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コーヒーの雑味の原因3点 |知っていますか。

2018.11.10 更新 | 2018.09.03 公開

3つのコトを守れば、雑味の少ないコーヒーを美味しく飲めます。

まずは但し書きから。

避けて欲しい2つのコト。
●スーパー、デパートなどの小売店、量販店で販売している酸化してしまったコーヒー豆・粉を使うコト。
●焙煎して日数が経過してしまった、鮮度の悪い酸化しているコーヒー豆・粉を使うコト。

以上2点のコトについては記事を読んで実践しても、酸化した油脂成分の影響で美味しくできる可能性は、とても低いでしょう。
どうか、ご了承ください。

この記事の対象は、コーヒーをハンドドリップで淹れる場合に限ります。
コーヒーメーカーの場合は機種により、かなりの雑味の差が有ります。




結論から。

出来上がったコーヒーの雑味を感じる主な原因は。
  • 沸かしたての熱湯をコーヒー粉に注ぐコト。
  • コーヒー豆をコーヒーミルで、細かく挽きすぎるコト。
  • 焙煎してから日数が相当経過し、尚且つ、正しくハンドピックをなされていない豆を使うコト。


では順に説明していきます。

コーヒー粉に熱湯を注ぐコト。

コーヒー粉の成分の中には旨みと雑味が有ります。そしてお湯の温度が高ければ高いほど、含まれている成分が溶け出すでしょう。
旨味には、甘味、苦味、酸味、渋み、コクが有り、人間が五感で感じることができます。

コーヒーに関しての雑味とは個性です。
日本人があまり好まない、より苦く、より渋く、より酸味そして、甘味、辛味など食材の全ての個性が雑味の中には有ります。

そしてコーヒー粉に沸騰直後の熱湯を注いでしまうと、あなた様があまり好まない味の個性が沢山ドリップされることでしょう。つまり、雑味が多くなってしまうのです。

例として、熱湯を使った料理の場合が有ります。
お味噌汁を作るときには、野菜を包丁で切って入れますよね。野菜を入れて、だし汁をグラグラと沸騰まで持っていくと、アクと言う雑味が多く浮いてきます。このアク・雑味の中には、不味い成分でいっぱいなのは、あなた様もご存知ですね。

そして出てきた多くのアク・雑味を、お玉などで除去。このことをアク取りと、料理の世界では呼ばれています。

コーヒーをドリップするのも、料理と一緒。
なぜならコーヒーは果物という食材で、熱湯を掛ければアク、雑味が出るのです。

コーヒー豆をコーヒーミルで細かく挽くコト。

コーヒー豆を細かく挽くコトも、野菜を細かく切るコトと同じで、切れば切るほどお湯に触れる表面積が増えていきます。結果、より雑味が出やすくなるでしょう。

先ほどの味噌汁と一緒。野菜をみじん切りにして、グラグラと沸かしてみましょう。お湯にはとても多くの雑味が出てきます。コーヒーも同じで細かく挽くと、お湯に触れる表面積が増えるので雑味も多く出てしまうのです。

コーヒー豆を焙煎後、かなりの日数が経過している。

コーヒー豆には良質の脂分が、含まれています。脂分は温度が高くなる、酸素に触れる、紫外線に触れるコトで酸化が進行するでしょう。焙煎後は日毎に、脂分の酸化が進んでいきます。

脂分の酸化が進んだコーヒーをドリップすると、本来、旨味の素のはずの脂分が、あなた様の好まないアク、雑味となり、コーヒー液に混入するということです。

ここでは詳しくお話しませんが、酸化したコーヒーの脂分を飲むということは、美味しくないというだけではなく、あなた様の身体にも、とても危険なコトなのです。

ご興味の有る、あなた様には、こちらの文献をお読みください。
    • リンク先ページを、ご紹介しておきます。
    • 参考文献 / 名古屋文理大学紀要 第9号(2009)
    • 総説 油脂劣化とその分析評価 著者 市川 和昭 様
    • http://www.nagoya-bunri.ac.jp/information/memoir/files/2009_12.pdf

そしてコーヒー豆の中には、欠点豆も含まれています。

欠点豆とは豆の芯まで焼けていない、未熟な豆、焦げてしまっている豆のコトです。

この欠点豆を取り除く作業のコトを、ハンドピックと言います。コーヒー豆のハンドピックを正しくなされいないと、出来上がったコーヒー液の中に雑味成分が入って行くでしょう。

コーヒーが不味く感じてしまうのは、これら3つのコトが原因。

本当はいろんな要素が複雑に関係しているので、あなた様でコーヒーの味を、お気軽に改善できる点は、この3点だと思います。特に”コーヒー粉に沸騰直後の熱湯は禁止”。これだけでも心がけていただくことで、直ぐにコーヒーの味は角が取れて丸くなり、美味しくなるでしょう。

コーヒーを美味しくするためには。
簡単ですね。
    • 沸かしたての熱湯をドリップポットに注ぐ。そして1人前のお湯の量だと、90秒ほどお湯を冷ましましょう。
    • コーヒー豆をコーヒーミルで、粗く挽く。
    • 正しく焙煎され正しくハンドピックをされた、できるだけ鮮度抜群のコーヒー豆を買うコト。
この3つのコトを守って頂ければ、雑味の少ないコーヒーを、美味しく飲むことができるでしょう。

コーヒーの雑味の原因になる3つのコトについての、まとめです。

出来上がったコーヒーの雑味になる原因は。
  • 沸かしたての熱湯をコーヒー粉に注ぐコト。
  • コーヒー豆をコーヒーミルで、細かく挽きすぎるコト。
  • 焙煎してから日数が相当経過し、尚且つ、正しくハンドピックをなされていない豆を使うコト。
コーヒーの雑味を感じる原因は、この3つに有ります。
ご理解いただけましたか。

それでは楽しいコーヒー生活にお役立てください。








雑味の少ないコーヒーを飲んでください。


雑味とは。

飲食物のなかに入りまじって、本来の味を損なう味。特に、日本酒の味にいう。

飲食物に混じって、本来の味を損なう不純物の味。 「 -のないコーヒー」

出典: 雑味 https://kotobank.jp/word/%E9%9B%91%E5%91%B3-677950


原因とは。

ある物事や、ある状態・変化を引き起こすもとになること。

また、その事柄。

出典: 原因 https://kotobank.jp/word/%E5%8E%9F%E5%9B%A0-491406



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