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珈琲のお悩み解決情報, 珈琲豆の保存

冷凍保存と保存期間 | コーヒー豆を沢山買ってしまったあなたへ

冷凍保存

2019.03.17 更新 | 2019.03.10 公開
「大売り出しでコーヒー豆を買い過ぎちゃった。」

「今日はコーヒー豆お買い得日なのよ。この位飲めるわよね、豆のままだから大丈夫だよね。」

でも飲みきれずに古くなっていくばかり・・・。

我が家でもコーヒー豆に限らずお買い得の食材があると、ついつい余分に買ってしまいます。そして「食べ切るぞ」と意気込んでも結局の所、どうしょうかと・・・。

私にも経験がありますから、あなた様のお気持ちは、とっても良くわかります。

コーヒー豆の長期保存には鮮度を保つ良い方法が有りますから、ご安心ください。

「冷凍保存と保存期間 | コーヒー豆を沢山買ってしまったあなたへ」の記事をご紹介します。

コーヒー豆は真空包装で冷凍保存をする。

実はコーヒー豆は焙煎直後からしばらくの間は、保存しだいで長持ちをさせる方法があるのをご存知でしたか?

コーヒー豆は生鮮食料品の部類に入ります。

でも肉、魚、葉物野菜とは違い冷凍保存を活用すると、もう少し長く美味しさを保つコトができる飲み物なのです。

この記事は、”どのようにしてコーヒー豆の品質を長持ちさせるのか“の情報です。

この記事は、このような方におすすめです。

  • コーヒー豆を沢山、買ってしまって大後悔。

  • 最寄りの店までが遠くて、まとめて買う必要がある方。

  • え?いつも常温保存なのですが・・・。正しいの?

  • コーヒー豆の正しい保存容器は?

  • コーヒー豆を長持ちをさせる方法を知らない。

  • コーヒー粉でも同じ保存方法なの?
このようなお悩みのコーヒー好きな方に、とってもおすすめの記事となっています。

記事を読んで実践をすると、こんな良いコトになります。

  • コーヒー豆の正しい長期保存方法がわかる。

  • 正しい保存容器がわかる。

  • 保存をしないと、どうなるのかを学べる。
そしてお中元、お歳暮などギフトをいただいたときで、コーヒー豆の保存に自信を持てるようになります。

それではコーヒー豆冷凍保存の説明をしていきます。



焙煎して間もない、鮮度の良いコーヒーを買う。

冷凍保存

焙煎直後のコーヒー豆


最初から一番に大切なコトをお伝えします。

コーヒー豆・粉は生鮮食料品で賞味期限があります。

時間の経過と共にコーヒー豆の脂質成分が酸化をして、どんなに上手にコーヒーをドリップしても不味くて飲めなくなってしまいます。

肉、魚、野菜でも脂質成分が酸化をして、食べることができないのと同じことです。

だから可能な限り、鮮度抜群のコーヒー豆を買うことをおすすめをしています。鮮度の良いコーヒー豆だと品質を長く保つことができます。

反対に、いつ焙煎したのか不明なコーヒー豆を買ってしまうと、鮮度の悪いままの状態で保存を開始することになります。結果、開封後にコーヒー飲んでも不味い味がする原因の1つです。

