎは、コーヒー豆・粉を長持ちをさせる方法を、わかりやすく解説します。

    コーヒー豆は真空包装で冷凍保存をする

    焙煎したのち、コーヒー豆をすこし長持ちをさせる方法があるのをご存知でしたか?

    コーヒー豆には脂質成分が含まれていて、生鮮食料品の部類に入ります。生鮮食料品は、脂質酸化が進んでしまうと、口に入れたときに嫌な味わいを感じるもの。

    そのため、冷凍保存をするとコーヒー豆が含んでいる脂質の酸化が遅くなります。

    したがって、コーヒーに含まれている脂質やタンパク質、それから糖質などのさまざまな成分を、もうすこし長く保てます。

    品質劣化を避けるためにすること

    コーヒー豆・粉を買うときは、空気中の酸素にふれる機会がすくない、真空包装をしてもらってから購入するのがいいです。
    真空包装資材の良い点
    コーヒー豆が空気中に含まれている酸素や水分に、触れることがすくなくなります。さらに、光の紫外線からも守られます。

    真空包装というひと手間をかけるだけで、コーヒー豆が嫌う要因のうち 3つを解消することができます。
    残りの要因である温度を避けるために、3つのことを覚える

    • コーヒー豆・粉を購入後、はやめに消費をする
    • コーヒー豆・粉の短期保存を覚える
    • コーヒー豆・粉の長期保存を知る


    これから以降は、コーヒー豆・粉の短期保存と長期保存について、解説していきます。


    大量に買わないために、お読みください
    コーヒー豆・粉を一度に買う量は?

    コーヒー豆の短期保存と長期の保存をする方法

    読みはじめる前に

    食品の保存期間というと、雑誌や書籍、それからウェブ上の情報など、さまざまな媒体で保存期間について解説をしています。そのため、保存とは何かを厳密に考えると、とたんに難しくなります。

    本稿でも保存期間について、さまざまな意味で書いています。


    そこで、共通理解のために、本稿で使う保存期間の基本的な意味を固めておいたほうがよいでしょう。


    本稿で保存期間について解説するときの言葉の意味です。
    • 短期間とは、コーヒー豆を2週間ほどで消費をすることを「短期間でコーヒー豆を消費する」とします。
    • 長期間とは、コーヒー豆を1~2ヶ月ほど掛けて消費をすることを「長期間でコーヒー豆を消費する」としておきます。

    短期間でコーヒー豆を消費するとき

    コーヒー豆包材を開封したのちは、密閉をした容器にコーヒーを入れて冷蔵庫へ移します。


    食卓机・キッチンテーブル
    ご家庭の室温が、常時10℃以下といった冬のような場所ではないかぎり、必ず冷蔵庫にコーヒー豆・粉を移してください。


    よくあるのが冬の台所で、「寒いところだからいいかなー」と食卓テーブルにポン!!っと、置くという方法。

    たしかに、冬の室内は寒いですね。

    けれども、暖房をかけることによって、室温が上昇します。室温が上昇すると、コーヒーに含まれている脂質酸化が進むみますら、おすすめはできません。


    参考 >> 文献・油脂のpHを低下についてを、読んでみる。

    長期間かけてコーヒー豆を消費するとき

    長期間 在庫になるコーヒー豆は、未開封のままで真空包装状態で冷凍庫へ移します。


    開封をしてしまったあとは、コーヒーは冷蔵庫で保存です。けれども、大容量パックを買ってしまい、長期間かけて飲むようになりそうなときは、冷凍保存を考えなければなりません。