何のための冷凍保存だったのか、また悩んでしまいます。冷凍保存の目的は、鮮度向上でなく鮮度維持ですから、お間違えのないように。

自家焙煎専門店の立場から言うと、できるだけ新鮮な身体にも負担のないコーヒーを飲んでいただきたいと、いつも願っています。

この新鮮という願いを例えると、魚屋さんが「魚は市場か専門店で」と言うのと同じでこと。

ですから一番に大切なコトは、焙煎から間もない鮮度抜群のコーヒー豆を買うところからがスタートなのです。

「でも、スーパーで買ってしまったわ。沢山のギフトをいただきいた・・・。」

わかりますよ。

でも正しい保存方法さえわかれば、品質劣化の速度を遅らせることができますから、ご安心を。

コーヒー豆は真空包装で購入をすること。

コーヒー豆を買うときは、できれば真空包装の状態で買ってください。これは豆のままでも粉にしても同じです。

なぜかと言うと。

コーヒー豆・粉の脂質成分が酸化する要因は、光・熱・高温・湿度にとても弱いからなのです。この4つの要因を避けることができれば長持ちがするでしょう。

4つの要因を避けるには。

コーヒー豆・粉を買うときは、空気中の酸素にふれる機会が少ない、真空包装で買うのが一番です。

真空包装資材の良いところは。
  • 空気中に含まれている酸素に、コーヒー豆が触れることが少なくなる。

  • 光の紫外線から守られる。

  • コーヒー豆の嫌いな湿気、水分から守られる。
コーヒー豆を真空包装にして買うだけで、4つの要因のうち3つのことが解消するのです。

お買い上げどきに一番に良い包材は。

包材は紫外線を通さない真空アルミニウム箔、そしてアルミ蒸着と続きます。ときどきお茶屋さんで見かけますね。

次には珈琲工房サントスでも使用している、ナイロン素材袋です。

真空包装では無い場合は。


クラフト袋でアルミ蒸着をしてある包材がおすすめ。

最も避けたほうが良いのは、空気をよく通すクラフト袋や紙袋です。

コーヒー豆包材の種類は、このように分類をされています。コーヒー豆をお買い求めてただく際、包材の目安にしてください。

コーヒー豆の保存方法。

短期間でコーヒー豆を消費するときは。

短期間とはコーヒー豆を半月ほどで消費をすることです。

コーヒー豆包材を開封後は、密閉をした容器に入れて冷蔵庫です。

室温環境が冬のような常時10℃以下の冷蔵庫と似たような場所ではない限り、必ず冷蔵庫に入れてください。よくあるのが冬に台所にポン!!っと置くといった方法。

確かに冬の室内は寒いですが、暖房をすることによって室温も上昇。これでは脂質酸化が進みますから、おすすめはできません。

長期間掛けてコーヒー豆を消費するとき。

長期間とはコーヒー豆を1~2ヶ月ほど掛けて消費をすることです。

コーヒー豆包材を開封後は、密閉をした容器に入れて冷蔵庫です。

その他、未開封のコーヒー豆は真空包装状態のまま冷凍庫へ。クラフト袋の場合は、ジプロック袋に入れて空気をよく抜いて冷凍庫が良いでしょう。

ジプロックに1回分ずつ小分けにすることで短い時間で冷凍し、鮮度や食感を保ちます。そして使いたい分量だけを出していきましょう。

長期間掛けて消費する場合は、絶対に台所にポン!! なんてことはお避けください。脂質酸化の近道です。

長期保存は冷凍庫で。

新鮮なコーヒー豆を購入後、長期保存をするのであれば真空包装のままで冷凍庫へ。開封をする必要はありません。

なぜなら真空包装は、空気が入っていない状態なので氷点下の冷凍庫内で保存するには最適。

クラフト袋とか空気が入ってしまっている包装具合だと、ジプロックに小分けをして冷凍保存をするのが良いでしょう。その際は袋から空気をよく抜いてくださいね。

なぜ冷凍庫保存がよのか。

コーヒー豆は果物だということは存知ですよね。そしてコーヒー豆は焙煎後も生きている生鮮食料品です。

コーヒー豆成分には多くの脂質と、おいしい微量栄養素が沢山、含まれています。

温度が高いと成分の熟成が進みます。反対に温度が低いと、熟成が遅くなります。熟成が進み一番おいしい期間を過ぎると、発酵から腐敗へと一揆に進みます。

これは正に果物と一緒ですね。

ということは、コーヒー豆の熟成を遅らせればよいのです。温度が高いと熟成が進むのですから、低温の環境だと熟成が遅くなります。

あなた様も肉、魚の熟成を遅らせるために、チルド室や冷凍庫を利用しますよね。コーヒー豆も同じこと。

冷凍保存で理想的なのは、急速冷凍庫があれば良いですね。しかも瞬間冷凍なんて最高。急速冷凍庫が利用できると、微量栄養素も残る量が増えるので良いですね。

粉の状態でも同じなのか。

コーヒー粉の保存方法も、豆のままのときと同じです。

ただ違うことは、挽いてしまっているので賞味期限は豆よりも、もっと短いということ。

だから保存できる期間は冷凍、冷蔵ともに短くなります。

コーヒー豆・粉の保存期間は。

当店がお客様にお伝えをしている賞味期限は。

豆のままで真空パックにすると、冷凍保存で3ヶ月ほど。
粉にして真空パックにすると、冷蔵保存で2ヶ月ほど。
それぞれのコーヒー豆・粉の品種、焙煎度合いにより個体差は有り。