    開封をしたあとで冷凍保存をする方法をお伝えします。

    まずは、コーヒー豆をジプロック袋に移します。さらに、ジプロック袋に移すときは、1度に使う分量ごとに小分けにすると使い勝手がよいです。

    そして、ジプロック内の空気をよく抜いてから、封をします。

    ここで、冷凍に耐えられるタッパーを用意します。ジプロップ袋が、他の食材に当たり破れるのを避けるためだからです。


    最後に、コーヒー豆が入ったジプロック袋をタッパーに入れて、冷凍庫へ移します。


    長期間かけて消費する場合は、台所にポン!! なんてことは、絶対にお避けください。脂質酸化の近道なのです。

    参考 >> 文献・油脂のpHを低下についてを、読んでみる。

    長期保存は冷凍庫で

    新鮮なコーヒー豆を購入したのち長期保存をするのであれば、開封をする必要はなく、真空包装のままで冷凍庫へ移してください。

    真空包装は、空気が入っていない状態なので、氷点下の冷凍庫内で保存するには最適だからです。ただ、完全に空気が抜かれている状態ではありません。


    しかしながら、空気が入ってしまっている包装や内張りを施していないクラフト袋は、ジプロックに小分けをして冷凍保存をすると良いでしょう。

    なぜ、冷凍庫保存が良いのか

    コーヒー豆は果物だということは存知ですよね。それから、焙煎したあと、生鮮食料品とおなじ扱いなのも、コーヒー豆です。


    コーヒー豆成分には多くの脂質と、おいしい微量栄養素がたくさん含まれています。たくさん含まれている成分は、温度が高いと熟成が進み、温度が低いと熟成が遅くなります。それから、飲みごろ期間をすぎた豆は、発酵から腐敗へと進みます。


    このことから考えてみても、果物と一緒ですね。

    ということは、コーヒー豆の熟成を遅らせればよいのです。温度が高いと熟成が進むのですから、低温の状況だと熟成が遅くなります。

    あなた様も肉、魚の熟成を遅らせるために、チルド室や冷凍庫を利用しますよね。コーヒー豆も同じこと。

    冷凍保存で理想的なのは、急速冷凍庫があれば良いですね。しかも瞬間冷凍なんて最高。急速冷凍庫が利用できると、微量栄養素も残る量が増えるので良いですね。

    粉の状態でも同じなのか

    コーヒー粉の保存方法も、豆のままのときと同じです。

    ただ違うことは、挽いてしまっているので賞味期限は豆よりも、もっと短いということ。

    だから保存できる期間は冷凍、冷蔵ともに短くなります。

    コーヒー豆・粉の保存期間は

    当店がお客様にお伝えをしている賞味期限は。

    豆のままで真空パックにすると、冷凍保存で3ヶ月ほど。
    粉にして真空パックにすると、冷蔵保存で2ヶ月ほど。
    それぞれのコーヒー豆・粉の品種、焙煎度合いにより個体差は有り。

    アイスコーヒーの豆、粉でも同じです。
    ただしアイスコーヒーは焙煎度合いがとても深煎りなので、賞味期限はもっと短い傾向です。

    そしてコーヒー豆・粉は、ご家庭で冷凍冷蔵保管をしても長持ちはせず、買ってから2ヶ月~3ヶ月後に飲むと、品質劣化が進んでいる可能性があります。

    この保存期間は、自家焙煎コーヒー豆屋の立場から申し上げています。国が定めている賞味期限設定は、もっと長いです。

    でも長過ぎる賞味期限をおすすめすると、コーヒーを美味しく飲んでいただくことが出来ません。

    コーヒー豆の焙煎元である珈琲工房サントスだからこそ、鮮度を保てる賞味期限をおすすめしています。

    なぜならコーヒー豆を買ってから最後まで、おいしく飲んでいただきたいからなのです。

    コーヒー豆の賞味期限の記事。
    ぜひお読みください。
    コーヒー豆の賞味期限 | コーヒー粉で未開封でも飲めるの?


    重要!! 冷凍庫内の状態を確認

    たくさんコーヒー豆を買ってしまったときは、どのようにすれば良いかおわかりですね。

    ではコーヒー豆の長期保存を、もっとも発揮する冷凍庫内の条件です。

    冷凍庫内を正しく使う

    冷凍庫内の温度管理の状態が悪いと、コーヒー豆の品質維持には役立てません。なのでいつも冷凍庫を快適に使えるように確認をしてみましょう。

    冷凍保存効果をもっとも発揮する条件とは。
    1. 冷凍庫内に食材を適正に詰め込む。
    2. 冷凍庫内の霜を取って、冷気能力を保つこと。
    冷凍庫内はこの2点を守れば、常に冷却能力を発揮するので大丈夫でしょう。

    これは電気メーカーさんのお話です。

    冷凍庫は食品をたくさん詰めて使用すると凍った食品自体が保冷材の役目を果たし、庫内温度が上昇するのを防ぐ。

    凍った食品がお互いに他の食品を冷やし合うことから、冷凍庫にはたくさんの食品を詰めるほうが良い。



    冷凍効果が弱いのは、霜が原因となることもある。多くの冷凍庫には霜取り機能がついている。

    しかし頻繁にドアを開閉したり、開け放す時間が長い場合、大量の外気や湿気が庫内に入り、冷却パイプ周辺に霜を形成してしまうことがある。

    詰め込みすぎが原因で冷凍できないが確認できたなら、並べ方をかえる、中身を減らすなど食品や食材を整理することで問題を解消することができるはずだ。

    パッキンと冷凍庫のあいだに氷や霜が付着してドアが閉まらなくなっている場合もある。霜が原因の場合は、霜取りが有効だ。

    霜取りは、いったん電源を切って中身を取り出し、ドアを1日から2日ほど開け放しておけば溶ける。


    この情報をもとに、ご家庭の冷凍庫内を思い浮かべてみましょう。

    • 食材が適度に詰まって、収納されていますか。
    • 霜が沢山、付いてはいませんか。
    • 不要な食材が、沢山入ってはいませんか。
    • ドアパッキンが劣化してはいませんか。
    電気メーカーさんの話では、これらのコトで冷却能力が落ちるようです。「冷えが悪い」と心当たりがある方は、一度点検をされてみてはいかがでしょうか。

    冷凍保存から解凍への方法

    さて今度は冷凍保存をされたコーヒー豆を解凍してみましょう。この解凍方法は、豆でも粉でも同じ。

    ここも大切なところなので、必ず覚えてくださいね。

    コーヒー豆は直ぐに常温室へ出さない

    コーヒー豆を冷凍庫から常温室内へ、直ぐに出してはいけません。

    理由とてしは。
    • 真空包装でも若干の空気が残っている。
    • 氷点下から常温まで、温度変化が有り過ぎ。(例えば真夏の温度差)
    この2点のコトで問題が起こります。

    珈琲工房サントスの真空包装機は、空気を完全に抜く完全真空ではなく、若干の空気が残っています。きっと多くの販売店でも同じでしょう。

    そして氷点下から室温への温度変化が大き過ぎるので、空気中に含まれている水分がコーヒー豆に付いてしまいます。いわゆる結露状態。

    結果、コーヒー豆の品質が悪くなります。

    ジプロック保存に至っては、真空包装より以上に空気が残っていますから要注意。

    開封は常温に戻してから

    コーヒー豆を冷凍庫から冷蔵室内に移します。移すときのポイントはチルド室よりも、通常冷蔵室が良いでしょう。

    0℃のチルド室だと温度変化も少なくて良いのですが、今度はチルド室から冷蔵室へ移動させるという手間が掛かります。

    あなた様が移動という手間を惜しまなければ、コーヒー豆にとって温度変化も少なく、とてもやさしいので理想的。

    冷凍庫から野菜庫だと温度変化が大きいので、おすすめはしません。

    そしてコーヒー豆の量にもよりますが時間にして約30分から1時間ほど掛けて、コーヒー豆の温度をゆっくりと上げてます。

    コーヒー豆は1時間ほど冷蔵室内に入れておけば、かなり目を覚ましています。そして常温の室内へ移します。

    翌朝使うコーヒー豆を、前夜に移しておくのもオススメ、寝ている間に解凍が進みますから。

    室内に移しても直ぐに開封は厳禁!!

    温度変化が大きいのでコーヒー豆が結露をします。なのでコーヒー豆を室内に移して、約30ほど開封するのを待ちましょう。

    コーヒー豆解凍後は

    コーヒー豆解凍後は、再冷凍はしないこと。

    なぜならコーヒー豆が嫌うのは、温度差の大きい温度変化です。コーヒー豆が冷温を繰り返すうちに、劣化が進行してしまうからなのです。

    使い切るまで冷蔵庫で保存

    コーヒー豆は開封をすると消費する分量だけを取り出し再び冷蔵庫へ入れてください。以降はコーヒー豆を使い切るまで冷蔵庫で保存です。

    そして必ずコーヒー豆は密閉できる保存容器に入れること。

    例えば。
    • ビン
    • 海苔、お茶が入っていた缶
    • タッパウェア
    • ジプロック
    など、など、密閉できる容器でしたら何でも良いです。その際にメジャースプーンまで一緒に入れることができれば理想的。スプーンは無くしやすいからね。