アイスコーヒーの豆、粉でも同じです。
ただしアイスコーヒーは焙煎度合いがとても深煎りなので、賞味期限はもっと短い傾向です。

そしてコーヒー豆・粉は、ご家庭で冷凍冷蔵保管をしても長持ちはせず、買ってから2ヶ月~3ヶ月後に飲むと、品質劣化が進んでいる可能性があります。

この保存期間は、自家焙煎コーヒー豆屋の立場から申し上げています。国が定めている賞味期限設定は、もっと長いです。

でも長過ぎる賞味期限をおすすめすると、コーヒーを美味しく飲んでいただくことが出来ません。

コーヒー豆の焙煎元である珈琲工房サントスだからこそ、鮮度を保てる賞味期限をおすすめしています。

なぜならコーヒー豆を買ってから最後まで、おいしく飲んでいただきたいからなのです。

コーヒー豆の賞味期限の記事。
ぜひお読みください。
コーヒー豆の賞味期限 | コーヒー粉で未開封でも飲めるの?

重要!! 冷凍庫内の状態を確認。

たくさんコーヒー豆を買ってしまったときは、どのようにすれば良いかおわかりですね。

ではコーヒー豆の長期保存を、もっとも発揮する冷凍庫内の条件です。

冷凍庫内を正しく使う。

冷凍庫内の温度管理の状態が悪いと、コーヒー豆の品質維持には役立てません。なのでいつも冷凍庫を快適に使えるように確認をしてみましょう。

冷凍保存効果をもっとも発揮する条件とは。
  1. 冷凍庫内に食材を適正に詰め込む。

  2. 冷凍庫内の霜を取って、冷気能力を保つこと。
冷凍庫内はこの2点を守れば、常に冷却能力を発揮するので大丈夫でしょう。

これは電気メーカーさんのお話です。

冷凍庫は食品をたくさん詰めて使用すると凍った食品自体が保冷材の役目を果たし、庫内温度が上昇するのを防ぐ。

凍った食品がお互いに他の食品を冷やし合うことから、冷凍庫にはたくさんの食品を詰めるほうが良い。



冷凍効果が弱いのは、霜が原因となることもある。多くの冷凍庫には霜取り機能がついている。

しかし頻繁にドアを開閉したり、開け放す時間が長い場合、大量の外気や湿気が庫内に入り、冷却パイプ周辺に霜を形成してしまうことがある。

詰め込みすぎが原因で冷凍できないが確認できたなら、並べ方をかえる、中身を減らすなど食品や食材を整理することで問題を解消することができるはずだ。

パッキンと冷凍庫のあいだに氷や霜が付着してドアが閉まらなくなっている場合もある。霜が原因の場合は、霜取りが有効だ。

霜取りは、いったん電源を切って中身を取り出し、ドアを1日から2日ほど開け放しておけば溶ける。


この情報をもとに、ご家庭の冷凍庫内を思い浮かべてみましょう。

  • 食材が適度に詰まっていますか。

  • 霜は付いていませんか。

  • 不要な食材が入っていませんか。

  • ドアパッキンが劣化していませんか。
電気メーカーさんの話では、これらのコトで冷却能力が落ちるようです。「冷えが悪い」と心当たりがある方は、一度点検をしてみましょう。

冷凍保存から解凍への方法。

さて今度は冷凍保存をされたコーヒー豆を解凍してみましょう。この解凍方法は、豆でも粉でも同じ。

ここも大切なところなので、必ず覚えてくださいね。

コーヒー豆は直ぐに常温室へ出さない。

コーヒー豆を冷凍庫から常温室内へ、直ぐに出してはいけません。

理由とてしは。
  • 真空包装でも若干の空気が残っている。

  • 氷点下から常温まで、温度変化が有り過ぎ。(例えば真夏の温度差)
この2点のコトで問題が起こります。

珈琲工房サントスの真空包装機は、空気を完全に抜く完全真空ではありません。きっと多くの販売店でも同じです。

だからコーヒー豆が真空包装内に残っているわずかな水分により、品質低下をします。

ジプロック保存に至っては、真空包装より以上に空気が残っていますから要注意です。

そして氷点下から室温への温度変化が大き過ぎるので、コーヒー豆に水分が付いてしまいます。いわゆる結露状態。

開封は常温に戻してから。

コーヒー豆を冷凍庫から冷蔵室内に移します。移すときのポイントはチルド室よりも、通常冷蔵室が良いでしょう。

0℃のチルド室だと温度変化も少なくて良いのですが、今度はチルド室から冷蔵室へ移動させるという手間が掛かります。

あなた様が移動という手間を惜しまなければ、コーヒー豆にとって温度変化も少なく、とてもやさしので理想的。

冷凍庫から野菜庫だと温度変化が大きいので、おすすめはしません。

そしてコーヒー豆の容量にもよりますが時間にして約30分から1時間ほど掛けて、コーヒー豆の温度をゆっくりと上げてます。

コーヒー豆は1時間ほど冷蔵室内に入れておけば、かなり目を覚ましています。そして常温の室内へ移します。

翌朝使うコーヒー豆を、前夜に移しておくのもオススメ、寝ている間に解凍が進みますから。

室内に移しても直ぐに開封は厳禁!!