    最高の保存容器は。

    コーヒー豆の保存には、茶色の遮光瓶(しゃこうビン)が一番良いです。理由は、波長400nm以下の紫外線をほとんどカットできるから。

    アルミ、プラ容器は空気を通しますが、ビンは空気を通しません。

    茶色の遮光瓶は、よくご存知のお醤油、サプリメントなどの容器に使われていますね。

    マメ知識・超低温保存は長期間、品質劣化を遅らせる。

    これは家庭では現実的では無いですが、一番最高の長期保存場所はというと。

    マグロ漁船のような冷凍庫が、ご家庭にあれば長期保存ができるでしょう。(笑

    現在のマグロ漁船の冷凍庫温度は約-60℃です。遠洋で獲れたマグロは、船上ですぐに血抜き処理をされた後、超低温の冷凍庫で瞬間冷凍されます。

    超低温下ではタンパク質の酵素分解や脂質の酸化、微生物の繁殖を抑えるため長期に及ぶ保存が可能になりました。

    超低温によってマグロの品質を管理し、鮮度を保つことで新鮮な状態で流通していくのです。

    –http://www.maguro-tu.com/mame/anser6.html


    あなた様が商売でこのような冷蔵庫を持たれていれば、うらやましい限りです。.


    質問とご感想「おすすめの味にTryしています」

    お客様の声と質問
    なくなるとTELでお願いすると、その日の内に配達してくださるので嬉しいです。こだわりがないので、その月のおすすめの味にTryです。それが楽しみでもあります。

    又、対面で話をしながら買うとよけい味がよくなる気がします。

    ■ ご質問 ■ 岡山市中区湊 久山さん
    夏に向かって、コーヒー豆の保存と管理の適切な方法を教えてください。


    このような質問をいただきました。

    それでは、がんばってご説明をしていきます。

    コーヒー豆にとって夏場の環境とは

    コーヒーと天気・気象
    日本の夏場は梅雨や雷雨、猛暑などがあります。梅雨は地方によって、短時間に大量の降雨があります。

    そして、日本の夏はとても蒸し暑い。日中の気温は、おおよそ30℃~35℃程度でしょう。そのうえ、湿度が高いため体感気温は高く、とても蒸し暑いです。

    コーヒー豆の焙煎温度と脂質酸化

    コーヒー豆焙煎
    今回のご質問は「夏に向かって、コーヒー豆の保存と管理の適切な方法を教えてください。」とのこと。

    珈琲工房サントスからの、ズバっと解答としては。

    コーヒー豆をお買い上げ後は、季節を問わず脂質酸化を遅くするために早目に使い切り、鮮度維持も厳重にしましょう、が解答です。

    そしてコーヒーの保存で大切なコトは、湿気に触れないこと。また密閉性が大切なのと、防湿のために乾燥剤を入れておけばベストです。


    最初にあなた様に覚えてほしいことは、コーヒー豆には脂質成分が含まれているということ。

    コーヒー豆の焙煎度合いは浅煎りから深煎りまであり、火を使って煎ります。特に深煎りともなると、高温焙煎となり脂質酸化が進みます。

    例えば深煎りのアイスコーヒー用豆に限って言えば、珈琲工房サントスの焙煎温度で210℃~215℃の高温で煎りあげています。

    この焙煎度合いを英語で言うと、フレンチ~イタリアンローストですね。

    通常、ホット用コーヒー豆の焙煎温度は、200℃位で煎り止め。アイスコーヒー用豆だと、もっと高温で焼き上げているということです。

    この200℃を超える環境下にあったコーヒー豆の脂質は高温にさらされ続け、そして酸素と水蒸気にも触れていた関係で脂質酸化速度は早い。


    フライパンで焼く
    200℃以上というのはフライパンで肉を焼くのと同じコト。それがコーヒー豆でも起こっています。

    なのでコーヒー豆をお買い上げ後は、季節を問わず脂質酸化を遅くするために早目に使い切り、鮮度維持も厳重にしましょう、ということです。

    この早目と保存というコトは極めて重要なキーワードです。..

    文献・油脂のpH低下について

    とてもわかりやすく、食品中油脂のpH低下について説明をしてある文献です。ぜひ、お読みください。

    特に「水分を多く含む状態」という箇所は、コーヒー生豆のときを指します。「高温加熱したり」という箇所は、焙煎中のときを指します。

    このように書くと感の良いあなた様は、直ぐに気が付くでしょう。

    そうなのです、コーヒー豆は焙煎中からすでに脂質酸化が始まっているのです。


    食品中の油脂の主成分は、トリグリセリドと呼ばれる中性物質です。

    この物質は、グリセリンと3つの高級脂肪酸がエステル結合した構造になっています。

    水分を多く含む状態で高温加熱したり長期間保存したりすると、トリグリセリドの一部が加水分解され高級脂肪酸とジ(モノ)グリセリドに変化します。

    この遊離した高級脂肪酸はカルボキシル基を有しており油脂のpHを低下させます。

    – http://www.aichi-inst.jp/shokuhin/other/up_docs/news1803-2.pdf
    平成30年3月16日発行 あいち産業科学技術総合センター食品工業技術センター
    分析加工技術室:著者・三浦健史 様
    住所 〒451-0083 名古屋市西区新福寺町 2-1-1


    「冷凍保存と保存期間 | コーヒー豆を沢山買ってしまったあなたへ」のまとめ

    新鮮なコーヒー豆を購入後、長期保存をするのであれば真空包装のままで冷凍庫へ。

    なぜなら真空包装は限りなく空気が入っていない状態なので、氷点下の冷凍庫内で保管をするには最適です。

    クラフト袋とか空気が入ってしまっている包装具合だと、ジプロックに小分けをして冷凍保存をするのが良いでしょう。その際は空気をよく抜いてくださいね。

    コーヒー豆を冷凍庫から冷蔵室内に移し、量にもよりますが約30分から1時間ほど掛けて温度を上げていきましょう。コーヒー豆の再冷凍は劣化の原因、しないことです。

    そしてコーヒー豆・粉は、ご家庭で冷凍冷蔵保存をしても長持ちはせず、買ってから2ヶ月~3ヶ月後に飲むと、品質劣化が進んでいる可能性があります。

    可能な限り早めに使い切りましょう。


    私もコーヒー初心者のときは「冷凍庫から直ぐに開封は厳禁」ということを知らないときもありました。

    この記事の内容で、タメになるコトがありましたら直ぐに実践をしてみてください。

    特に遮光性の瓶は、通販を利用すれば手に入りやすいです。

    ぜひこの情報を、あなた様のコーヒー生活にお役立てください。そして、「タメになったわ」というお声が聞こえてくれば、私はとても嬉しいです。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    この記事が気に入っていただけたらシェアしてくれると、私は嬉しいです。

    よくある質問

    質問
    コーヒー豆の冷凍保存と保存期間について、珈琲工房サントスまで届いた【よくある質問】をご紹介します。あなた様の楽しいコーヒー生活にお役立てください。


    Q・「挽いていないコーヒー豆を長期保存するには冷凍庫に入れてもいいのでしょうか? どのくらいの期間が可能でしょうか?」

    A・コーヒー豆の保存は基本的に年中を通して冷暗所です。


    長期保存をするための場所は。
  • 冷たく
  • 涼しく
  • 暗くて遮光された
  • 上記のような環境で保存をします。


    なので、ご家庭で長期保存に適した条件を満たしている場所は冷凍庫です。

    ただし、密閉できる空気対流のない保存瓶などに入れましょう。理由は、豆は湿度にも弱いから。


    冷凍庫に保存をすれば、氷点下の低温状態になるので劣化速度が遅くなります。劣化速度が遅くなるだけで、品質が向上するわけではありません。

    焙煎をして火を通しているので、時間の経過により、必ず劣化していきます。劣化速度は保存場所の温度などにより、延長されるだけです。


    どのくらいの期間が可能なのか?

    豆のまま・真空包装の状態で概ね3ヶ月です。


    ただし冷凍庫を使う保存条件として。
  • 頻繁に開閉する
  • 他の食材で庫内が満タン
  • 設定温度が高い
  • 上記のような冷凍庫内 環境だと3ヶ月よりも短くなるでしょう。


    以上の説明をご参考にしてください。





    コーヒー豆・お悩みの種類別・解決情報