温度変化が大きいのでコーヒー豆が結露をします。なのでコーヒー豆を室内に移して、約30ほど開封するのを待ちましょう。

コーヒー豆解凍後は。

コーヒー豆解凍後は、再冷凍はしないこと。

なぜならコーヒー豆が嫌うのは、温度差の大きい温度変化です。コーヒー豆が冷温を繰り返すうちに、劣化が進行してしまうからなのです。

使い切るまで冷蔵庫で保存。

コーヒー豆は開封をすると消費する分量だけを取り出し再び冷蔵庫へ入れてください。以降はコーヒー豆を使い切るまで冷蔵庫で保存です。

そして必ずコーヒー豆は密閉できる保存容器に入れること。

例えば。
  • ビン

  • 海苔、お茶が入っていた缶

  • タッパウェア

  • ジプロック
など、など、密閉できる容器でしたら何でも良いです。その際にメジャースプーンまで一緒に入れることができれば理想的。スプーンは無くしやすいからね。

コーヒー豆の保存方法の記事。
ぜひお読みください。
コーヒー豆の保存方法|正しく保存すれば健康にも良い


最高の保存容器は。

コーヒー豆の保存には、茶色の遮光瓶(しゃこうビン)が一番良いです。理由は、波長400nm以下の紫外線をほとんどカットできるから。

アルミ、プラ容器は空気を通しますが、ビンは空気を通しません。

茶色の遮光瓶は、よくご存知のお醤油、サプリメントなどの容器に使われていますね。

マメ知識・超低温保存は品質劣化しない。

これは家庭では現実的では無いですが、一番最高の長期保存場所はというと。

マグロ漁船のような冷凍庫が、ご家庭にあれば長期保存ができるでしょう。(笑

現在のマグロ漁船の冷凍庫温度は約-60℃です。遠洋で獲れたマグロは、船上ですぐに血抜き処理をされた後、超低温の冷凍庫で瞬間冷凍されます。

超低温下ではタンパク質の酵素分解や脂質の酸化、微生物の繁殖を抑えるため長期に及ぶ保存が可能になりました。

超低温によってマグロの品質を管理し、鮮度を保つことで新鮮な状態で流通していくのです。

–http://www.maguro-tu.com/mame/anser6.html


まぁご商売でこのような冷蔵庫を持たれていれば、うらやましい限りです。

「冷凍保存と保存期間 | コーヒー豆を沢山買ってしまったあなたへ」のまとめ。

新鮮なコーヒー豆を購入後、長期保存をするのであれば真空包装のままで冷凍庫へ。

なぜなら真空包装は、空気が入っていない状態なので、氷点下の冷凍庫内で保管をするには最適です。

クラフト袋とか、空気が入ってしまっている包装具合だと、ジプロックに小分けをして冷凍保存をするのが良いでしょう。その際は空気をよく抜いてくださいね。

コーヒー豆を冷凍庫から冷蔵室内に移し、量にもよりますが約30分から1時間ほど掛けて温度を上げていきましょう。

コーヒー豆の再冷凍は劣化の原因、しないことです。

そしてコーヒー豆・粉は、ご家庭で冷凍冷蔵保存をしても長持ちはせず、買ってから2ヶ月~3ヶ月後に飲むと、品質劣化が進んでいる可能性があります。

可能な限り早めに使い切りましょう。


ここまで記事を読んでくださいまして、ありがとうございます。

私もコーヒー初心者のときは「冷凍庫から直ぐに開封は厳禁」ということを知らないときもありました。

この記事の内容で、タメになるコトがありましたら直ぐに実践をしてみてください。特に遮光性の瓶は、通販を利用すれば手に入りやすいです。

ぜひこの情報を、あなた様のコーヒー生活にお役立てください。

そして、「タメになったわ」というお声が聞こえてくれば、私はとても嬉しいです。